ホイール修正・リフレッシュ・リメーク・全国対応のカスタム専門プロショップ オートサービス西

お電話かメールでお気軽にお問い合わせください。 0995-65-7225 営業時間  9:00~19:00 定休日:日曜・祭日

メールでのお問い合わせ

仕上げ実績・ブログ

2011.10.10

BBS-RGのリム(ポリッシュ仕上げ)/ディスク(カラー塗装)の個別仕上げ

スバル純正のBBS鍛造13インチとBBS-RG鍛造16インチへの溶剤ウレタン焼付けカラーによる塗り換えからリム部はBBFバフ鏡面研磨仕上げでのリフレッシュ・リメークです。

サイズやモデルは違いますが、1Psへのリム/ディスク個別仕上げの作業の流れは変わりありませんので、2台まとめてご紹介いたします。

同じ内容の作業でも現品の損傷状態の違いや修正の(有り・無し)と塗装メニューなどで料金や納期が違ってきます。

リムポリッシュ部は本来切削ラインのダイヤモンドカットですが、コスト面やメンテの配慮からオーナー様の希望でノークリアーによるBBFバフ鏡面仕上げとなっています。





1Psホイール/リム・ディスクの個別仕上げ



鳥取県のお客様・・修理工程が無い程度良好のスバル純正のちっちゃなカワイイBBSです。







埼玉県のお客様・・ガリ傷やポリッシュ面の痛み劣化が進行中のRGでしたが、早めの処置で問題なく綺麗になりました。

※注)「虫食いや腐食」の劣化が激しいポリッシュはいくら磨いても斑点、シミが残り、ポリッシュ表現が不可となりますので、早めの処置が必要です。







まずは両者塗装剥離~ブラスト研磨から始まります。!







16インチのRGはガリ傷肉盛り有りです。





 

溶剤ウレタンメタリックカラー用の下処理塗装です。





 

メインのゴールド&シルバーメタ塗装してさらにメタリック系は一旦クリアーを丸ごと塗って塗装を完成させます。

リム/ディスク丸塗り仕上げならここで作業終了ですが、ここからリム研磨に入ります。

塗装完成後、リム研磨の段階で、「BBFバフ鏡面研磨」「ダイヤモンドカット」などお好みのリムポリッシュをします。



ダイヤモンドカットの詳細はこちら











ディスクからリム部の側面、裏面まで全てBBS-LMと同色のゴールドを塗り、リムポリッシュ面は、「BBFバフ鏡面研磨」してスバル純正のBBS13インチは完成です。









ディスクからリム部の側面、裏面まで全てGR純正カラーを調色したシルバーを塗り、リムポリッシュ面は、「BBFバフ鏡面研磨」してBBS-16インチは完成です。



BBFバフリムポリッシュ研磨とは・・・

リム研磨専用の研磨機にて番手が80番・120番・240番の荒研磨から始まり、 それから仕上げ研磨の油研ぎ研磨が240番・320番・400番・600番・800番・1200番・1500番・2000番までペーパー目を細かくして手と顔が油まみれになりながらひたすら磨いて行くアナログ的な研磨ポリッシュ方法です。

アナログなため構造を選ばず低コストで臨機応変に対応が出来ます。



ダイヤモンドカットとは・・・

様々なデザイン、構造やこの世に二つとして同じ動きをしないモノに対して表面の形状を3Dで立体数値化して形状に沿って表面を均一に削り出しするワンオフ修理ではハイテクな切削ライン研磨工法です。

ハイテクでは有りますが構造デザインを選びコストがかかります。





●リムフランジ部への研磨について●

 

リムフランジ部の塗装部は残してのリムポリッシュ仕上げです。

リムにメリハリが付いてホイール全体が締まったような感じとなります。



 

リムフランジ部まで研磨してのポリッシュ仕上げとなります。

ホイール端まで磨いてありますのでホイールが大きく見えます。

1Psのリム/ディスク個別仕上げは一旦丸塗りしてからリム研磨となりますので、リムブランジ部を残すか研磨するかで、料金の差は発生いたしません。

お好みに応じて対処いたしますのでお気軽にお申し付けください。 



 

