仕上げ実績・ブログ - バレル研磨/BBS
2012.01.25
BBS-RGR18インチ1Ps ハイパー塗装&リムポリッシュ研磨個別仕上げ
1Psホイールへの塗装&リムポリッシュ個別仕上げはBBSに関係なくみな共通の作業の流れとなります。
ホイール本体とディスクの塗装や磨き(溶剤ウレタンカラー・パウダーカラー・ハイパーカラー・スーパーミラーバレル研磨・その他)があり、リムポリッシュには(BBFバフ鏡面研磨・バレル研磨・ダイヤモンドカット)があります。それらの各組み合わせにより様々な1Psリム/ディスク個別仕上げの表現が出来ます。その組み合わせによりお値段や納期が変わります。
今回はホイール本体ディスク部の塗装部門(パウダーカラーベースのハイパーブッラクDBK)にリムポリッシュ(BBFバフ鏡面研磨)の組み合わせリフレッシュのご案内です。
組み合わせの内容が変わるだけで1Psリム/ディスク個別仕上げは塗装を済ましてからリムのポリッシュ加工となります。作業の流れは基本的にみな同じですのでこのブログを参考にしてください。
BBS-RGR17インチハイパー塗装&リムポリッシュ仕上げ
兵庫県のお客様・・3本修復暦有りのリム削り込み研磨でディスクのゴールドも修復暦の3本と手付かずの1本の色とが明らかに違うゴールドでしたが、4本塗り直しから3本手直し研磨して4本を揃えて仕上げすればそれもみな解消です。
ハイパー塗装へ塗り直しですので塗装剥離は必須条件です。
リム研磨手直しも所要範囲でしたので問題ありませんでした。
これからさらにブラスト研磨します。
ブラスト研磨してさらにパウダーコート下地用にバレル荒研磨かけます。
これが他所ではやっていない当店独自の1工程増やした下処理です。
脱脂剤を混入してバレル荒研磨機で肌揃えしてさらに釜空炊きして水分を完全に飛ばします。
通電チェックからパウダーグロスを蒸着噴射して、一時保管箱に置き、4本同時に焼付け釜で180℃で焼き付けて粉を溶かします。
溶けた粉がこんな感じで艶有りブッラクへ変化します。
塗装膜ではなく樹脂膜ですのでアルミ素地へ黒の樹脂をがっちりガードします。
※溶剤系の場合はリムへマスキングしませんが、パウダーは肌が硬いためリムポリッシュ研磨する時パウダーを剥ぐのに一苦労しますらリム研磨する事を前提として研磨 し易いように適当にマスキングしているだけの事です。
黒ベースを透かしながら銀膜添付によるハイパー塗装(DBK)をして一旦クリアー塗装まで完成させます。
この銀幕添付の加減により「黒濃い目、中間色、黒薄め銀強し」などの濃淡表現となります。
当社の研磨専属の職人が研磨機にて1500番手までひたすら磨いてリムポリッシュ研磨の完成です。
ホイール本体の裏面・側面はベースとなるパウダーブッラク仕上げです。
リムはBBFバフ鏡面研磨としてディスク部はパイパーブッラク中間色のイメージです。
今回のリムポリッシュはお客様のリクエストでBBFバフ鏡面研磨ノークリアー仕上げで、さらにガラスコーティング処理して有ります。
ガラスコーティングについてはこちら
当社のアウターリムへのポリッシュ加工は「BBFバフ鏡面研磨・スーパーミラーバレル研磨 ・ダイヤモンドカット」の3通りのポリッシュ加工が可能です。
どのポリッシュ方が「良い、悪い」かの品質の差はありませんのでお客様のお好みでリクエストされたモノをお受けします。
3種のポリッシュ料金は作業コスト上の差額のためご予算や拘りがあればお伝えください。ご希望に応じたポリッシュ加工をいたします。
※旧RSなどの薄リムや修復暦有りで共振の出るリムなどはダイヤモンドカットは不可となります。
※BBFバフ鏡面研磨・バレル研磨はノークリアーでも構いませんがダイヤモンドカットはオンクリアーが必須となります。
3通りのアウターリムポリッシュ研磨の特徴お値段はこちら
オンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら
ノークリアー納め後のメンテナンスについてはこちら
人の手では不可能な研磨をしてくれるリム研磨機やバレル研磨機またPC旋盤、パウダー設備、塗装ブース設備など完備してもそれらはみな最終仕上げお化粧のための専用機械と塗装設備です。
専用機械を使うまでの前の工程で一番大切な曲りやガリ傷、溶接修理が出来ないと専用機械や塗装設備など何の役にも立ちません、色塗って磨いてお化粧だけしても意味がありません。
基本土台となる職人技の手作業による修理が出来てそれから専用機械と塗装設備を使いリフレッシュ・リメークが出来上がります。
4本リフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。
修理ついでに色換え、磨きなどお考えの方はこの機会に是非ご相談ください。
(有)オートサービス西 HPはこちら
2011.12.30
BBS-LM リム曲りツブレ修理+ブッラクミラーポリッシュ(2次元)
本年中は大変お世話になりました。
来年も更なる飛躍の年でありますよう、今後とも、どうぞ宜しくお願い致します!
29日で仕事収め、今年最後のブログはLM曲りツブレ修理からディスク部スーパーミラーバレル研磨 ブッラクポリッシュです。
BBS-LM18インチリム修理からブッラクポリッシュ
愛知県のお客様・・かなり酷かったLMリムつぶれ修理から別モノLMとなって復活蘇りました。
他の写真を並べているかと疑いの目で見る方もいるでしょうが実際、直したモノです。
1本は曲りというよいり大きく潰れてクッラクも入っています。
割れた箇所を溶接仮止めして下がったリムを上へ持ち上げてプレス修理します。
外周円を出して割れ修理からエグレ箇所への溶接準備です。
20年前から変わらない基本となる溶接からのハンド研磨形成です。
リム形成の原型の修復となる荒研磨です。
割れやエグレ周辺のガリ傷修理はついで作業です。リム割れツブレ修理に比べればガリ傷修理など私から言わせれば屁みたいなモノです。
割れクッラク修理箇所から溶接ムラやピンホールが無いかタイヤを組んでエアー漏れチェックします。 エアー漏れ振れが無い事を確認して仕上げ研磨の磨き込みへと入ります。
2Ps本体リムフランジから側面、裏面シルバー塗装してアウターリム部ポリッシュしてクリアー本体丸塗りしてリム部は4本完成です。
これからディスクのスーパーミラーバレル研磨へとはいります。
ディスク部塗装剥離からブラスト研磨!
