仕上げ実績・ブログ
2011.06.17
スカイラインGT-R35 20インチ 3次元スーパーミラーポリッシュ
スカイラインGT-R35 純正20インチの3次元スーパーミラーポリッシュ!
リム下の帯まで今回は拘って磨いてあります。
GT-R35純正は頑丈で素材の良いRAYS製「鍛造加圧式(FORGED)」ですのでスーパーミラーバレル研摩に相性抜群です。
リアー10.0J側です。
福岡県のお客様・・R35純正色は黒味の濃いハイパー塗装です。
リム端までスポークがきていますので20インチ以上に大きく見えます。
塗装剥離後3次元の表、側面、股グラ、スポーク下の帯まで全て研磨します。
各種エアーツールを使い分けますが、工具の届かない箇所はハンド研磨です。
エアーツールの荒研磨後、バレル研磨機の荒研磨のメディアで数時間磨き込みます。これで大まかなエアーツールの荒が取れ肌が揃います。
仕上げの時はエアーツールはもう使えません。
各エアーツールの形状筋が出てしまい自然な面になりません。
ここからは傷チェックしてペーパー目の削除、光沢が出るまで手力「ハンドペーパー」かけをします
手間と時間をかけてやっと完成です。
表面、サイド面全て基本は手作業です。
ホイール側面は下処理、ハンド研磨した訳ではありませんが何十回もバレル研磨機へ投入しますのででついでに光ってくれます。側面とは言えタバコの 写り込みもご覧の通りです。
通常のBBFバフではついでに磨ける工程ではありませんので、便利な機械です。
素材自体の磨き工法のため素材の良し悪しに仕上がりが反映されます。
鍛造加圧式(FORGED)品は特にお勧めです。
今回はノークリアー仕上げです。 オンクリアー・ノークリアーはご希望に応じて対応いたします。
オンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら
作業の効率性からミラーポリッシュは剥離から荒研磨さらに仕上げのバレル研磨は同時期に入った作業はなるべく同時進行してます。
この日は4台分仕上げ研磨が完成しました。
まだ後、10数セット作業中です。
お預かり中のユーザー様ミラーポリッシュはとにかく手間と時間がかかります。
今しばらくお待ちください。
クロームメッキのように錆び、腐食、剥げ、などの損傷劣化の心配もありません。
※普段のメンテナンスの有無で光沢の維持は左右されます。
一遍磨き込んだミラーポリッシュホイールのガリ傷修理など傷箇所のみを修理して再度バレル研磨機へ投入すれば簡単に直りますので低価格、短納期を実現します。
以前当社でスーパーミラーバレル研磨したお客様!低価格で完璧な修理をしてますので少々のダメージは心配いりません。
アフターケアーはご安心ください。
ポリッシュ加工&カラー塗装はご予算、用途に応じて対応していますのでお気軽にお問い合わせください。
(有)オートサービス西HPはこちら
2011.06.14
ポリッシュ鏡面仕上げホイールの修正
ポリッシュ鏡面仕上げホイールの修正はカラー塗装のようにパテ埋めてカラーで隠しての誤魔化しができません。
溶接肉盛りから始まり研磨形成して、仕上げ研磨はペーパー目を完全に消すため細かで繊細な技術を要しどこでも簡単にできない修理です。
ポリッシュホイールの曲り、割れ、欠け、ガリ傷修理の流れとしてクリアーの「有無」によりクリアー剥離~アルミ溶接肉盛り~ハンド研磨形成~荒研磨~仕上げ研磨~BBFハンドバフ~バレル研磨~クリアー塗装「有無」で完成とる大まかな修理の工程です。
ポリッシュ鏡面仕上の修理は基本は同じ工程の修理ですので3種の修理のご紹介をいたします。
その1・・WISER-BBS-RGディスク付け根のクラック割れ修理
幸い裏まで割れが達していませんでしたので、エアー漏れはありませんでした。
こんな箇所の割れは原因が判りませんが、早めの対処ならほぼ完璧に治ります。
溶接が満遍なく溶け込むように割れた箇所を大きく開口します。
やや大きめに溶接します。
溶接は5分もかからない簡単な事ですが、場所的に研磨形成が一番難しい股グラです。
グラインダーやアクションサンダーが入らない股グラ角部はエアー超硬バーで大まかに削り、後はハンドヤスリでゴシゴシこすって形成します。
ハンドヤスリで形ができたら、後は根気良く、80番・120番・180番・320番・240番・400番・600番・800番・1000番・1500番まで番手を換えてぺーパー目を落として行き研磨確認のためコンパウンドのBBFバフガケします。
仕上げは当店自慢の水槽式セラミックによるスーパーミラーバレル研磨して完成です。