今回リムポリッシュ部はノークリアー仕上げとなります。

今回のこのリムにはピアスボルトやバルブなど突起物がないためノークリアーでもワックスやコンパウンド磨きなど簡単にヒト拭き出来ますのでメンテナンスが特にやりやすい構造です。

オンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら



ノークリアーのメンテナンスについてはこちら





アウターリムポリッシュはBBFバフ鏡面研磨・スーパーミラーバレル鏡面研磨・ダイヤモンドカットなどご予算、ご希望に応じてポリッシュ加工いたします。

アウターリムポリッシュ研磨についてはこちら





完全なる修正が出来て4本リフレッシュ・リメークとなります。









(有)オートサービス西HPはこちら

2011.10.05

BBS-RS15インチ 拘りフルリフレッシュ「ダイヤモンドカット&シルバーメタ」

当社が得意とする毎度おなじみのRSです。今回の7Jx15のRS(ゴルフⅡ用)は国産RSでは無く本国ドイツ(当時西ドイツ)製のため販売当時の本国仕様のRS復元への拘わったフルリフレッシュです。

旧式のRSは本国ドイツ(当時西ドイツ)製と純国産(ワシマイヤー)製のRSとがあります。

それらは同じRSでもモデルにより互換性が無いモノもあり、またシルバーカラーやポリッシュの仕上げ、バルブ、ピアスボルトも本国ドイツ製と純国産製のRSでは微妙に違います。

20年前の本国ドイツ製のRSにより近ずけ復元するためのフルリフレッシュです。 普段やっているカスタムRSとは思考や意味合いがちょっと違います。





BBS-RS7Jx15インチ本国ドイツ製RSへの復元フルリフレッシュ

 

福岡県のお客様・・ガリ傷以外は年代モノの割りには比較的程度の良いRSです。

表デザイン面は退色が大きい為、劣化の少ないスタットボルトのホール付近をカラー見本として色を作り、色合わせしたシルバーメタで再塗装!。リムポリッシュ部は元肌表現のため何とかダイヤモンドカットに成功!。そしてピアスボルトはそのまま復元再生して20年前の新品オリジナルにより近ずけた拘りのリフレッシュです。





 

まずはガリ傷肉盛り研磨形成からスタートします。





 

古いホイールへの再塗装は塗装剥離して無垢の状態からが必須です。





 

調色による溶剤ウレタンのシルバーメタ仕上げですので、下塗装プライマーからサフも同系の下処理です。





 

本国ドイツ製のピアスボルトは国産RSと違いクロームメッキでは無くナシジ調の艶のない黄色っぽい肌をしています。

いくら磨いても国産のピアスボルトのクロームメッキのように光りませんが、オリジナルの肌出ししてからサビ止めのためにパウダーコートクリアーで皮膜保護して今後サビにくいように配慮して有ります。

ナットもパウダーコートシルバーを塗ってありますので、当時無かったパウダーコートで今の技術を生かしています。





 

ダイヤモンドカット用に他のRSのディスクをつけてアウターリムのポリッシュ面をダイヤモンドカットします。

※注重要)ダイヤモンドカットは既存の肉厚が有るモノや構造デザインなど限定されます。何にでも出来るモノでは有りません。またダイヤモンドカットは何回も同じ加工が出来ない場合もあり修理回数に限界がありますので次回、傷や曲がりを付けないように十分な注意も必要です。ダイヤモンドカットの特性は下記説明を良く読んでください。





 

RS各パーツの完成です。

RSはこれだけのパーツが有ります。それら全て別々に作業しますので時間と浪費がそれなりにかかります。

※RSに限らず完全分解できるモノは全て同じ作業の流れです。





 

リムポリッシュ部はダイヤモンドカットして、シルバー塗装部は現品カラーに合わせたシルバーカラーの復元です。 キャップもあえて薄型に変えて有りません。

腐食したアルミ製の6画キャップはダイヤモンドカット不可のためスーパーミラーバレル研磨(3次元)にて磨き込みました。

プラ製のキャップは塗装(パウダー不可)しか方法が有りませんが、アルミ製のキャップへ塗装(シルバー塗装、ハイパー塗装、パウダーカラー)してしまえばかえって不恰好ですので、磨いて光沢復元の方が断然良いです。





 