様々なエアーツール工具でハンド下処理研磨します。
バレル仕上げ前のバレル荒研磨で1時間ほど荒研磨します。
セラミックによるバレル仕上げ研磨完成です。!
ミラーポリッシュ仕上げならここで完成ですが、もう一工程追加のブッラク染めへと入ります。
ディスク部へのブラックオンクリアーで(BMP)ブラックミラーポリッシュ完成です。
組み付け合体して完成です。
エグレ、割れていたリム部です。
ディスクもリムも完全アルミ素地仕上げのためキチントした修理が出来ないとポリッシュ表現はできません。
カラー塗装のようにパテ埋めなどで誤魔化しが利きません。
スーパーミラーポリッシュは素材自体の磨き工法のため素材の良し悪しに仕上がりが反映されます。
※腐食の激しいものは虫食いの黒の斑点が現われる場合もあります。
程度の良い鍛造加圧式(FORGED)品はミラーポリッシュは特にお勧めです。
今回はオンクリアー仕上げです。
ポリッシュはオンクリアー・ノークリアーご希望に応じて対応いたします。
ポリッシュ「オンクリアー・ノークリアーの特性」についてはこちら
ミラーポリッシュのノークリアーの場合ユーザー自身でも簡単に傷修理が可能です。
ノークリアー・ミラーポリッシュユーザー修理例、メンテについては こちら
完成したLM3台とその他2台と単品修理5本の計25本の年内納品分は昨日29日発送しました。
(有)オートサービス西HPはこちら
■年末年始休業のお知らせ■
12月30日(金)~1月5日(木)
1月6日(金)より通常営業いたします
4本リフレッシュ・リメークは来年も「送料往復無料キャンペーン」を継続いたしますのでよろしくお願いいたします。
2011.12.09
ポルシェ996 BBS-RGR スーパーミラーバレル研磨(2次元)
ポルシェ996用 BBS-RGR 18インチのガリ傷修理と修復暦有り手直しからの2次元ミラーポリッシュです。
密度の濃い頑丈な素材の「鍛造加圧式(FORGED)」はスーパーミラーバレル研摩と相性抜群でテカテカになります。
ポルシェ996 BBS-RGR18インチスーパーミラーバレル研磨(2次元)
石川県のお客様・・・アルミ独特の風合い、イブシ銀の輝きです。
色が塗られた修復暦のモノは塗装を剥いで見ないと結果が見えません。
「クレームナシ」と書き込んであるためやや不安です。
まずは塗装剥離してからガリ傷肉盛り研磨形成です。
剥き出し表現のポリッシュですので肉盛り形成は上手にやらないと仕上りに影響します。
リム研磨、ディスクスポーク部ハンド荒研磨!
修復暦有りはやや歪んでいた程度でリムは上手に研磨して有りましたので面合わせ程度で済みました。
バレル荒研磨!
バレル仕上げ研磨完了(ノークリアー)
リム部の手直し研磨とガリ傷修理はほぼ完璧です。
カラーで隠せる塗装品と違いポリッシュは誤魔化しが利きません。
2次元研磨ですのでスポークサイド面はテカテカではなく銀の鈍い表現となります。
※スポークサイド面も上面と同様に磨き込む事を3次元研磨と言います。
ホイール側面は狙って下処理、ハンド研磨した訳ではありませんが何十回もバレル研磨機へ投入しますのでついでに綺麗になります。
今回はノークリアー仕上げです。 オンクリアー・ノークリアーはご希望に応じて対応いたします。
オンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら
ポリッシュノークリアーのメンテナンスについてはこちら
素材自体の磨き工法のため素材の良し悪しに仕上がりが反映されます。
鍛造加圧式(FORGED)品は特にお勧めです。
クロームメッキのように錆び、腐食、剥げ、などの損傷劣化の心配もありません。
※普段のメンテナンスの有無で光沢の維持は左右されますので小まめに磨いてやってください。
一遍磨き込んだミラーポリッシュホイールのガリ傷修理など傷箇所のみを修理して再度バレル研磨機へ投入すれば簡単に直りますので低価格、短納期を実現します。
以前当社でスーパーミラーバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心してお任せください。
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2011.11.26
BBS-RS16インチ?TRXリム&不良リム交換からスーパーミラーバレル研磨
ホイール本体から、ピアスボルト、キャップごと丸塗りしたRSがたまに入庫します。
RSに限らずそれらは塗装で荒を隠すための不良キワモノ品である確立が高いモノが多いです。
その例が今回、紹介するRSです。
修復暦不良リム2枚と規格違いのリムサイズ2枚の前後が違う粗悪品をつかまされたホイールをキチンと使えるようにするためにリム交換、部品交換してからスーパーミラーバレル研磨にてリフレッシュ復活です。
フロント8Jx16インチは修理不能不良リムでリアー8.5J側は16.5Jの(TRX)と言う規格らしくアウターリムは勿論インナーリムも交換となります。
BBS-RS不良リムと規格外リムの交換からスーパーミラーバレル研磨リフレッシュ・リメーク
福岡県のお客様・・丸塗りしてあるホイールは要注意です。
アウターとインナーそれ以外でも交換出来るモノは全て交換しての磨き込みリフレッシュの完成です。
16インチのつもりで購入して、タイヤを組んだらタイヤが裂けてしまいそこで初めて16インチじゃないと気づいたらしくリアー側は16.5Jインチホイールでした。(16でもない17インチでもないTRXと言う半端なサイズです。)
※TRX16.5インチのタイヤは現在もミシュランで販売されていうるようですが、普段購入しにくく高価なためこのTRX規格品は廃棄処分です。
※ TRXは他のユーザー様からの情報提供です。ありがとうございます。
こちらはフロント側8Jx16インチです。
丸塗りのため写真では解りにくいですが、ガリ傷や曲りが有る荒のままで塗装を施してありますので大よその見当は付きますが、このリムが再利用、再研磨できるかは塗装を剥いでからの判断です。
フロント8Jx16インチのアウターリムの塗装を適当に剥いでみたら予想通りこの結果です。
手直し修理すれば出来ない事は有りませんが、それなりに料金もかかりますし、リアー側を交換しますのでフロントもついでに交換となりました。修理不良リムも廃棄処分です。
ピアスボルトも塗装を剥いでみたら「サイズ、デザイン、長さ」バラバラです。
ピアスボルトも再利用できません。
唯一まともな使えるディスクをスーパーミラーバレル研磨します。
ピッチ120-5Hから100-4Hにピッチ加工して有りましたのでこれがこのホイールを生かすべき最大の理由です。
つまりディスク以外はほぼ交換となります。
塗装剥離からブラスト研磨してハンド荒研磨します。
バレル研磨機投入による仕上げ研磨です。
メッシュプレートも個別に研磨してディスク部ミラーポリッシュの完成です。
キャップも塗装を剥いだ時点では傷だらけでしたが綺麗に磨き込みました。
アウターリップ16インチの深さ2.0インチと2.5インチの交換用リップです。
インナーリム2枚もこちらで準備して塗装まで済ませてあります。
無事各パーツの加工が終わりパーツ全て揃いました。
ピアスボルトもこちらで用意して、組み付け完成!
