仕上げ実績・ブログ - 2014年03月
2014.03.28
ポルシェ/ボクスターとアロイホイールのバレル研摩(3次元&2次元)
ポルシェボクスター鋳造(CAST)18インチはバレル3次元研摩で、ポルシェアロイ鍛造(FORGED)15インチはバレル2次元研摩です。
「鋳造と鍛造」では素材、造り、金属組織の密度など大きく違いますのでバレル研摩仕上がり光沢感も変わって来ます。
また重量が有る鋳造品に対して鍛造品は軽量なため作業取扱いも楽です。
ポルシェボクスターとアロイホイールのバレル研摩(3次元&2次元)
その1・・ポルシェボクスター鋳造(CAST)18インチ/バレル3次元研摩溶剤オンクリアー
神奈川県のお客様・・・海外モノの鋳造(CAST)ホイールは磨いてみない事には結果が見有ませんが、丸みを帯びたスポークタイプは3次元研磨に向いたデザインでは有ります。
海外モノの鋳造(CAST)ホイールは肌が粗いため塗装膜が分厚く塗装剥離に国産ホイールの数倍時間が掛かります。
上塗り再塗装にありがちなパテ埋め補修部はきちんと肉盛り研磨形成!
リム修理が終われば後はひたすら地味に人の手による隅々までアクション研磨します。
インナーリムから側面リムは研磨機でリム研磨
バレル荒研磨から中研磨の繰り返し
アルミ製のキャップもハンド研磨からバレル研摩
3次元バレル研摩の完成!これよりオンクリアーします。
オンクリアーすればバレルフィニッシュ光沢時より1~2割ほど光沢落ち感が出てしまします。
オンクリアーはインナーリムから側面リムまで丸塗りして有ります。
海外製の鋳造(CAST)ホイールは針で刺した程度の微小な巣穴が出て来ますのでパウダークリアーでは気泡、湧きが出るため溶剤でのオンクリアーになります。
その2・・ポルシェアロイ鍛造(FORGED)15インチ/バレル2次元研摩ノークリアー
兵庫県のお客様・・・リムとディスク色塗りされたアロイホイールです。大きな腐食が無い限り鍛造(FORGED)ホイールですのでバレル研摩で磨けばテカーっと光ります。
2次元バレルですのでスポークサイド面はユズ肌残しとなりデザイン天面のみ下処理研磨します。
バレル2次元研磨の完成!こちらのキャップもアルミ製ですのでバレル研摩です。
インナーリムはやや腐食シミが残っていますがそこはインリムですので軽く研磨して処置した感じです。もちろんインリムもテカテカに磨く事も可能です。
バフ磨きでは表現できないバレル研摩ならではの鏡面ポリッシュバレル肌です。
スポークサイドは砂肌のまま鈍い光沢で残すのをバレル2次元研磨と言います。
そのスポークサイドまで隅々に磨き込むのをバレル3次元研磨と言います。
中古品を扱う以上「塗装も磨きも」曲り、ガリ傷修理が出来てからの話しです。
以前当社でスーパーミラーバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心ください。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。
お問い合わせやお見積もりは会社メール nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
0995-65-7225 担当ニシまで
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2014.03.24
BBS-RS16インチ/リム交換オフセット変更によるゴルフ用バレル研摩
ベンツからゴルフⅢに乗り換えしてベンツに付けていたお気に入りのRSを何とか使えないかとのご相談です。
ベンツもゴルフⅢもピッチは同じ112-5HですがFRベンツ用からFFゴルフⅢにはそのままでは使えません。ピッチが同じでも車種の応じた加工が必要です。
RSならではの得意技「リム交換してサイズ変更」・「パット面スライしてオフセット変更」・「ボルト穴拡大」など手を加えてバレル研摩にてリフレッシュリメークのカスタマイズしてたゴルフⅢ用に再利用出来たRSです。
パーツさえあればどうにでも出来るRSならではの得意技再利用エコの紹介です。
BBS-RS16インチリム交換によるベンツ用からゴルフⅢ用にバレル研摩
