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仕上げ実績・ブログ - 2011年03月

2011.03.30

BBS-RGR ガリ傷、曲り修正/リム鏡面研磨/ハイパー塗装(DBK)

名古屋のお客様からのご依頼BBS-RGR18インチホイール修正、リフレッシュ・リメーク

4本みなガリ傷、曲り有りの手ごわい修正リフレッシュでしたのでやや納期を頂き 、時間をかけてビシット直してからのお化粧となりました。





 

シルバーメタ&リムポリッシュからハイパー&(DBK)リム鏡面研磨

修理工程は完璧です。(自画自賛)

※当店のポリッシュ仕上げは、ダイヤモンドカット、鏡面研磨、スーパーミラーバレル研磨のポリッシュ仕上げをしていますのでご予算、用途に応じて対応しています。

艶落としポリッシュ可能です。







 4本とも全てガリ傷、曲り修理からの始まります。

※ガリ傷やエグレが入る時の衝撃により目視出来ないくらいの曲りは少なからず起きます。





 

やや修理で時間がかかりますが、ガリ傷修理程度は問題なく直します。

 注):よそ様の修復暦のあるホイールの手直しには限界があります。







 

修理完成後、塗装への下処理となります。







最初の予定ではリム/ディスクの丸塗りハイパー塗装でしたのでここで完成となりましたが、お納めする段階でリム鏡面研磨へと変更となりました。

2度手間となりますが、ご希望に応じてリム鏡面研磨と変更いたします。

※リム部へ塗装を前提としてパテ埋めなど一切やってませんので塗装を剥いで磨けばきちんと修理した証となります。

ポリッシュ部は誤魔化しの出来ない修理です。





せっかく完成した塗装を剥ぎながらリム面を鏡面研磨し直ししてリムポリッシュの完成です。

丸塗り塗装とリム/ディスク個別仕上げは好みの問題ですのでどちらが良いとは言えません。





 

リムの光沢写り込みはご覧の通り、鏡面研磨は2000番まで地道に磨きこみます。鍛造ホイールは根気よく磨けばより光ります。



 

リム面のガリ傷、曲がりなど原型を完全復元して解らないように直すのがプロ仕事です。



欠けやガリ傷修正などカワイイ修理です。

修正に絶対の自信があるからこそ作業の証として修正作業(肉盛り・研磨・下地等)の写真を商品と添えてお客様へ提出しています。

表面の仕上がりだけを評価されますが、それより目に見えない土台となる下修理を良く観察してください。

削り落としやパテ埋め修理程度ならだれでも出来ます。



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2011.03.25

人気のマットブラック再塗装リフレッシュ・リメーク

東北福島県のお客様からのご依頼品「VENERDI19インチ」のガリ傷修正マットブラック塗り替えリフレッシュ・リメークです。

1月にお預かりした商品で、雪解け時期3月頃の納品猶予を頂きでお言葉に甘えて後回しに作業しており、いよいよ完成時期に今回の地震で、連絡が付かず大変心配いたしましたが、ご無事との連絡頂き本当に良かったです。

大変遅くなりましたが、その間、大切に保管しておきましたのでご安心ください。

私の作業で楽しみにして頂き、喜んでもらえればれば幸いです。





お手元に届く前にブログにてご報告、お知らせをいたします。

 

元はハイパーブラックでしたが傷直しついでに気分転換で同じ黒系でも全く違ったイメージチェンジです。





 

4本とリムガリ傷有りです。





 

塗装剥離や研磨で取れる傷は良しとして深いガリ傷はお決まりの肉盛り研磨形成です。





 

マットブラックはしっとりとした落ち着いた雰囲気に仕上がります。

お手元に届くまで楽しみにしていてください。







こちらはユーザーホワイト塗装からマットブラック塗り替えです。

 

缶スプレーによるユーザー塗装です。



 