フロント8.5Jx16 リアー9.0Jx16インチとなりそれぞれ0.5Jワイドサイズになっています。
インナーリムのリアー用2本はこちらで用意して、フロント2本は元々もインナーリムを再利用して再塗装してあります。
使い物にもならなかったRSが見事に復活いたしました。
加工した私が言うもの何ですが、なんともカッコいいです。
■BBSーRS16インチ リフレッシュカスタム加工の詳細■
1・アウターリム・・・・・・・・・・2.0J・2.5Jへ新品リップ交換(ノークリアー)
2・インナーリム・・・・・・・・・・2本交換、4本シルバーメタ再塗装
3・ディスク&プレート・・・・・・スーパーミラー研磨2次元(オンクリアー)
4・キャップ・・・・・・・・・・・・・・スーパーミラー研磨3次元(オンクリアー)
5・ピアスボルト・・・・・・・・・・当店在庫のモノと交換
6・3Psコーキング・・・・・・・・透明シーリング打ち直し
7・エアーバルブ・・・・・・・・・洗浄研磨
BBS-RSアウターリムのサイズや交換の詳細はこちら
「100-4Hにピッチ加工」して有った事がこのホイールの最大の魅力でつい買ってしまったらしいですが、中古購入時は変に磨いてあるモノや再塗装してあるモノは要注意です。
現に今もう一台似たようなRSの丸塗りホイールを作業中です。
完成後ブログにて紹介いたします。
この件が今回ブログの一番の目的、アドバイスです。
ユーザー側もしっかりとした見る目も養ってください。
RSは日本に限らず世界で人気商品のですので社外品のオプションパーツ(キャップ、エンブレム、ピアスボルト、バルブ、アウターリム、インナーリム)など様々なデザインのパーツが数多く販売されています。色を変えたり、磨くだけでなくサイズ変更も自由自在に世界に一つの自分だけのRSを提供いたします。
4本セットリフレッシュ・リメークは送料往復無料キャンペーン中です。
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2011.11.21
BBS-RGR18インチスーパーミラーバレル研磨(2次元)+パウダークリアー
曲り、ガリ傷修正からスーパーミラーバレル研磨(2次元)して最終の表面保護役として密着性、耐久性、塗装肌の頑丈さから静電式(固体)「パウダーコートクリアー」仕上げです。
お客様から「見た目も大切ですが曲りを直してキチント使えるように」と念を押されました。・・それが一番大事で極当たり前な事です。
BBS-RGR(鍛造ホイール)ガリ傷修理からミラーバレル研磨(2次元)+パウダーコートクリアー
千葉県のお客様・・修理品の程度はまちまちのピンキリで、今回のRGRは曲り有りでガリ傷が思いっきり4本有ったため修理工程にやや時間を要しましたが、普段通り修理してからのミラーポリッシュ(オンクリアーパウダー)の完成です。
どっち道塗装を剥ぎますので一旦塗装を先に剥いで無垢の状態からの溶接です。
溶接する箇所へ塗装やメッキなど他のモノが少しでも残っていれば溶接しにくいだけでなく溶接ムラやピンホールの原因にもなります。
ガリ傷溶接部のリム研磨形成からディスク部のハンド研磨です。
ポリッシュはアルミそのものの剥き出表現ですのでパテなど一切使えません。
修理技の見せ所です。
側面、裏面も荒研磨します。
裏が曲っていれば使用に影響しますので、追加料金にて直す必要が有りますが、裏リムの底に付いた多少の傷は見えない箇所で使用に影響しませんのでご要望が無い限り裏面傷直しまではいたしません。
地味なハンド研磨からバレル荒研磨です。
バレル荒研磨からバレル仕上げ研磨フィニッシュ時です。
ノークリアー仕上げならここで終了!梱包荷造りとなりますが、ここからパウダークリアーのためさらに数日の納期がかかります。
裏面、側面も満遍なくパウダークリアーを載せています。
パウダークリアーコート焼付け完成です。
写真では暗く写ったり明るく写ったりして旨く表現出来ませんが、メッキのような派手さでは無くアルミ独特の風合い柔らかい光沢です。
曲り、ガリ傷肉盛り溶接箇所など全く解らないように原型修復は完璧です。
写真によく写りませんがリム裏底には元々有った僅かな擦り傷は残っています。
この件はオーナー様へも伝えてあります。
※注)インナーリム(裏面・側面)傷について
インナー裏面の曲りはホイール自体が横振れ共振を起こしますので使用に影響するため「直さなくても良い」と言われましてもこちらとしては「直さしてください」とお答えします。しかし裏リム底の傷などは見えない箇所で使用に全く影響しませので、デザイン面のようにシビアに傷取り修理の希望が無い限りあくまでもバレル研磨の下研磨的な処置としています。
完成納品してから「裏底リムや側面に傷が入ったままです。」や「裏底の傷も完璧に直して当然。!」など納品後にクレーム、トラブルの原因となります。
裏面、側面も表面と同様に傷直しをされる場合は事前に申しつけください。(別途追加料金となります。)
※注)ポリッシュ肉盛り溶接について
深いガリ傷は溶接でアルミを足す必要が有ります。アルミを足す事で肉厚や原型の復元をします。
しかし傷口へ足したアルミとホイール母材(アルミ合金)は全く同じではないため肌質が合わない事も稀に出てきます。それらは色塗りなら問題有りませんが、ポリッシュ素地表現でしかも磨き込めば磨き込むほど「足したアルミと母材」との肌質の溶接箇所の数センチが気になる人もいます。