鹿児島県のお客様・・・ベンツからゴルフに乗り換えしてお気に入りのRSをゴルフ用に使えるようにカスタマイズ再利用します。
アウトリム1.5Jでは大きすぎるため最小リム0.5Jと交換します。
※程度の良いリムは喜んで下取りします。1.0J~1.5Jリムは豊富に在庫が有りますのでサイズアップしたい方にはリフレッシュ・リメークを兼ねてお譲りいたします。
※注:)パーツのみの販売は行っていません。
こちらから提供する交換用のアウトリム0.5Jです。それを剥離から磨き込みしてリフレッシュします。
ベンツ用のホイールのスタットボルトはM12でゴルフ用はM14のためこのボルトの径に穴拡大します。
テーパー加工から穴拡大でM14用のボルトがぴしゃりと収まりました。
センターディスクは当店自慢のバレル研摩です。
勿論メッシュプレートと6角キャップもバレル研摩です。
センターディスクの2次元バレル研摩の完成
ベンツ用RSは本国生産(当時の西ドイツ製)のためピアスボルトはメッキされていません。ピカピカになったリムとディスクとの見た目バランスが悪いですので国産RSのピアスボルトと交換します。
こちら再クロームしたBBS純正のピアスボルトと交換します。
サビサビのナットはブラスト掛けてパウダーシルバーで再生です。
ナットはメッキ出来ませんので純正のメッキタイプと交換する方法も有ります。
全パーツの完成!※インリムはお客様の経費削減で再塗装無しです。
0.5Jリムに再クロームされたピアスボルトを組んで合体完成です。
元サイズ16x8J+24から16x7J+37にサイズダウンとオフセット変更です。
※Super-RSは2Psのためアウトリムの交換など出来ません。
再メッキされたピアスボルトで新品同様と言うか新品設定には無いカスタムメイドです。
※同規格品M7の社外クロームピアスボルトも有りますが価格はそう変わりませんのでBBS刻印の入った純正のクロームボルトの方が絶対お勧めです。
■ゴルフⅢRSリフレッシュ・リメークの詳細■
1・アウターリム・・・・・・・・1.5Jから0.5J交換BBFバフポリッシュ(オンクリアー)
2・インナーリム・・・・・・・・洗浄研磨のみ
3・センターディスク・・・・・ボルト穴拡大、オフセット変更、バレル2次元研磨(オンクリアー)
4・メッシュプレート・・・・・バレル研摩
5・6角キャップ・・・・・・・・・3次元バレル研磨(オンクリアー)
6・ピアスボルト・・・・・・・・・再クローム交換
7・エアーバルブ・・・・・・・・新品交換
8・エンブレム・・・・・・・・・・再利用交換無し
9・リフレッシュの完全分解に伴うシーリング打ち直し
※15~17インチまでのレギュラーサイズのリムは多数ストックしていますので、「修復暦有りのリムや曲り、割れ、腐食」のひどいモノは在庫がある限り、リム交換、ピアスボルト交換、キャップ交換して修理、リフレッシュいたしますので安心してご依頼ください。
16インチディスクの18インチ社外バブルリップ
↓
当店お初となるRS16インチのディスクをバレル研摩からブラッシュドして18インチバブルリップに組み付けします。16から18インチに変身したRSブラッシュドを完成後ブログにて紹介します。
※18インチバブルリップのアウトリムはクロームメッキでインリムは無垢の状態です。
社外リップはBBFバフポリッシュとさらにクロームメッキも選択出来ますのでお気軽にお問い合わせください。
2~3月は増税前の駆け込み受注が多く休みなしで頑張ってますが納期がすべてずれ込んでしまいご迷惑おかけします。
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2014.03.15
BBS-RS16インチ/ディスク、リム交換によるリフレッシュ・リメーク2台
RS2台共に希望のサイズ、オフセットにするために純正のディスクとリムを交換してベストサイズに組み合せしたRSのリフレッシュです。
ハイディスクからローディスク交換またはその逆、浅リムから深リム交換またはその逆など好みに応じて好きなように「オフセット変更やサイズ変更」の着せ替えが自由自在に出来るのがRSやOZならではの得意技です。