缶スプレーはラッカー系のため塗装縮みを起こしますし、また、下地が怪しいですので、全て剥離から始まります。







粗悪な修復暦や大きな傷、曲がりが有りませんでしたので、ローコストで仕上がります。

シビアなカラー調色を要さない単色カラーなどの艶有り、艶無しは焼付け溶剤系塗装または粉体(パウダー)塗装などどちらでも、ご予算、用途に応じて対応いたします。

※粉体(パウダー)塗装は調合なしの単色カラーとなり部分塗装や指定カラー調色がで来ません。  

粉体(パウダー)塗装についてはこちら



見た目だけのリフレッシュ
ではなく基本となる修理・修正が完璧に出来て本来のBefore&After リフレッシュ・リメークとなります。





特殊ポリッシュ加工、カラー塗装などご予算、用途に応じて対応いたしますのでお気軽にお問い合わせください。



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2011.03.23

BS-RS/15インチ100-4H/リフレッシュ・リメーク・リム交換

東北地区のお客様からのご依頼、GOLFⅡ用 BBS-RS15x100-4Hリフレッシュ・リメーク の自信作です。



ご不便な生活を強いられていますが、ご無事であった事が何よりです。





東北地区への集荷発送も回復いたしましたが、お客様自宅までの配達が出来ない模様です。そのため運送会社営業所止めとなっており営業所が長い行列で混雑込み合っているようですので、様子を見て発送いたします。

その間、お店に飾って大切に保管しておきます。

楽しみにしていてください。



お手元に届く前に変身振りをブログにてご報告、お知らせをいたします。

 

6.5J黒からF7.5J/R8.0J赤へリフレッシュしてサイズアップ





 

塗装ダメージのある年代モノは塗装剥離から始まります。





 

 ピアスボルトやエアーバルブの錆び、腐食がひどいため洗浄研磨しても綺麗に回復しませんので今回は当店ストック品と交換いたしました。

プラ製エンブレムもヒビ、割れ、削れがありますのでこれも交換です。

ささやかではありますが私からのプレゼントです。







 

各パーツ(6点パーツ)完成後、合体して終了!

細部にこだわりピカピカにしてあります。

RSのリフレッシュは頻繁に紹介していますので各パーツの作業詳細は今回は省略いたします。







 

アウターリム2.0インチ交換でフロントホイール7.5Jとなります。







 

アウターリム2.5インチ交換でリアーホイール8.0Jとなります。









 インナーリムとリムサイド面の剥離研磨して再塗装さらにクリアー塗装もしてあります。







 

見た目だけのリフレッシュではなく基本となる修理・修正が完璧に出来て本来のBefore&Afterとなります。



■BBSーRS15インチ リフレッシュ・リメーク加工の詳細■


1・アウターリム・・・・・・・・・・2.0J/2.50J新品交換(ノークリアー)

2・インナーリム・・・・・・・・・・曲り修正/シルバーメタ再塗装(オンクリアー)

3・ディスク&プレート・・・・・TOYOTA・VITZスーパーレッド(指定カラー調色)

4・6画キャップ・・・・・・・・・・薄型キャップと交換/3次元ミラー研磨(オンクリアー)

5・ピアスボルト・・・・・・・・・・当店ストック品と交換

6・プラ製エンブレム・・・・・・当店ストック品と交換 (無料プレゼント)

7・エアーバルブ・・・・・・・・・当店ストック品と交換 (無料プレゼント)

BBS-RSアウターリムのサイズや交換の詳細はこちら



リムポリッシュ仕上げは鏡面研摩、バレル研摩、ダイヤモンドカットの3種の研摩加工にて対応しています。

 

カラー塗装は溶剤系ウレタンカラーと粉体(パウダー)塗装で対応いたします。

※粉体(パウダー)塗装は部分塗装や指定カラー調色がで来ません。

粉体(パウダー)塗装についてはこちら

ポリッシュ加工、カラー塗装などご予算、用途に応じていかようにも対応いたしますのでお気軽にお問い合わせください。



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2011.03.20

BBSスーパーRS19インチ新品ホイールへのプリマドンナ仕様

東北関東大地震の被害に遭われた皆さまには心よりお見舞い申し上げます。



今回の地震による被災者のお気持ちや世間の混乱も配慮して修理やカスタム紹介のブログは自粛していましたが、先日被災地、宮城県の 「みんカラ」友達のJUNさんより 「今後は、少しでも元気を元気を頂けるように、今まで通りホイールリフレッシュなどの記事も観れると本心から嬉しいです^^ 今の辛い状況下、少しでも楽しみを分けて頂けます。」 ありがたいお言葉を頂き、今日からまた修理の紹介やカスタムの紹介をさせていただきます。