その僅かな肌違いを回避するために溶接せずに削りこんでしまえば母材の肌がそのまま表現できますのでその方が無難で簡単な修理です。
しかし修理屋として削り込んで肉厚が薄くなり、形状が変わり薄くなるよりは一部の肌質違いより肉厚と強度確保を優先してあえて面倒な溶接の方が良いと判断して深い傷は肉盛り溶接で形成しています。
要は削り込みで肉厚が薄くなっても同質の肌合わせを重視するのか、溶接によりその箇所の肌質が微妙に違って来ても肉厚原型強度重視をするかです。
今回のRGRようなリム端の幅の狭い箇所の場合はほとんど目立たず気になる事はまずありませんが、ディスクへの傷の場合、ディッシュや面の広いスポークなどは後で足したアルミ合金と母材質との違いで鏡面研磨すれば微妙な肌違いを感じる事も有るかと思います。
数センチ四方の微妙な肌違いを「気になる・気にならない」は個人差の問題ですが、たまにかなり神経質なユーザーもいますので、溶接で足したアルミとホイール母材とでは同じ金属でも同質合金では有りません事本来の肌とは材質、デザイン、構造、修理箇所により「目立つ目立たない」があるモノと理解してご判断ください。
一概に「鋳造・鍛造・合金プレス」「アルミ・マグ・スチール」と言っても「同じモノ・同じ素材・同じ製法」は各製造メーカーでそれらがそれぞれ違いますので、そんな違うモノへ補修用のアルミ合金を足して全く同じ肌になるはずも有りませが、ほとんど解らないレべルでもあります。ポリッシュ修理(ミラーポリッシュ・ダイヤモンドカット)はパテ埋め修理が絶対出来ませんので肉盛り溶接は「原型修復、強度確保」のための補修としてなくてなならない修理なのです。
ポリッシュへのクリアーコートには液体溶剤系(アクリル樹脂)と固体パウダー系(ポリエステル樹脂)があります。また液体溶剤系のアクリル樹脂にも1液型(硬化剤無し)と2液型(硬化剤有り)の2種類があります。
1液型(硬化剤無し)・・・新品ポリッシュホールへのクリアーコートは100%1液型(硬化剤無し)です。 硬化剤が入っていれば数時間で塗料とガンのノズルが固まってしまうため硬化剤の入ったモノは量産式には不向きなため自然硬化しなく肌が弱くても透明度が高い1液型が主流となります。透明度は高いですが塗装膜が薄く肌が弱い軟弱な事が欠点です。
2液型(硬化剤有り)・・・ワンオフ塗装向きで、1液が型よりさらに肌の硬い2液型は硬化剤の比率が高いほど硬質となり 塗料代も高くなります。艶感塗装肌の硬さも期待できるためワンオフでのクリアー塗装は2液型が主流となっています。
パウダーコートクリアー(ポリエステル樹脂)・・塗装膜と言うよりポリエステルの樹脂膜となるため肌が頑丈で密着性も高く 2液の溶剤系とは比べ物にならない硬質な肌となります。難点はコストが高いのと透明度が溶剤系よりやや劣ります。
溶剤系の1液型・2液型とパウダーコートクリアーを解りやすく例えて言えば
1液型が「サランラップを1枚載せた」のに対して2液型が「やや厚めのサランラップを3枚載せた」感じで パウダーコートクリアー「透明の厚いビニールシート」を載せた感じと表現すれば特性が判りやすくなると思います。?
頑丈で厚い塗膜となれば光沢艶引きや透明度も若干失われてしまいます。
見た目重視か耐久性重視かの選択です。
ポリッシュクリアーの詳細はこちら
以前当社でスーパーミラーバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心してお任せください。
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2011.11.03
BBS-旧RGスーパーミラーバレル研磨からパウダーコートクリアー
旧RG16インチ1Psスーパーミラーバレル研磨(2次元)ポリッシュ後、6画キャップも全てパウダーコートによるオンクリアー仕上げです。
今回はキャップ加工への拘りとして塗装でしか対応できないプラ樹脂製の6画キャップとアルミ製キャップと交換して磨きこんだホイールとのバランスを考慮したバレル研磨によるリフレッシュ・リメークです。
BBS-RG16インチスーパーミラーバレル研磨+パウダークリアー+アルミキャップと交換
バレル研磨2次元ミラーポリッシュからパウダーコートクリアー仕上げです。
ピンクのBBSロゴもワンポイントちょっと手を加えてあります。
写真を撮り忘れてしまいいきなりバレル荒ですが、ガリ傷修理から始まり塗装剥離~ブラスト研磨~ハンド研磨~バレル荒研磨のいつもの手順です。
旧RGの6角キャップはプラ製品でシルバー塗装してあり、オーナメントの分解合体にも手間がかかる複雑で面倒な構造をしています。
6角キャップを塗装してしまえば安っぽく見えますので、こちらで同品のアルミキャップを準備してこれを磨いて装着します。
バレル研磨にて磨きこんだパーツもパウダーコートクリアーします。
※注重要 研磨、磨き自体はアルミ製キャップならほぼ全て対応できますが、プラ樹脂が一部でも付いるモノへはパウダークリアーはできません。パウダーは焼付け温度が180℃以上となりますのでプラ樹脂は溶けてしまいます。一部でもプラ樹脂をつけてあるパーツは低温焼付け(60℃前後)の溶剤系クリアーとなります。
ホイール本体のパウダーコートクリアー噴射時です。
パウダークリアーは小麦粉のように真っ白けの状態です。
パーツへのパウダーコートクリアー焼付け完了!