今回のRS2台はディスクのカラーが違うだけでディスク交換&リム交換の組み換えによるオフセット変更やサイズ変更して基本作業は同質のRSリフレッシュ2台まとめて紹介します。
BBS-RS16インチ/ディスク、リム交換によるリフレッシュ・リメーク2台
その1・・ハイディスクからローディスク4枚交換よるオフセット変更シルバーメタリフレッシュ
岩手県のお客様・・・4本皆リム曲り、ガリ傷修理有りでハイディスクからローディスク4枚交換して6角キャップも2枚交換してリフレッシュ・リメークです。
4本全部見事に曲り、ガリ傷修理有りです。
ローディスク4枚こちらから提供してそれを再塗装します。
剥離~ブラスト研磨~アクション研磨して塗装の前処理
アウトリムはガリ傷修理からBBFバフポリッシュ
完成写真を撮り忘れていましたのでお客様から提供頂きました。
※6角キャップの交換からバレル研摩してピアスボルトも当然磨き込んで有ります。
その2・・ハイディスクからローディスク2枚交換とインリム6.0Jから6.5Jx4枚交換によるサイズ、オフセット変更のサンマリノブルーリフレッシュ
千葉県のお客様・・・ハイディスクからローディスク2枚交換/インリム6.0Jから6.5Jx4枚交換サイズ変更/ 6角キャップもx2枚交換してリフレッシュです。
ガリ傷肉盛り修理・・・ガリ傷も場所により研磨し易い箇所とやりにくい箇所が有ります。
他のディスクを組んでアウトリムのBBFバフポリッシュ完成!
こちらから提供したディスクを加工します。
インリム4枚は0.5Jアップして交換提供リムを研磨します。
インリムは当店の定番となったパウダーグロスブラックを静電噴射します。
交換したディスクやリムその他全パーツ加工の完成
磨き込んだピアスボルトを装着して合体完成です。
黒光したインナーリムへのパウダーコートは見た目だけでが目的はなく「汚れが目立たない、パットカスが付きにくい、熱に強い、塗装が剥げにくい、洗浄掃除がやり易い」などの理由から当店の定番になっています。
ディスクカラーの鮮やかなBMW純正サンマリノブルーがBBFバフポリッシュして磨き込んだリムと良くマッチして個性を引き立てています。
腐食の少ない鍛造(FORGED)アウトリムは根気よく磨けば光沢が蘇ります。
※アウトリムのポリッシュ仕上げは腐食の有無で大きく影響されますので早めの処置が大切です。
RSはディスクを変える事でオフセット変更が自由自在に出来ますので、パット面をスライスしてオフセット変更したり、スペンサーを入れて外へ出したりしなくて済みますし、またローディスクに変えればアウトリムも余裕が出て来てワンサイズの深めのリムもチョウス出来ます。これが他のホイールでは真似できないRSやOZならではの得意技を提供しています。
※1:15~17インチまで純正サイズのリムは多数ストックしていますので、「修復暦有りのリムや曲り、割れ、腐食」のひどいモノは在庫がある限り、リム交換、ピアスボルト交換、キャップ交換して修理、リフレッシュいたしますので安心してご依頼ください。
※2:RSは既に廃盤のため新品入手不可な純正付属パーツ(ピアスボルト・6角キャップ)は修理やリフレッシュオーダーのお客様と以前当店でご依頼されたお客様へのアフターフォローとしてパーツ提供していますのでパーツのみ販売は品不足のためお断りしています。
※RSに限らず古い商品は複数のオーナーからその間色んな修理屋さんを渡り歩き雑な修復歴有りが多く有ります。中古購入の際は変に磨いて綺麗にして有るホイールより手つかずの曲り、ガリ傷が付いた荒のままのホイールが安心、安全です。
手つかずの曲り、ガリ傷修理は治せても他店修復歴有りのモノや腐食の酷いモノは手直し再生が出来ませんのでストックパーツがいくら有っても足りません。
最後のお化粧仕上げになる「再塗装も再磨き」も、基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。
※こちらからの発送は運送会社の2次的な「紛失、盗難、損傷」などに備えて保険を掛けて発送しています。
お問い合わせやお見積もりなどはnishi@243ok.co.jp の方へ「住所、電話番号、ご依頼品の写真」明記の上お願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