復活1個目は完成のご連絡も兼ねまして岐阜県からのご依頼プリマドンナ仕様を紹介いたします。

 

新品からのご依頼ですので、もちろん修理工程はありませんが、キャップのメッシュプレートのゴールドとパールホワイトの2色カラー(ゴールドリング)に今回は苦労いたしました。





メッシュプレートのパールホワイト&ゴールドリング2色カラー加工



ゴールドがウレタンゴールドなら2色表現もまだ比較的容易ですが、メッキ調への表現のため、まずは素材をピカピカに磨きこみ光沢を出す必要があります。

クロームメッキの方法がありますが、コストが高くなる事と、なにより素材を痛めるリスクを伴います。







磨きこんだアルミ製のプレートへ光沢を透かしながら金に染めます。

ここで一旦クリアーまで塗って表面を抑えます。

ここからのマスキングが大変です。

通常の紙テープ式のマスキングでは案内溝でもない限り、丸い円に沿って円の表現が上手に出ませんし、またデザインが凸凹の形状のため凸から凹への山谷に沿って丸く描くのは不可能に近い作業です。







そこで登場するのがカッティングプロッターです。

柔軟性のある極薄の塩ビのシートをサイズに合わして丸くカットしたマスキング用の塩ビシートを準備します。

※カッティング塩ビシートはボディーマーキングや看板文字用のため塗装用マスキングではありませんの剥ぐ時に糊残りを起こします。糊を削除するのにも手間がかかります。







柔軟性のある塩ビシートを凸から凹への形状に沿ってドライヤーで伸ばしながら少しづつ貼っていきます。

最初の難関マスキングが無事に完了!







パールホワイトを塗り、クリアーまで完成さて、マスキングを剥いだ祭に裁断面とマスキング筋が出ますのでそれをカバーするためにさらにゴールドリングとパールを丸ごとクリアー抑え塗りをしてゴールドリングの完成です。

ゴールドで1回、パールで1回、最後に丸塗り1回、計3回のクリアーを塗った事になります。 (・・汗)







ディスク部のパールや6画キャップ、ピアスボルトのゴールド化は普段やっていますので、予定通りに進みましたが、メッシュプレートのゴールドリング2色化は初のトライで案の定、途中で3枚失敗してしまい、また一からやり直しとなり、メッシュプレートで納期がかかってしまいました。

在庫品で予行練習した時は旨くいったのですが・・・





新品ホイールですので、2Psリム部は加工していませんので、インナーリム、側面はシルバー塗装となり、アウターリムポリッシュ面はダイヤモンドカットの新品ままです。

ダイヤモンドカットはバレル研摩や鏡面研摩のようにテカテカの光沢ではありませんので写真ではやや艶が引いたように写ってしまいます。







キャップ&プレートを2セット分用意していただきましたのでこちらのIMPULプリマドンナもいかがでしょうか?

キャップ&プレートを換えるだけでイメージが大きく変わります。

お客様からの様々なご要望に応じられるようにまずはトライしてみる事、そこから思考錯誤してそれが経験となり次の仕事に繋がります。

経験・体験に勝る修行なし!の言葉通りです。



■BBSースーパーRS19インチ プリマドンナ仕様の詳細■

1・2Psリム部・・・・・・・・・・新品のため加工無し

2・ディスク部・・・・・・・・・・パールホワイト塗装

3・メッシュプレート・・・・・・ゴールドメッキ調&パールホワイト

4・6画キャップ・・・・・・・・スーパーミラー研磨(ゴールドメッキ調)

5・ピアスボルト・・・・・・・・ゴールドメッキ調 へ加工

6・プラ製エンブレム・・・・レッドエンブレム新品交換

スーパーRSのプリマドンナは存在しませんので目立ち度アップです。





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2011.03.17

被災地からの連絡

今日被災地、宮城県のJさんからご無事とのお電話いただきました。

ご無事でよかったです。 ただただ嬉しかったです。

電気、ガス、水道も無い、食べ物にも満足いかない無い、ガソリン、灯油も無い不自由で寒い最中に

ただのホイール屋の私にわざわざ安否の連絡をしてくださった事に素直に感謝しました。



宮城県のJさんは私の大切なお客様です。

遠方のお客様ですので、メールと電話でしか連絡し合えないし、会ったことも無いお客様です。

そんなJさんから「心配かけました、私は無事です。」と気使いの電話いただき

「無事でよかったです。頑張ってください」としか、気の利いた言葉もみつからず

逆にこちらが勇気付けられ元気をもらった感じです。

そんな今の私には何がしてあげられるのかと思います。

何不自由の無い今の暮らしをしている私たちにどこまで気持ちがわかるのでしょうか?