スーパーミラーバレル研磨フィニッシュ時よりパウダークリアーした事でやや艶引き感を差し引いても今回はクリアーの耐久性重視です。
6角キャップを塗装すると見た目が安っぽくなります。
アルミキャップも磨き込みなら磨き込みホイールと一体化して高級感がより引き立ちます。
●ポリッシュオンクリアーには大きく分けて3種類が上げられます。●
1・溶剤系(液体)「1液型のクリアーコート」新品ホイール量産型
2・溶剤系(液体)「2液型の硬質のクリアーコート」硬化剤混合硬質型
3・静電式(固体)「パウダーコートクリアー」塗膜ではなく樹脂膜の頑丈型(第3のクリアー)
溶剤系(液体)「1液型のクリアーコート」は透明度が高く、硬化剤がないため量産向となり新品ホイールはこの「1液型のクリアーコート」が主流です。
弱点は肌が弱いため飛び石傷や干渉傷が入りやすくクリアー劣化も早いのが難点です。 見た目は良いが軟弱です。
溶剤系(液体)「2液型の硬質クリアーコート」はワンオフでの塗装に向いておりで硬化剤の比率が高いほど塗料代も高いですが、塗装肌の硬さも高いです。
難点としてツル肌仕上げのポリッシュへの塗装は光沢仕上げのため「足付けの荒研磨」が出来ません。そのためどうしても密着性に難があります。
そこで期待できるクリアーとして第3のクリアーが、静電式(固体)「パウダーコートクリアー」です。
「密着性が高く肌が頑丈で艶引き感、透明度も2液の溶剤系と変わらない」となれば 第3のクリアーと呼べる「パウダーコートクリアー」が、今あるクリアーの中でポリッシュホイールへのオンクリアーでは最硬と言えるでしょう・・・・・・しかし弱点もあります。
第一にコストが掛かる事です。また虫食いや巣穴の出たポリッシュは沸きブツが出るためパウダー仕上げではレベリングが落ちるなど素材の良し悪しを選びます。
※カラーパウダーならパウダーパテでどうにか対応できます。
また違ったパーツを合体した2Psハメ殺しのような分解できないホイールはパウダー不可となるモノが多くデザイン、構造を選びます。
※2・3Psの分解可能はホイールは分解してパーツごとにパウダーできますのでもちろんパウダーコートクリアーはOKです。
4本ワンセットリフレッシュ・リメークは送料往復無料キャンペーン中です。
この機会に是非ご相談ください。
(有)オートサービス西HPはこちら
2011.10.02
BBS-RS16インチ スーパーミラーバレル研磨からレッドポリッシュ
BBS-RS16インチの各パーツをお客様からご用意して頂きそれらパーツ全て1個ずつ磨き込んで、希望のカラー、サイズに合わせて組み付けです。
ディスク&プレートは当店自慢のスーパーミラーバレル研磨によるミラーポリッシュしてから「ハリウッドレッドポリッシュ」になります。これも世界に二つとないRSです。
富山県のお客様・・・RSは分解された状態で入庫しました。(ピアスボルト無し)
プラ製のエンブレム以外の全パーツ(アウターリムx4枚、インナーリムx4枚、センターディスクx4枚、センタープレートx4枚、6角センターキャプx4枚)合計20枚、個別のポリッシュ加工です。
こちら新品のアウターリム・・・
新品でしたが、小傷が目だっていましたので再研磨のリクエストです。
アウターリムの社外リップは鍛造ではなく合金プレスリムのバフ研磨ですので、同質の肌、表現のため他のディスクを組んでBBFバフ再研磨となります。
こちら新品のインナーリム・・・
新品のインナーリムは磨き無し荒の状態ですので、こちらはバレル研磨機にて荒研磨から研磨します。
インナーリムは傷やプレス痕など加工荒無垢のままの仕上げとなっています。アウター(デザイン面)のようにシビアーに傷取り仕上げ研磨では無く、プレス痕などやや残った研磨仕上げですが、裏面研磨仕上げでは十分光沢です。
オリジナルのディスクは鍛造品ですので、剥離ブラストからハンド研磨してバレル研磨機にてひたすら磨き込みます。
レッドポリッシュするために肌の光沢を追求します。
2次元スーパーミラーバレル研磨ならここで終了ですが、これからハリウッドレッドポリッシュ加工に入ります。ミラーポリッシュの肌がツルピカになら無いと鮮やかなハリウッドレッドポリッシュにはなりません。
下地の光沢を透かしての表現ですので、ベースのミラーポリッシュに傷やペーパー目、研磨ムラが残ればそのまま反映されますので、「これでもか!」と言うくらい磨き仕上げしてカラー染料を加えてオンクリアーすれば飴玉みたいに透き通った光沢のハリウッドレッドポリッシュになります。
ピアスボルトはこちらで用意して合体完成です。
4インチリムはタバコがすっぽり納まる深さです。
側面、裏面もご覧の通り! (手垢指紋が付いていますが磨けば取れます、すみません。) ナットは密かにパウダーコートのシルバー塗装して有ります。
●RS-3Psの構造やホイールサイズ変更の講座●