ピアスボルトが国産RSのクロームとは違い艶の無いやや黄色っぽいのがお解りでしょうか?ピアスボルトを新品のクロームに換えれば簡単な事ですが、既存のモノをいかに生かすかと言う方が難しいです。また光ってれば良いってもんじゃないと言う、これもオーナー様の拘りでも有ります。







 

ナットはパウダーコートによるシルバー塗装です。

パウダーコートなら工具で締めてもびくともしませんし、のちに塗装剥げやサビの心配もなくなります。







インナーリムはもちろんの事、リムサイド面も全てクリアーで抑えてあります。



BBSーRS15インチ 拘りリフレッシュの詳細■

1・アウターリム・・・・・・・・・・ダイヤモンドカット(オンクリアー)

2・インナーリム・・・・・・・・・・調色シルバーメタ(オンクリアー)

3・ディスク&プレート・・・・・・調色シルバーメタ(オンクリアー)

4・6画キャップ・・・・・・・・・・3次元ミラー研磨(オンクリアー)

5・ピアスボルト・・・・・・・・・・洗浄研磨、パウダーコートクリアー

6・ナット・・・・・・・・・・・・・・・洗浄研磨、パウダーコートシルバー

7・エアーバルブ・・・・・・・・・洗浄研磨、パッキン一部交換

8・リフレッシュのリム交換に伴うシーリング打ち直し

9・エンブレム・・・・・・・・・・・・無し

※15~17インチまでのレギュラーサイズのリムは多数ストックしていますので、「修復暦有りのリムや曲り、割れ」のひどいモノは在庫がある限り、リム交換、ピアスボルト交換、キャップ交換して修理、リフレッシュいたしますので安心してご依頼ください。





★ダイヤモンドカットについて★

ダイヤモンドカットとは書いて字のごとく表面部を磨くのではなく表面をPC旋盤のバイトで切り込みながら一皮カットしてそのカットラインが虹色のヘアーラインとなるワンオフ修理加工ではハイテクな切削研磨工法です。

ダイヤモンドカットはまず「共振・振れ」の無いモノ、さらに元々の肉厚が有るモノやデザイン構造も選びます。そのため何でもかんでもダイヤモンドカットは出来ません。



旧RSは1枚型の肉薄リムのためリムの真円が少しでも振れていると最大値を基準にカットしますので多く振れる箇所は肉厚が 薄くなったりして均等な肉厚確保が出来ないため不均等なリム肉厚となり見た目も薄く仕上がり、強度低下のリスクも伴います。

今回のRSは共振が少なかった事浅リムでしたのでどうにかダイヤモンドカットできました。

ダイヤモンドカットは厳密に言えばオリジナルの肉厚が多少失われますので肉薄のリムは強度低下のリスクも伴い、何回も同じ加工が出来なくなります。

つまり磨きこみの「BBFバフ鏡面研磨やスーパーミラーバレル研磨」は肉厚損失には影響しませんので何百回でも再研磨は可能ですが、「ダイヤモンドカット」はカットするたびに肉厚が失われるため、既存のリムの肉厚や構造により同品の複数回の修理には不向きとなります。



RSの深リムやRSリムに類似する旧式のOZ(AMG・フッツーラ)などの3Ps1枚型の肉薄リムは肉厚確保や強度確保の面からダイヤモンドカットカットは不可となります。それらはBBFバフ鏡面研磨仕上げかスーパーミラーバレル研磨の磨き込み工法となります。



1PsホイールやBBS-LM、スーパーRS、RS-GTなど2Psでも元々肉厚が有るモノなどは1~2回程度ならダイヤモンドカットも可能ですが、それ以上の複数回のダイヤモンドカットは肉厚損失を伴うため肉厚のある2Psでも修理回数には限度がります。







アウターリムのポリッシュ仕上げ
は「BBFバフ鏡面研摩・スーパーミラーバレル研磨・ダイヤモンドカット」の3種の研摩加工いたします。

※構造により対応できないモノも有ります。

3種類のアウターリムポリッシュ研磨についてはこちら 

 