どこまでお手伝い支援ができるのでしょうか?


2011.03.13

安否がきになります。

このたびの東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた皆さまに、

心よりお見舞い申し上げます。

波に町が丸呑みされる行く悲惨な状況をTVで見て胸が張裂けるような気持ちです。

東北地方には特に当社のお客様が多数いらっしゃいます。

安否がとても気になります。

ご無事であることだけを祈っています。

この日記を見られた東北地方の方ご連絡お待ちします。



イベントキャンペーンのブログも10日ほど自粛いたします。

2011.03.09

AMG「モドキ」1Ps18インチの大きな割れ修正

パット見、AMGのようですが実はこれ中国産の「モドキ」鋳造1Psです。

このデザインの本物のAMGは鍛造2Psです。

ちなみにブラバス「モドキ」も頻繁に修理が来ます。

アルミ素材があまり良くない鋳造品の上、ディスク部はハイパー塗装でしかもプラ製のダミーボルト付きとなれば修理の困難さが見えてきます。

そんな訳で本物より「モドキ」の方が修理代は割高になります。





ホイール本体の歪みや振れが無ければこの程度の修理ならほぼ完全に修理できます。



パックリと口を開けて、普通は諦めるレベルのダメージではありますが、1本のみの新品入手不可のためどうしてもとの事で、やや納期(30日)を頂き修理いたしました。

付きっ切りでやれば1~2日位でできますが、その間他の仕事が溜まってしまうため納期をいただきます。(各塗装の乾燥時間は余分にかかります。)









オモチャみたいなボタン式のダミーボルトで、トルクスの刻みも、もちろんただのデザインです。

溶接や塗装のためまずはダミーボルトを外す事から始まります。

プラ製の装飾品ですので工具を使えば頭が潰れるし、熱を与えれば溶けるし、ラジペンで引っ張れば欠けるしとダミーボルトを外すだけで余計な時間がかかります。

ダミーボルトについてはこちら







 

ダミーボルトも無事に外し終わりいよいよ修理となります。

まずはパックリ口を開けたリムをプレス機にて元の位置へ戻します。







 

溶接箇所の塗装を剥いで割れた箇所を開先をとり溶接となります。

しかしそれからがリム表裏全体を包み込むように大掛かりな溶接にてのリム復元となります。

普通は割れた箇所だけの溶接とお考えでしょがそれでは本来の形がでません。

プレスして大まかな形は出せても凸凹状のままで外周も本来の形状では無いためです。

カラー塗装の場合はそれらをパテ埋めして誤魔化せますが、ポリッシュアルミ剥きだしのためそれはできません。仮にカラー塗装であってもパテ埋め誤魔化しなど意地でもしませんが・・・・







 

全てハンド研摩による研摩形成です。

リムとディスクの境目に溝が彫ってあるためその溝の復元が難しいところです。

修理と言うより工作の時間です。







 

それ以外のガリ傷はついで作業でただみたいなモノです。







 

リム部の原型修復、荒研摩を一旦終了して、ここからディスク部の塗装となります。

ディスク部の一部溶接形成と溶接熱で損傷したその周辺のみハイパー塗装用の下処理となります。

ここからが当店自慢のハイパー塗装の部分仕上げです。







 

ディスクハイパー塗装後、リム鏡面研摩して無事完成です。

ディスク部は丸塗りハイパー塗装ではありません。

焦げてしまった箇所のみのハイパー塗装です。

ハイパー塗装もべロッと塗装を剥いで、丸塗りの方が簡単ですが他の3本と確実に色ずれを起こします。

通常どのお店もハイパー塗装の傷の大小に関わらず丸塗りが一般的です

当店独自のハイパー部分塗装は周りとなじんで色ずれ違和感も無く仕上がります。

ハイパー塗装部分修正についてはこちら









 