今回のRSはトータルサイズの拘りで細めのインナーと変えてあります。
※)トータルサイズに拘る場合はインナーも交換する必要があります。
16.17インチクラスの標準インナーは5.5J~8.0J前後位あります。標準インナーを生かしてアウターのみ交換の場合、トータルサイズが9J~12Jとなります。
RSのようなサンドイッチ式(イン、アウトの間にディスクを挟んであるタイプ)はディスクの厚みも加算してホイールのトータルサイズになります。
※RSでも一部オーバーヘッド式があります。
オーバーヘッド式やアンダーヘッド式(イン、アウトを直接結合してあるタイプ)のディスクはイン側やアウト側からディスクが載ってますのでディスク厚みは関係しません。
※代表的な例はBBS-LMやRS-GTは2Psのオーバーヘッド式となり、Super-RSは2Psアンダーヘッド式となります。
3Psリム構造について はこちら
フロント7.5J側
「アウター3.5J」+「ディスクの挟み厚0.5J」+「インナー3.5J」でトータル7.5Jとなります。
※ホイールトータルサイズはタイヤビートが辺る部分、つまりホイール側面の内寸です。
リアー8.0J側
「アウター4.0J」+「ディスクの挟み厚0.5J」+「インナー3.5J」でトータル8.0Jとなります。
※ホイールトータルサイズはタイヤビートが辺る部分、つまりホイール側面の内寸です。
■BBSーRS16インチ リフレッシュカスタム加工の詳細■
1・アウターリム・・・・・・・・・・3.5J・4.0J新品リップBBFバフ再研磨(ノークリアー)
2・インナーリム・・・・・・・・・・3.5J新品リップバレル研磨(ノークリアー)
3・ディスク&プレート・・・・・・スーパーミラー研磨、ハリウッドレッドポリッシュ
4・キャップ・・・・・・・・・・・・・・スーパーミラー研磨(オンクリアー)
5・ピアスボルト・・・・・・・・・・当店在庫のモノを装着
6・3Psコーキング・・・・・・・・透明シーリング打ち直し
7・エアーバルブ・・・・・・・・・無し
BBS-RSアウターリムのサイズや交換の詳細はこちら
RSは日本に限らず世界で人気商品のですので社外品のオプションパーツ(キャップ、エンブレム、ピアスボルト、バルブ、アウターリム、インナーリム)など様々なデザインのパーツが数多く販売されています。色を変えたり、磨くだけでなくサイズ変更も自由自在に世界に一つの自分だけのRSを提供いたします。
アウターリムポリッシュ仕上げは「BBFバフ鏡面研摩、スーパーミラーバレル研磨、ダイヤモンドカット」の中からご予算、用途に応じて、お好みの研磨方をご指定ください。
1・コスト面重視ならBBFバフ鏡面研摩!(オンクリアー&ノークリアー)
2・他所に無いカスタム重視ならスーパーミラーバレル研磨!(オンクリアー&ノークリアー)
3・オリジナルの新品と同質重視ならダイヤモンドカット!(オンクリアー)
※ダイヤモンドカットへのノークリアーは虹色の切削ラインが消えてしまいますのでそれを保護するためにオンクリアーは必須条件です。
オンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら
3種類のアウターリムポリッシュ研磨についてはこちら
ディスク加工は「スーパーミラーバレル研磨・溶剤系ウレタンカラー・パウダーコート」など作業バリエーションを豊富に対応しています。
4本セットリフレッシュ・リメークは送料往復無料キャンペーン中です。
(有)オートサービス西HPはこちら
2011.10.01
BBS-RS16インチ スーパーミラーバレル研磨からゴールドポリッシュ
BBS-RS16x7Jからアウターリム交換で9.0Jにワイドサイズ化!
ディスク&プレートは当店自慢のスーパーミラーバレル研磨によるミラーポリッシュしてからゴールドポリッシュいたしました。世界に二つとないRSです。
BBS-RSのゴールドポリッシュ
香川県のお客様・・スーパーミラーバレル研磨2回目のご依頼です。
前回ご依頼の「ENKEI-6S」のミラーポリッシュが、当店バレル研磨の記念すべき第1号でしが、今回のRSへのゴールドポリッシュもお初です。S様・・お初続きで何回もありがとうございます。今回は「ENKEI」以上にインパクト大です。
中古品ですのでまずは使用するインナーリムの至る所の曲り修理から始まります。 1インチのアウターリムは3インチリムと交換しますので曲り腐食は関係無いです。
インナーリム修理後はブッラク塗装!
インナーリムブッラク化は当店オリジナルお勧めカラーです。
ゴールドポリッシュするためにいつものバレル研磨用の地道な下処理研磨から仕上げ研磨をします。
メッシュプレートは別にバレル研磨します。
他のお客様分とディスクのミラーポリッシュが同時に8枚完成!