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2014.03.12
Y31グロリア純正ホイールのリフレッシュ・リメーク
Y31グロリア純正ホイールのパウダーシルバーベースからの溶剤シルバー&リムポリッシュ仕上げです。
今回のお客様拘りのリクエストはのキャップの凹文字への墨入れです。
キャップへの墨入れが出来ないと今回のリフレッシュ本来の目的に達しませんので手始めにキャップ墨入れにトライしてそれが上手く行いけば後は普段通りのホイール本体のリフレッシュ・リメークが出来ます。
Y31グロリア純正ホイールのリフレッシュ・リメーク&キャップ墨入れ
兵庫県のお客様・・・・年代モノにしては程度良好なY31純正ホイールです。前回はバレル研摩で同品2台目のオーダーです。社外ホイールでは無く純正ホイールに拘るオーナーが増えて来ています。
ブッシュ(座金)を外して剥離からブラスト研磨
まずはガリ傷への肉盛溶接から
インナーリムから側面リムまでシビアな研磨をします。
アウトリムへはパウダーシルバーが載らない程度に軽くマスキングして120℃で空炊き完全水気飛ばし!
空炊きから静電チェックしてパウダーシルバーの噴射!
ベースのパウダーシルバーをサイディングしてプライマーから溶剤シルバーでお化粧塗装に入ります。
今回の作業のメインイベントとなるキャップの塗装を先に済まして墨入れの準備
凹部文字はエアーブラシで少しずつ墨入れして時間が掛かりましたが上手く行きました。
キャップさえ上手く行けばホイールの方は普段通りの工程で順調に進んでシルバー塗装からアウトリムを磨き込んで完成です。
先塗りのウダーコート肌へ後塗りの溶剤カラーが被らない様にひと手間かけてインナーリムから側面リムをマスキングする拘りの理由・・・
裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い」などの利点からインナーリムから側面リムへのパウダーコート肌残しがより効果的です。
溶剤シルバーは特別なリクエストが無くお任せでしたのでこちらで選択してメタリックが鮮やかな明るめのベンツ純正カラーの高級シルバーを塗って有ります。
※当時の国産車純正には無いパウダーシルバーをベースとした拘りと贅沢な溶剤カラー仕上げです。
最後のお化粧仕上げになる「再塗装も再磨き」も、基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです。
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※こちらからの発送は運送会社の2次的な「紛失、盗難、損傷」などに備えて保険を掛けて発送しています。
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2014.03.10
ハヤシレーシングのバレル研摩によるリフレッシュ・リメーク
デビューから30年今でも販売されている現役の超ロングセラー、ハヤシレーシングは修理やリフレッシュの依頼が多いモデルの一つです。
当時モノも現行品も同じ鋳造(CAST)ホイールで当時モノはノークリアーで現行品はオンクリアーして有ります。デザイン変わらず見た目は同じでも技術の進歩で昔と今では造りが違います。また年式により腐食劣化の差も出て来ますのでポリッシュ仕上げは腐食の有無で仕上がりに大きく影響されます。
今回のハヤシ3台共バレル研摩によるリフレッシュですが塗装内容や最終表現が3台それぞれ違う3パターンの作業を紹介します。
その1・・・黒を剥いでパウダーグロスブラックからのバレル研摩
その2・・・既存の黒を残して溶剤ブラックからのバレル研摩
その3・・・黒を剥いで無垢の状態で黒塗装なしでのバレル研摩
ハヤシレーシングのバレル研摩によるリフレッシュ・リメーク
その1・・パウダーブラック+バレル研摩+ブラッククリアー
愛知県のお客様・・・現行品で新品同様10インチのハヤシレーシング。当時モノのハヤシはノークリアーですが最近のハヤシはオンクリアーして有ります。
クリアーから黒塗装を完全剥離してブラスト研磨
ディスクサイド面からインナーリムまでパウダーグロスブラックの噴射