お客様がここまで治るとは思っていらっしゃらなかったようで非常に感激されました。

私から言わせると1Psの割れ修理自体はさほど難しいものではありません。

モノチューブカールリムの曲りの方が遥かに難しいです。

今回の修理はモドキのため厄介な装飾品のハメ殺しプラ製ダミーボルトの取り外しや溶接のによるディスク部までのハイパー塗装の塗り直しなど、メインの割れよりそれに付随する余計な作業が難儀な仕事となります。

 

ピアスボルトが本物でディスクが外れるタイプはリム単体で修理できますので結構簡単に直せます。



リフレッシュ・リメークなどの塗装磨きのカスタム作業は風貌が変化して行く様子にやる側も楽しみもありますが、ホイール修理はよりオリジナルに近づけて使える様に元に戻す仕事のためあまり楽しいとは言えません。

しかしホイール修理がきちんと出来て初めてカスタムへと繋がります。

塗装や磨きは設備と機械さえあれば何とかなりますが、

ホイール修正は完全ハンドメイド作業のため経験と勘こそが全てです。

単品修理から4本組リフレッシュ・リメークによるカスタムなど、あらゆるニーズにお答えいたします。



1本修正ついでに4本イメージチェンジなどご相談ください。



単品修正品は片道送料当店負担となります。

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2011.03.06

BBS-RGR ホイール修正からハイパー塗装(DBK)再塗装

BBS-RGR18インチホイール修正3本

曲り、ガリ傷、エグレ、陥没、割れ、さらに素人さんのパテ埋めと、素人塗装の手直し・・・・ 修理メニューのフルコースです。

1本だけ無事でしたのでそれを見本に修理後、ハイパー塗装(DBK)へ再塗装です。



 

表面の傷だらけだけの様に見えますが・・・・



 





インナーリムの陥没と割れ、それに伴う曲り有りです。



 

インナーガリ傷、削れをパテ埋めしたユーザー修理の痕跡

3本ともこんな感じで全てパテ削除いたします。





 

リム曲り修理(小さな曲りも見逃しません。)

どっち道塗装は剥ぎますので、今回は塗装剥離からスタートします。

アルミ素地の状態になれば傷や曲がりの修理がやり易くなります。





 

リムのガリ傷部もパテ埋めされていましたのでそれも全て削除。

塗装剥離した方がガリ傷やダメージ、荒の素人作業などが発見できます。

ここから腕の見せ所、本格的な修理となります。







ガリ傷肉盛り修正です。





 

陥没があれば当然その周辺は膨らみます。その膨らみを直して陥没割れ部を確実な溶接のために潔く貫通させて開先を取り溶接の下準備となります。





 

割れた箇所の表裏の溶接です。

※ガリ傷肉盛りとクラックでは電圧、溶接棒が変わります。

また鍛造、鋳造、合金プレスなど素材の違いでも溶接棒を変えています。





 

溶接痕の研摩処理して完成です。

ご覧の通り溶接研摩形成は完璧です。





 

裏面、側面はハイパー塗装のベースとなるブラック塗装となります。

陥没、割れ、裏面ガリ傷も目に付くところは全て直してあります。





 

メインのデザイン表面部もハイパー塗装して完成です。

エンブレムの傷が修理前の傷を物語っています。

修理3本の傷、曲り、割れなど修理してから見本となる1本を目視しながらの色(濃淡)合わせの丸塗りハイパー塗装となります。

しかし見本となる1本は既に艶落ちや色落ちも多少ありますので後塗りの3本と完全に全く同じと言う訳にはいきませんが修理後の合わせ塗りとしてのレベルは良い結果と思います。

※年数劣化退色は避けられませんのでどんなモノでも多少の色ずれはでてきます。 後塗りでこの世に二つとして全く同じ色は出せないのです。

ハイパー塗装などリフレッシュとしてのカスタム塗装は「濃い目、中間、薄目」などバウトな感覚となりますが、修理塗装は見本となるホイールとの色合わせが必要となるためオリジナルカスタム塗装より修理塗装の方が当然、難しくなります。