2次元スーパーミラーバレル研磨ならここで終了ですが、これからゴールドポリッシュ加工に入ります。ミラーポリッシュの肌がツルピカになら無いとゴールドポリッシュにはなりません。
ゴールドの顔料を加えてオンクリアーすれば飴玉みたいに透き通ったゴールドポリッシュになります。
下地の光沢を透かしての表現ですので、基本のミラーポリッシュに傷やペーパー目研磨ムラが残ればそのまま反映されますので、「これでもか!」と言うくらい磨き込んだ結果ゴールドポリッシュが出来上がります。
溶剤ウレタンカラーやパウダーカラーの塗装ゴールドとは全く違う、「艶、光沢、透明感」のある表現となります。
ゴールドメッキとも違ったアルミ独特の落ち着いた光沢、風合い大人の輝きとなります。
ホイール元サイズ7.0Jのインナーリムを換えずに、アウターリムを1Jから3Jへと交換しましたので2Jアップしてホイール合計サイズは9.0Jとなります。
インナーリムを1Jアップすればホイールサイズは10Jになります。
RSは日本に限らず世界で人気商品のため社外品のオプションパーツ(キャップ、エンブレム、ピアスボルト、バルブ、アウターリム、インナーリム)など様々なデザインのパーツが数多く販売されています。色を変えたり、磨くだけでなくサイズ変更も自由自在に世界に一つの自分だけのRSを造る事が可能です。
BBS-RSは20年前の年代モノの中古品です。ガリ傷や曲りがなど劣化は当然あります。基本、土台となるホイール修理が出来て初めて様々なパーツと取り替えて世界に二つと無いRSが追求できます。ただ単にパーツ交換さえすれば良いモノではありません。
■BBSーRS16インチ リフレッシュカスタム加工の詳細■
1・アウターリム・・・・・・・・・・3.0Jの新品リップ交換(ノークリアー)
2・インナーリム・・・・・・・・・・曲り修正/艶ありブラック塗装
3・ディスク&プレート・・・・・・スーパーミラーゴールドポリッシュ(オンクリアー)
4・キャップ・・・・・・・・・・・・・・お客様提出
5・ピアスボルト・・・・・・・・・・ゴールド&とんがりブッラク交換
6・3Psコーキング・・・・・・・・透明シーリング打ち直し
7・エアーバルブ・・・・・・・・・洗浄研磨
BBS-RSアウターリムのサイズや交換の詳細はこちら
アウターリムポリッシュ仕上げは「BBFバフ鏡面研摩、スーパーミラーバレル研磨、ダイヤモンドカット」の3種の研摩加工にて対応しています。
3種類のアウターリムポリッシュ研磨についてはこちら
ディスク加工は「スーパーミラーバレル研磨・溶剤系ウレタンカラー・パウダーコート」など作業バリエーションを豊富に対応出来ます。
4本セットリフレッシュ・リメークは送料往復無料キャンペーン中です。
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2011.09.29
BBS-LM スーパーミラーポリッシュからのブラックポリッシュ(BMP)
LM19インチ、リムガリ傷(4本)修正からのブラックポリッシュ(BMP)完全カスタムのご紹介をいたします。
カラーポリッシュする場合はまず素材自体をミラーポリッシュしてミラーポリッシュした下地を透かして透き通ったカラーで染めていきます。
カラーポリッシュ用のカラーも多数取り揃えています。
(金・黒・青・赤・黄色・オレンジ・カッパー・紫・ピンク他)
BBS-LM19インチ 2次元ブラックミラーポリッシュ (BMP)
大阪からのお客様・・写真では一見ハイパー塗装(DBK)のように見えますが、カラー塗装仕上げではありません。
芸の細かなミラーポリッシュからの(BMP)ブラックポリッシュです。
写真では紹介しきれないほど4本とも、きびしいガリ傷有りで、飛び石などの大きな陥没も多数ありました。
素地ポリッシュ仕上げですので、削り込みやパテ埋めなど誤魔化しの出来ない修正工程です。
リム修正後、ディスク塗装剥離をして、ここから地味で細かい研磨作業の始まりです。
下処理の研磨次第でスーパーミラーバレル研磨の仕上がりが左右されます。
リム部のBBFバフは研磨機にて研磨できますのでディスク研磨より比較的簡単に下処理研磨できます。
いきなりですが、ディスク面のスーパーミラーポリッシュの完成です。
ここからノークリアー&オンクリアーとなりますが、今回はブラックポリッシュのオンクリアーとなります。
ディスク部へのブラックオンクリアーで(BMP)ブラックミラーポリッシュ完成です。
別のLM20インチの2Psリム部へのバレル研磨機の混入研磨風景です。
リム研磨は通常研磨機にてのBBFバフ(鏡面研磨)で完成となりますが、今回はBBF研磨してからさらにバレル研磨機へ混入してセラミックで磨き込んでいますので二段構え研磨となります。
これが通常のBBFバフ(鏡面研磨)とバレル研磨機からのスーパーミラーポリッシュの大きな違いです。
ディスクが無いとセッティングできませんので、他のディスクを仮付けした状態で研磨します。
アウターリム部はバレル研磨機混入により側面までついでにピカピカになります。
エグレ、ガリ傷が有った箇所もご覧の通り完全に蘇り光沢を放っています。
確実な肉盛り研磨形成が出来ないとミラーポリッシュ仕上げは絶対に出来ません。
ディスクもリムも完全アルミ素地仕上げのため素材の良し・悪しにも影響されます。
カラー塗装のようにパテなどで誤魔化しが出来ません。
2Ps・3Psは全てリム/ディスク別々に作業していますので完成後、傷が入らないように専用の保管箱に保管します。
これとは別に2個、計3個とも友人の家具職人の心のこもった手造り保管ラックです。
完成したディスクは重ねて保管できませんので保管ラックのお陰で整理整頓できて重宝してます。
スーパーミラーポリッシュは素材自体の磨き工法のため素材の良し悪しに仕上がりが反映されます。
※腐食の激しいものは虫食いの黒の斑点が現われる場合もあります。
程度の良い鍛造加圧式(FORGED)品はミラーポリッシュは特にお勧めです。
今回はオンクリアー仕上げです。
ミラーポリッシュはオンクリアー・ノークリアーご希望に応じて対応いたします。
ミラーポリッシュのノークリアーの場合ユーザー自身でも簡単に傷修理が可能です。
「オンクリアー&ノークリアー」とミラーポリッシュユーザー修理例についてはこちら
仕様中生じたガリ傷など当店で一遍磨いてありますので、ローコスト、短納期で修理、再研磨が何回でも可能です。
●ミラーポリッシュ修理代(ノークリアーの場合)12.000円~