硬くてしつこい頑丈肌のパウダーグロスブラックを剥ぎながら研磨します。
ハンド研磨からリム研磨してバレル研摩を数回掛けます。
パウダーグロスブラック部を残してバレル研摩の完成です。
スモーククリアーを塗ってブラックポリッシュとなり完成です。
※キャップロゴはグリーンから黒&銀に作り直ししました。
インナーリムはパウダーグロスブラック肌残しになります。
写真では黒が濃く写りますが実際は薄いスモークブラックポリッシュです。
その2・・溶剤グロスブラック+バレル研磨+ノークリアー
茨城県のお客様・・・現行品の腐食がない程度良好な13インチのハヤシレーシング。ご自分で研磨にトライしたようですがここはプロにお任せください。
既存の黒は残してバレル研摩で磨きます。
新品塗装では溶剤ブラックですのでバレル研摩を掛ければセラミックの圧力で溶剤の弱い肌の黒が一部剥げてしますため再度溶剤の黒を塗ります。
※バレル研摩する事が前提の作業はバレルの圧力に負けないパウダーコートを先に塗ってからの方がこんな作業をする必要が有りませんので出来れば先のパウダーコートをお願いします。
黒を残してデザイン天面のみバレル研摩の完成
インナーリムから側面リムは丸ごとバレル研磨によりついでに綺麗になります。
今回ノークリアーですがオンクリアーの場合は1Psですのでディスク面からインナーリムまで丸塗りのオンクリアーになります。
その3・・黒塗装無し+バレル研摩+ノークリアー
高知県のお客様・・・当時モノで虫食い、腐食、陥没が進行した14インチのハヤシレーシングです。カラー塗装なら「虫食い、腐食、陥没」などパテ埋めしてそれらは隠せて見えなくなりますがポリッシュは素地表現のため「虫食い、腐食、陥没」などそのまま残ってしまいます。
剥離からブラスト掛けた状態ですがこの時点で酷い腐食痕が見えて来てます。
ホイール穴付近やリムの一部など素材を大きく痛めて穴が開いてます。
一皮剥いて何とか少しでも腐食を研磨で削除しましたが素地奥まで浸透し虫食い削除が出来ませんのでそれは限界が有ります。
バレル研摩で何とかここまで光ってくれました。
スポーク窓部の塗装無しでバレル2次元研磨の完成です。
全体的な光沢は出ても虫食い、腐食、陥没はこんな感じで残ってしまいます。
※こうなればポリッシュ仕上げは基よりパウダーコートもパウダークリアーも湧きが出るため不可となりますのでポリッシュ仕上げのホイールは腐食が進行する前、腐る前に早めの処置が一番大切です。
ハヤシ3台バレル研摩のまとめ
↓
1・・パウダーグロスブラックと天面バレル研摩からスモーククリアー
2・・溶剤ブラックと天面バレル研摩からノークリアー
3・・黒塗装無しのスポーク窓部は素地ユズ肌2次元バレル研磨からノークリアー
※ポリッシュ仕上げは虫食い、腐食、が出る前に早めの処置が一番大切です。
現在作業中のハヤシ3台(鹿児島県S様・福岡県J様・秋田県Y様)今しばらくお待ちください。
以前当社でスーパーミラーバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心ください。
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2014.03.07
BBS-RS-GT19インチバレル3次元研磨&溶剤スモークブラック
BBS-RS-GTで限定販売されていたMP(ミラーポリッシュ)と同じ工法ですので全く同じようにMP(ミラーポリッシュ)が可能です。
今回はバレル3次元研磨のMPからさらにもうひと手間加えてワンオフ加工一品モノならではの溶剤スモークブラックで世界に一つのRS-GTの提供です。
BBS-RS-GT19インチバレル3次元研磨溶剤スモークブラック
福島県のお客様・・・新品同様で程度良好なDBK-PのRS-GT19インチです。
一品モノバレル3次元研磨溶剤ブラックスモークポリッシュにします。
ディスクの剥離からブラスト研磨
3次元前処理ハンド研磨(込み入った構造のためここが一番時間を要します。)
隅々までの研磨して中研磨からバレル荒研磨にかけます。
バレル中研磨状態!まだまだペーパー目や磨きムラが多くありますのでそれが無くなるまでバフとバレルを繰り返す事数十回!