ガリ傷、欠け、クラック修理の形成だけなら取るに足りない簡単な修理です。

色を塗ってしまえばどんな修理をしたのかお客様は判断ができません。



修正に絶対の自信があるからこそ作業の証として修正作業(肉盛り・研磨・下地等)の写真を商品と添えてお客様へ提出しています。

表面の仕上がりだけを評価されてお礼のお言葉をいただきますが、それより目に見えない基本、土台となる下修理を観察してください。 パテ埋めて色を塗るだけなら素人でも出来ます。



1本修正ついでに4本イメージチェンジなどご相談ください。



単品修正品は片道送料当店負担となります。

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2011.03.04

BBS-DTM 19インチ スーパーミラーポリッシュ(3次元)

BBS-DTM19インチ 3次元スーパーミラーフルポリッシュ

「鍛造加圧式(FORGED)」はスーパーミラーバレル研摩に愛称抜群の素材です。

 鍛造品は磨けば光ります。







BBS-DTM 3次元スーパーミラーフルポリッシュ 



シルバーメタの極普通のカラー塗装から、当店自慢の3次元ミラーポリッシュで別物となって生まれ変わりました。

アルミ独特の柔らかい落ち着いた大人の輝き!





 

まずは表、裏、側面丸ごと塗装剥離して、3次元ですのでデザイン面の荒研摩から始まります。

ディスク側面や角部の研摩はエアーツールが使えませんので、全てひたすらハンド研摩となるため この工程が恐ろしく時間と手間がかかる作業です。



ミラーポリッシュ3次元研摩をやりだしてからここ半年間でスタッフが5人ほど入れ替わりました。

指紋が無くなるほどのつらい地味な仕事は続きませんね!

今の新人が永く続いてくれればいいんですが・・・・

ちなみにこの新人若者スタッフは地元の歌手です。CDも出ています。

歌も演奏も、もちろん上手ですが、そんなことより仕事を早く覚えてくれ!

M様・・今回は納期がやや遅れてご迷惑おかけしました。







 

地味なハンド研摩後の最終仕上げはホイール本体を「バレル研摩水槽」へポチャッと漬けて仕上げ研摩するため表デザイン面をメインとして狙って磨く際、裏面、側面ついでにこんな感じで綺麗になってしまいます。







 

スポークサイド面全てミラーポリッシュとするため時間と手間がかかる芸の細かな積み重ねでこの完成度となります。



カラー塗装仕上げのように短時間には出来ませんが、完成後の達成感をより感じる仕事です。



素材自体の磨き工法のため素材の良し悪しに仕上がりが反映されます。

※腐食の激しいものは虫食いの黒の斑点が現われる場合もあります。



程度の良い鍛造加圧式(FORGED)品はミラーポリッシュは特にお勧めです。



今回はノークリアー仕上げです。 オンクリアー・ノークリアーはご希望に応じて対応いたします。

ミラーポリッシュのノークリアーの場合ユーザー自身でも簡単に傷修理が可能です。

「オンクリアー&ノークリアー」とミラーポリッシュユーザー修理例についてはこちら



クロームメッキのように錆び、腐食、剥げ、などの損傷劣化の心配もありません。

※普段のメンテナンスの有無で光沢の維持は左右されます。

仕様中生じたガリ傷などでも当店で磨き込んでありますので、次回からの修理、再研磨は、低価格、短納期となり修理、再研磨は簡単に何回でも出来ます。

●ミラーポリッシュ修理代(ノークリアーの場合)12.000円~

●納期 2~4日程度



カラー塗装ホイールと違い素材自体の表現ですので、ガリ傷修正など肉盛り研磨形成を要する修理は技術の差が大きく出る誤魔化しのきかないのがポリッシュホイールです。







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2011.03.03

アルマイト、モノチューブカールリムの曲り修正

2Ps.3Psホイールに多いアルマイトモノチューブカールリム修正です。

1枚モノリムと違い、合金プレスモノチューブカールリムは内側又は外側に巻いて有るパイプ状2重構造の為、1枚型リムのようにプレス修理だけでは治りませんのでリム外周肉盛り溶接研磨形成を要す修理です。

