仕上げ実績・ブログ
2013.04.20
AVS-VS5と日産純正ホイールのスーパーポリッシュバレル2次元研磨
AVS-VS5も日産純正も純国産鋳造品(エンケイ製)ですので製法、素材が良いためCASTホイールでもバレル研磨にてテカテカの光沢ポリッシュホイールになります。 
AVS-VS5はデザイン天面の2次元研磨にして日産純正の方は鋳造品独特の砂肌の鈍い半光沢を広領域に生かしてワンポイントの天面ポリッシュ表現です。 
同じ2次元でもデザインや構造によりポリッシュ領域が違うと表現も変わってきます。 
AVS-VS5と日産純正鋳造(CAST)ホイールのスーパーポリッシュバレル2次元研磨 
その1・・AVS-VS-5バレル2次元研磨 
 
 
山梨県のお客様・・・2本やや曲がっていますが全体的に程度の良いブロンズカラーのAVS-5です。 
 
  
剥離からブラスト研磨 
 
 
曲り、ガリ傷修理から始まります。ポリッシュはパテ埋めや削り込みなど誤魔化しが効きませんのできちんとした修理が出来ないとバレル仕上げなど出来ません。 
 
 
リム修理後、ハンド研磨にて天面を荒研磨してバレルの前処理に入ります。 
 
 
バレル研磨機で荒メディア挿入層で1時間くらいバレル荒研磨します。 
 
 
ハンド研磨~ハンドバフ~バレル研磨を数回繰り返しバレル2次元研磨の完成です。 
 
 
本体丸ごとバレル層での研磨ですのでインナーリムや側面リムもついでに綺麗になります。 
 
 
ハンドバフだけでは絶対に表現できないバレルならではの肌質光沢感です。 
 
 
2次元研磨の場合はスポーク縦壁はユズ肌の鈍い光沢になります。 
その2・・日産純正バレル2次元研磨 
 
 
千葉県のお客様・・曲りもガリ傷の無い程度の良いハイパーシルバー(DSK)の日産純正ホイールです。 
 
 
塗装剥離とブラスト研磨 
 
 
リム端とスポーク天面のみを荒研磨します。 
 
 
バレル荒研磨にかけると砂肌部も淡い光沢が出て来ます。 
 
  
天面部をハンドバフからバレル仕上げ研磨して完成です。 
 
 
こちらもインナーリムや側面リムはついでに綺麗になります。 
 
 
リム端からスポーク天面部の光沢面からスポーク縦壁の境目にかけてグラデーションがかかったようににジュワーっとだんだん肌が荒くなり鈍い光沢のバレルならではの表現です。これがただの天面バフだったら砂肌面はブラスト研磨肌のグレー肌になってしまいます。 
修理屋として一番肝心な最初の工程の「曲り、ガリ傷修理」と最後の「クリアー塗装」は私が行っています。その後の荒から磨き仕上げは専属のスタッフが朝から晩まで心込めてひたすら磨いています。 修理ができる人間が育ってくれれば私もだいぶ時間が取れて楽をするのですが修理部門だけは今のところ社員には任せられません。 
カラー塗装仕上げと違いポリッシュ仕上げは素材の良し悪しに大きく左右されますが、それより一番肝心な修理が出来ないとバレル研磨機も何の用を足しません。 
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