バレル3次元研磨の完成です。
数千トンでプレス加圧された国産鍛造ホイールは金属組織の密度が濃く気泡など皆無ですので磨けば光ります。不純物や気泡だらけで金属組織がスカスカの中国、アメリカ製の鋳造品とは数十倍の密度の差と素材と造り自体が違います。F1のホイールは100%日本製です。
なんだかんだ言っても物造りは・・made in Japan・・です。
ディスク3次元研磨ベースの溶剤ブラックスモークリアーの完成!
アウトリムもBBFバフポリッシュからバレル研摩して溶剤オンクリアーします。
リム/ディスク個別の研磨から組み付け合体完成です。
元々程度の良い綺麗な商品のため改めて2Ps本体のインリム塗装する事も無くりインナーリムから側面リムは今回洗浄のみです。
アウトリムは「BBFバフポリッシュやダイヤモンドカット」とは違いうバレル研摩独特のポリッシュ肌になります。
昨年12月頭の入庫でしたが雪で使えないためゆっくりで宜しいとの事でお言葉に甘えまして2ケ月ほどかけてゆっくりと仕上げたました。
同じ光モノでも高級鍛造ホイールへのバレル研摩はクロームメッキとは違い耐久性が有り、アルミ独特のいぶし銀、落ち着いた風合い光沢となりスモーク加減で独特のフェイスで高級感あふれる一品になっています。(自画自賛)
こちらも当店ノウハウのワンオフ加工で仕上げた3次元研磨からの限定販売RS-GT(MP)と同じ表現の溶剤透明オンクリアーです。
どちらもお勧めカスタム商品です。
以前当社でミラーバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心してお任せください。
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PS:お問い合わせ見積もりなどこちらからのメールでの回答など手が空かず当日連絡は出来ない事も多々ございますが、2~3日以内には返信するようにしていますが、それでも返信がない場合は携帯からなど特に迷惑メール設定などが考えられますので2~3日以内に当方からの返信が無い場合は確認のため直接お電話ください。
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2014.03.04
BBS-RS15インチ/ゴルフⅠ用全パーツ別バレル研摩からパウダークリアー
1PsのRG-Rなど本体1パーツに対して3PsのRSなどは「アウトリム・インリム・ディスク・メッシュプレート・6角キャップ・ピアスボルト」と6パーツの組み合わせで構成されています。
ゴルフⅠ用の本国仕様BBS-RS15x100-4Hを当店独自の研磨工法バレル研摩にて全16パーツのバレル研摩からパウダーコートクリアーの手の込んだ他所では真似出来ないフルポリッシュリメークです。
※注):分解可能な2・3Psだからこそパーツ別に色んな加工が全て可能ですが、分解不可能な2Psみたいな溶接ハメ殺しはパーツ別の加工、細かなが芸が出来ませんので加工内容が制限られます。
BBS-RS15ゴルフⅠ用全パーツ別バレル研摩からパウダークリアー
長野県のお客様・・・アウトリム2.0J段付きリム15x8J/100-4Hドイツ仕様RSです。国産RSの15インチ100-4Hのアウトリムは0.5Jしか有りませんので希少な100-4Hの15インチRSです。
インリムは通常パウダーカラー(シルバーOrブラック)で色塗りしますが、今回はインリムも磨き込みバレル研摩します。
まずは基本の曲りチェックして曲り修理から