●納期 1週間程度
※クロームメッキやスパッタリングメッキは傷の大小に関わらずのメッキ全面剥離から始まり再メッキとなりますので、18インチクラスで1本/7万円以上となり納期も40日以上かかります。
さらに再クロームは溶剤漬け電気分解により一部素材が犯されますので強度が低下するため再クローム回数には限界があります。
※スパッタリングメッキは塗装式ですので素材の強度低下の影響はありませんが傷が付きやすく、飛び石等でのメッキ剥げなど、メッキ層がもろいのが難点です。
クロームメッキの修正/再クロームについてはこちら
カラー塗装ホイールと違い素材自体の表現ですので、ガリ傷修正など肉盛り研磨形成を要する修理は技術の差が大きく出る誤魔化しのきかないのがポリッシュホイールです。
外車・国産車純正ホイールや社外品ホイール問わずスーパーミラーポリッシュ可能です。
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2011.09.24
BBS-DTMスーパーミラーバレル研磨(3次元)からパウダークリアー
磨き込みや切削カットしたポリッシュ面を保護するためにクリアーコートは、一般的に溶剤系(液体)の1液型か2液型のスプレー式によるクリアーコートをします。
ポリッシュフィニッシュ後のクリアーの透明度やコスト面から言えば溶剤系(液体)「1液型のクリアーコート」が1番良いですが肌が弱いのが弱点です。 そのためワンオフ塗りのクリアーはより肌の硬い「2液型の硬質のクリアーコート」を使っています。
しかしそれよりさらに密着性、耐久性、塗装肌の頑丈さから言えば静電式(固体)「パウダーコートクリアー」がポリッシュ面保護に今一番、理想的なクリアーコートです。
スーパーミラーバレル研磨後からのオンクリアーに関し「透明度、艶引き感」など以前より格段に向上進化した「パウダーコートクリアー」のご紹介をいたします。
スーパーミラーバレル研磨(3次元)からのパウダーコートクリアー
以前当社でミラーポリッシュ(3次元)ノークリアーでお納めしたBBS-DTMです。
半年以上経過していますのでやや艶落ち感はありますが、BBFバフ研磨とは違い、大きな白ボケも無くコンパウンドでハンド磨きすれば光沢復元が可能です。
ハンド磨きなどメンテがご面倒との事で再研磨からパウダーコートクリアーのリクエストを頂きました。
もちろん以前当社で、バレル研磨をしていますので、格安料金でいたします。
タイヤカスやウェイトカス削除から始まり、下研磨となるハンドバフをかけて艶出しをします。 肌の光沢がやや不均等ではありますが、ハンドバフだけでも十分な光沢が復帰できます。
ハンドバフ研磨後は万遍無く、均一な光沢がでるまで仕上げ用バレル研磨機へ数回投入します。
バレル再研磨で元の光沢が蘇りました。バフ研磨との違いは一目瞭然です。
これからパウダーコートクリアーに入ります。
↓
パウダークリアーの前処理として以前はパウダー専用のプライマーを使っていましたが、過去のプライマーでは艶引き感が大きかったため、つい最近から違う下処理としてマジックウォーターなるモノを発見・提案!
これでプライマーの欠点となる艶引き感が一つ解消が出来たと思います。
まだ未知のモノですのでメーカーの言う事を信用して使うしか手が有りませんが、この1工程をやら無いよりはやった方がマシと思ってやっています。
通電チェックしてパウダークリアー噴射!(小麦粉のように真っ白けになります。)
鍛造品ですので4本同時焼きでもいいのですが、熱伝道を考慮して念のため2本ずつ焼いて自然冷却します。
パウダーコートクリアー完成!
溶剤系2液型のクリアーと、ほとんど変わらない仕上がりです。
でもパウダーコートのクリアー肌の頑丈差は溶剤クリアーの比ではありません。
1Psへのパウダーコートクリアーはホイール丸ごと塗りますのでパウダーで完全に覆われます。
バレル研磨フィニッシュノークリアーとパウダーオンクリアーを比べて見れば艶引き、光沢、質感など若干の違いは当然出てきますが、どうでしょうか?
●ポリッシュオンクリアーには大きく分けて3種類が上げられます。●
1・溶剤系(液体)「1液型のクリアーコート」新品ホイール量産型
2・溶剤系(液体)「2液型の硬質のクリアーコート」硬化剤混合硬質型
3・静電式(固体)「パウダーコートクリアー」塗膜ではなく樹脂膜の頑丈型(第3のクリアー)
溶剤系(液体)「1液型のクリアーコート」は透明度が高く、硬化剤がないため量産向となり新品ホイールはこの「1液型のクリアーコート」が主流です。
弱点は肌が弱いため飛び石傷や干渉傷が入りやすくクリアー劣化も早いのが難点です。 見た目は良いが軟弱です。
溶剤系(液体)「2液型の硬質クリアーコート」はワンオフでの塗装に向いておりで硬化剤の比率が高いほど塗料代も高いですが、塗装肌の硬さも高いです。
難点としてツル肌仕上げのポリッシュへの塗装は光沢仕上げのため「足付けの荒研磨」が出来ません。そのためどうしても密着性に難があります。
そこで期待できるクリアーとして第3のクリアーが、静電式(固体)「パウダーコートクリアー」です。
「密着性が高く肌が頑丈で艶引き感、透明度も2液の溶剤系と代わらない」となれば今あるクリアーの中では 第3のクリアーと呼べる「パウダーコートクリアー」が、ポリッシュホイールへのオンクリアーでは今のところでは最硬と言えるでしょう・・・・・・しかし弱点もあります。
第一にコストが掛かる事です。また虫食いや巣穴の出たポリッシュは沸きブツが出るためパウダーが出来ないなど素材の良し悪しを選びます。
※カラーパウダーならパテで対応できますが・・・
また違ったパーツを合体した2Psハメ殺しのような分解できないホイールはパウダー不可となるモノが多くデザイン、構造を選びます。
※2・3Psの分解可能はホイールは分解してパーツごとにパウダーできますのでもちろんパウダーコートクリアーはOKです。
作業の煩雑さによる納期面やコスト面また手直し不可のやり直しなど作業リスクの高さや素材の良し悪しの対応など課題も多くあります。
また雨降りの日はパウダーコートは中止しています。天気や温度、湿度にもパウダーの付き具合い、焼き具合いが影響され天気が悪いとさらに納期が遅くなります。
4本ワンセットリフレッシュ・リメークは送料往復無料キャンペーン中です。
この機会に是非ご相談ください。
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