ディスク部へはカラー塗装「溶剤系ウレタンカラー・粉体パウダー塗装」と当店自慢の「スーパーミラーバレル研磨(ミラーポリッシュ)」いたします。

※粉体(パウダー)塗装は部分塗装や指定カラー調色がで来ません。

粉体(パウダー)塗装についてはこちら

ポリッシュ加工、カラー塗装などご予算、用途に応じて対応できるモノならいかようにもリフレッシュ・リメークいたしますのでお気軽にお問い合わせください。









(有)オートサービス西HPはこちら

2011.10.03

レーベンハートのクロームメッキ剥げからパウダーカラー&ポリッシュ加工

3Psレーベンハート19インチのクロームメッキの剥げメクレからパウダーカラーとポリッシュ磨きによるリム2色表現です。

アウターリムは全面ポリッシュのご希望でしたが、クロームのダメージ大きかったため加工内容が変更となりました。

クロームを剥離してから地金の程度により加工内容が変わってきます。





レーベンハート19インチ クロームメッキからパウダーコート&ポリッシュ加工



大分県のお客様・・クロームメッキに良くあるボロボロに剥げてしまう現象です。

こうなればホイールを洗う気にもなりませんよね。

クロームメッキは遅かれ早かれいずれメッキが剥げてしまいエアー漏れも起こします。 早めの処置が大切です。







クロームメッキ(銅板金属膜)は自前では剥離出来ませんので、クローム工場へ剥離加工をお願いしています。







クローム剥離が完了して届いた状態では「虫食い、巣穴、陥没」が至る所へ出ています。これではリム研磨してリム全体がピカピカになっても「虫食い、巣穴、陥没」の痕跡は残ってしまいます。急遽パウダーコートのカラーで「虫食い、巣穴、陥没」を隠し消すしか方法は無く、幸い地金の損傷の少ないリムの天辺フランジ部はポリッシュ加工が可能なため黒とポリッシュの2トーン表現の加工内容へ変更となりました。







「虫食い、巣穴、陥没」を埋めるためにリム面へはパテ埋めを避けたいため、パウダー用のプライーで大方の穴埋め塗装をします。

でもやっぱり穴部から弾きが出て旨くいきません。









数回重ね塗りをしてどうにか「虫食い、巣穴、陥没」を埋めた状態です。

肌の粗いユズ肌状をサイディング平滑出ししてからパウダーコートへと入ります。









一回目のパウダーコート (1回で旨く行く訳がありません。)









案の定、肌が粗く至る所へまだ「虫食い、巣穴、陥没」の痕跡が見えます。

これでは話になりません。もう一度パウダーコートです。









パウダー2コート目の下処理の足付け肌だしのサイディングします。

パウダーコートの肌は硬いため溶剤系のようにいきなり1000番目のペーパーではびくともしません。

320番目位から徐々に1000番目までペーパーをかけていきます。









パウダーコート2コート目です。 (今度こそ旨く行ってくれと祈りながら・・)







 

「虫食い、巣穴、陥没」が消えてくれて肌が揃ってくれればいいのですが!

焼いて溶かしてみないとこの状態では解りません。









実際は4本の内、特に劣化の酷かった2本が旨くいかず何回も手直してどうにかパウダーコートの塗装が完了しました。それから次はリムフランジ部のポリッシュ加工となります。









アウターリムのポリッシュはクリアーコートして全て完成です。

ディスクとインナーリムは今回修理、リフレッシュはしませんので洗浄のみです。











永~い道のりの末ようやく完成しました。





クロームメッキから多種カラー塗装への塗り替えはクローム層を剥いでパウダーコートした方が耐久性は格段に向上しますので、クローム完全剥離をお勧めいたします。その分クローム剥離代や剥いだ後の下処理に手間と時間がかかり料金と納期もそれなりにかかってしまいます。



どんな加工にせよクロームホイールは修理再クローム別カラー塗装もすべて一番コストの掛かる面倒で厄介なホイールです。

※クロームの腐食、メクレのない程度の良いクロームは直にパウダーコートできますので、低コストで耐久性のあるカラー塗りが可能となります。クロームメッキからカラー塗装をお考えの方はクロームが剥げる前にご相談ください。



クロームメッキの修正/再クロームについてはこちら





((有)オートサービス西HPはこちら

ホイール修正・リフレッシュ・リメークは
「全国対応のカスタム専門プロショップ 」オートサービス西へ

カレンダー

«11月»
      1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30       

カテゴリーリスト

アーカイブ

フィード