インリムの塗装剥離からリム研磨してBBFバフ磨きのバレル研摩までの前処理研磨!※バレル研摩はディスクが無いと機械にセッティング出来ませんので他のディスクを組んでバレル研摩します。
アウトリムも他のディスクを組んで「リム研磨機~BBFバフ研磨機~バレル研摩機での仕上げ」と3種類の研磨機を通しています。
ディスクは塗装剥離からブラスト研磨(ドライ&ウェット)2台通してハンド研磨してバフ研磨から仕上げのバレル研摩です。
凹凸の凹の谷の部位などバフ研磨では絶対に磨けませんのでバレル研摩ならではの得意技です。このメッシュプレートが磨けないとRSのバレル研摩は成り立ちません。
6角キャップもバフ磨きから最終仕上げはバレル研摩です。
今回はさらにゴールドポリッシュにします。
全パーツ別合計16枚をパウダークリアーの静電噴射します。
金染めした6角キャップを含めて全20パーツの完成
お客様から提出頂いた社外ゴールドのピアスボルトを装着して組み付け合体完成です。
※6角キャップのゴールドポリッシュはパウダーコートでは表現できませんので溶剤硬質クリアーになります。
ゴールドのピアスボルトとゴールドキャップがワンポイントアクセントでバレル光沢肌と良くマッチしています。
汚れやすいインナーリムから側面リムまでパウダークリアーで保護されていますので耐久性も期待できます。※ナットはサビサビでしたのでパウダーシルバーを塗って有ります。
■BBS-RS100-4H15インチ/フルバレル研摩カスタムリメークの詳細■
・アウトリム・・・・・・・・・・・・・・バレル研摩/パウダーオンクリアー
・インリム・・・・・・・・・・・・・・・バレル研摩/パウダーオンクリアー
・センターディスク・・・・・・・バレル2次元研摩/パウダーオンクリアー
・メッシュプレート・・・・・・・・バレル3次元研摩/パウダーオンクリアー
・6角キャップ・・・・・・・・・・・バレル3次元研摩/溶剤オンクリアー
・ピアスボルト・・・・・・・・・・同規格品M7社外ゴールドメッキ
・ナット・・・・・・・・・・・・・・・・錆び取りパウダーシルバー
・エアーバルブ・・・・・・・・・新品交換
・エンブレム・・・・・・・・・・・・新品交換
・分解合体・・・・・・・・・・・・・シーリング打ち直し
※1:15~17インチまで純正サイズのリムは多数ストックしていますので、「修復暦有りのリムや曲り、割れ、腐食」のひどいモノは在庫がある限り、リム交換、ピアスボルト交換、キャップ交換して修理、リフレッシュいたしますので安心してご依頼ください。
※2:RSは既に廃盤のため新品入手不可な純正付属パーツ(ピアスボルト・6角キャップ)は修理やリフレッシュオーダーのお客様と以前当店でご依頼されたお客様へのアフターフォローとしてパーツ提供していますのでパーツのみ販売提供は品不足のためお断りしています。
※RSに限らず古い商品は複数のオーナーからその間色んな修理屋さんを渡り歩き雑な修復歴有りが多く有ります。中古購入の際は変に磨いて綺麗にして有るホイールより手つかずの曲り、ガリ傷が付いた荒のままのホイールが安心、安全です。
手つかずの曲り、ガリ傷修理は治せても他店修復歴有りのモノや腐食の酷いモノは手直し再生が出来ませんのでストックパーツがいくら有っても足りない状況です。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。
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2014.03.01
BBS-RS16インチ?バブルリップのリフレッシュ
バブルリップってご存じですか?