柔軟性のある合金プレス型のためスパッタリングメッキやクロームメッキではなく化研光輝アルマイトになります。・・アルマイトメッキの詳細についてはこちら

●カールリムの断面写真 ●

 
写真下が曲ったリム箇所部の断面です。
リム外周がヘッコンでしまいカールした面がくっついているのがお解りかと思います。


リム外周が押しつぶされた状態のためリム外周の円が出ませんので肉盛りで表裏の肉厚をで足す方法となります。足りない箇所は足す!極当たり前の事です。
潰れた箇所を基準にフラットになるまで研摩する修理を削り込み研摩といいます。
削り込み修正についてはこちら  

 
アルマイトリムは通常BBFバフポリッシュ仕上げとなります。

分解可能な2Ps.・3Psの場合はリム単体全面磨きや化研光輝アルマイトが可能ですが、2Ps溶接ハメ殺しはリム単体に分解研摩できませんのでディスクに干渉しない面からの磨きか修理程度によりR面上のBBFバフポリッシュになり当然オリジナルの化研光輝アルマイトも出来ません。
※2Psハメ殺しブログ https://www.243ok.com/blog/category/488/

2Ps殺しホイールへの修理や塗装、磨きメッキなど加工不可な理由と限られる加工内容について

1・ディスクが突起したデザインやリムとディスクが同じ高さの構造はリムをプレス修理できませんので 曲り修理はデザインを選びます。

2・メッキ系(アルマイト・クローム・スパッタリング)は分解して個別のメッキ加工となるため再メッキは全て不可です。

3・リム部への全面磨きはリムとディスクへ研磨できる範囲の隙間がある事が条件となり出来るモノと出来ないモノがあり構造、デザインを選びます。

4・リム交換リバレルは出来ません。

5・溶剤系カラー塗装やパウダーコートもマスキングを要したりまた丸塗りでもリムとディスクの隙間の奥部まで完全に塗装が載らないため満遍なく包み込みの塗装ができません。

6・リムのみやディスクのみまたは丸ごとのダイヤモンドカットは不可
※平坦なディスクでリムまで繋がったデザインなら極一部可能なモノが有り

7・スーパーミラーバレル研磨は構造により一部可能モノが有り

8・溶接や塗装、磨きは現状の届く範囲までとなり完全な加工が出来ません。 

9・ディスク再塗装の際リムを損傷するため剥離、ブラスト研磨、バレル荒研磨など出来ませんので再塗装の命となる確実な下処理、仕込みが出来無い


※ダミーボルト付きの1Psホイールはダミーボルトさえ外せばホイール本体そのモノが1個のパーツ ですので上記加工のリム交換以外は全て可能です。

2Ps溶接ハメ殺しホイールはリフレッシュ、カスタムも多く制限されますが、単品修理の場合オリジナルと同質表面処理は全て不可なため修理しないお手持ちのホイールとの表現が多少異なります。リムやディスク部がダイヤモンドカットメッキ(アルマイト・クローム・スパッタ)だったら分解しての同じ加工が出来ませんので単品修理の場合そこでもうおしまいです。 
別ホイールこれも全く同じ修理方法となります。

 

 
曲り箇所への肉盛り研摩形成しますので、その他の箇所への深いガリ傷などついで作業ですので、ただみたいなモノです。

1、2箇所程度のガリ傷、肉盛り研摩形成修理だけなら10分もかからない簡単な修理のためブログで紹介するほどの事でもありません。
簡単な傷直しでもその後の研摩や塗装、メッキなどで納期や料金が大きく変わってきます。


原型の修復は完璧ですが、フィニッシュとなる表面処理に関しては本来のアルマイトではなく鏡面研摩となります。
リム裏面の赤丸部のリムがくっついているのがお解りですか?
カールリム修理はリム裏を見ればきちんと溶接形成してあるか、ただ削り込んで修理したかは一目瞭然です。
この箇所へ色付きのコーキングをベットリ塗ってあるのは100パーセント削り込み修理と断言できます。

再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは肝心要の曲り、ガリ傷修理が出来てからの話しです。
※悪質な削り込み修理 https://www.243ok.com/blog/category/490/

4本フルリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中!

お問い合わせ・お見積は会社メール nishi@243ok.co.jp  の方へお願いいたします。 

メール送受信のお願い・・携帯からのメールでは一部「受信制限、返信不能、文字化け」などが有り電話番号が明記されないと、こちらから連絡の取り様が有りませんので必ず電話番号明記の上お願いします。返信不能な場合はこちらからお電話いたします。

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