バブルリップとは同一ディスクを併用して1~2インチアップしたイン、アウトリムを組んでサイズアップしたホイールをバブルリップホイールと言います。
ディスクが15インチでリムが16インチになっている当時の西ドイツ本国仕様に稀に有る希少なバブルリップのRS16インチです。
今回紹介するRSは20数年前当時の西ドイツBBS社製の「RSやロリンザー」などに15インチクラスのディスクに16インチや17インチをリムだけ差し替えてインチアップして組み合わせをした希少なRSです。当時の生産コスト面から同一ディスクを流用した併用互換性リムです。
BBS-RS16インチ?バブルリップのリフレッシュ・リメーク
東京都のお客様・・・年代モノですのでそれなりに劣化していますが16インチの割にはディスクが小ぶりなのがお解りですか?・・・
四半世紀前の年代モノですので曲り、ガリ傷は有って当たり前ですが、ポリッシュ腐食劣化が少ないのが幸いです。
※ポリッシュリムは「曲りガリ傷」の有無より「変な修復歴と虫食い、腐食」の有無が仕上がりを左右する一番のポイントです。
曲り、ガリ傷修理修理から・・
「左が標準16インチディスクの16インチリム」で「右が修理して磨いた15インチディスクの16インチバブルリップリム」です。リムの内径の違いが解りますか?つまりリム内径が15インチ用でリム外径が16インチになります。
写真左が今回の16インチと刻印されている15インチディスクで右が15インチと刻印されてる本来の15インチディスクですがサイズ規格は全く同じモノです。
これをバブルリップに変えれば15インチが16インチにサイズアップ変身して、逆に16から15インチにもなります。
普段通り剥離からブラスト研磨して下処理塗装からシルバーメタに再塗装します。
6角キャップ、ピアスボルトも磨いて組み付け合体完成です。
インリムはこんなに汚れて痛んでいますがコスト的にインリムは加工無しのリクエストです。
無料サービスで出来る限りの洗浄してもパットカスやウェイトカスの削除までやれば塗装が剥げてしまいトラブルの原因になりますのでここまでが限界です。ビート辺り面のカス取り研磨はして有ります。・・・・そんなに高い料金では有りませんので出来ればインリムも剥離から再塗装したいところですが・・・・
国産RSのピアスボルトは全てクロームメッキですが、本国仕様のピアスボルトはクロームメッキされていませんので研磨しても光沢は出ません。
こちらは16インチのディスクに17インチのリムを組んで有るバブルリップ17インチRSです。
ディスク15インチサイズからRS16インチへサイズアップできるバブルリップが当店に2台在庫が有ります。
※RS用社外のバブルリップリムも海外輸入で入手出来ます。
今お持ちのRS15インチにバブルリップと交換すればRS16インチ&17インチにサイズアップ変身します。興味の有るの方はお問い合わせください。
近況報告・・・RSのディスクだけ昨日完成した5セットです。左から「シルバーメタ・サンマリノブルー・パールホワイト・バレル研摩・ハイパーブラック」リムやキャップは只今作業中です。後入庫のRS7台も作業中です。
RSは25年前デビューのロングセラーモデルで、今でも毎月数セットの作業依頼が有りますが、それは飽きの来ない洗練されたデザインで造りが良いためコアなファンが多く永く愛されている証しです。RSは完全分解出来てパーツが豊富なため「リム変えたり、ディスク変えたり、サイズを太くしたり、細くしたり、ピッチやオフセットを変えたり」など好きなように着せ替えカスタム出来るのが他のホイールでは真似できないRSの一番の特徴売りでも有ります。
※RSのストックパーツはリフレッシュ・リメークご依頼のお客様用にストックしていますのでパーツのみの販売は行っていません。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。
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