修理箇所だけで無く、最後は丸ごと研磨しますのでついでに全体がピカピカに蘇りお客様も大喜びでした。手元の3本もついでに光沢復元磨きだけの追加オーダーが入りました。
ちなみこのBBSは当社でバレル研磨したモノではなく他所様でBBFバフしたホイールです。
その2・・MR-S純正15インチガリ傷修理
結構エグレの大きなガリ傷修理でディスク部も至る所へ飛び石傷有りです。
フラットなリムはスポーク部の股グラと違い溶接から研磨形成など比較的簡単な修理です。
研磨形成は普段通り完璧な修理してフィニッシュはスーパーミラーバレル研磨にて全体の艶出し復活して完成です。
その3・・マセラッティー純正ガリ傷、ディスク欠け修理
このマセラッティーの純正はヨーロッパで3次元バレル研磨してあったホイールです。3次元バレル研磨は1本づつ職人の磨き込みのためコストが高くなり新品で1本25万円以上するらしく4本だと車が買えるビックリお値段の高級ホイールです。
「MADE IN JAPAN by NISHI」でのバレル研磨が完成です。
研磨方は同質ですので全く同じ様に仕上がります。
ちなみに25万円するホイールでも修理代は2万円以下で収まりました。
新品の価格に修理代は比例しません。
ダメージの大小は別として、表面処理の特性で修理代が決まります。
修理代の高い順位(当店で対応している、デザイン面の同レベルでのリムガリ傷修理の平均的な順位です。)
1位・クロームメッキ(新品より高くなる事もあります。部分修理不可、全面やり直し)
2位・アルマイトメッキ(修理不可の場合が多いです。部分修理不可、全面やり直しし)
3位・スパッタリングメッキ(新品より高くなる事もあります。部分修理不可、全面やり直し)
4位・ダイヤモンドカット(新品より高くなる事もあります。部分修理不可、全面やり直し)
5位・パウダー塗装(カラーにより部分修理不可、全面やり直し)
6位・ハイパー塗装(部分修理可能)
7位・ミラーポリッシュ研磨(部分修理可能)
8位・ウレタンカラー塗装(部分修理可能)
9位・アルマイトへの鏡面仕上げ(リムのみ部分修理可能)
番外偏 ステンレスジャケット(ステンレスは修理不能のためジャケット交換となりますが交換不可もあります。)
※マグやスチールは表面処理加工不可のモノがあります。
※インナー(裏)リム修理は材質で修理価格が上下しますので表面処理には関係しません。
ダイヤモンドカットとミラーポリッシュとの大きな違い
ダイヤモンドカットは磨き込みで無く、表面のみをPC旋盤で一皮削った切削仕上げのため新品の場合は同品をラインで大量に切削加工できますので量産向きでコストが安くあがり新品価格は中国産など1本5.000円から販売されています。
ダイヤモンドカット修正の詳細はこちら
それに対してミラーポリッシュの磨き込み3次元の下研磨は人間の手による1本づつの研磨作業のため量産向きでなくコストが掛かり新品価格は当然ダイヤモンドカットより遥かに高額となります。
しかし
修理となれば新品価格と修理代が逆転します。
1本モノを修理する場合はダイヤモンドカットはデザインや構造、動きが全て違うためカットする表面をコンピューターへ1本づつ立体数値化したデータを取る必要があります。切削カットする工賃では無く下準備のデータ出し(同じホイールでも4本全て1本ずつの数値データ出しとなります。)に時間とコストがかかり修理代が割り高となり、一部低価格で売られているダイヤモンドカットホイールは修理代が新品価格を超える事も少なく有りません。
それに対して磨き込みのミラーポリッシュはデータ出しなど必要なく、既に丸ごと磨き込んでありすので、傷箇所のみを修理して再度バレル研磨で磨けば全体的に均等な仕上がりとなり、比較的簡単に修理が出来るアナログ的なワンオフ向きのため短納期、低価格が実現します。
注)コンパウンドで磨くBBFバフ仕上げでは有りませんのでお間違えないように!
結論として・・新品は安くても修理代が割高となるダイヤモンドカット(デジタル修理)に比べて、新品が高くても修理代が安くなるミラーポリッシュ(アナログ修理)は新品価格と修理価格は逆転してしまいます。
以前当社でスーパーミラーバレル研磨したお客様!低価格で完璧な修理をしてますので少々のダメージは心配いりません。
アフターケアーはご安心ください。
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- バレル研摩/曲り・ガリ傷・腐食の再バレル研磨
2011.06.12
WORK マイスター18インチリフレッシュ・リメーク
「WORK MEISTER S1」 17インチF10JとR12Jの超ワイドホイールのリフレッシュ・リメークです。
ポリッシュ面の腐食が激しかったのでやや難点も残りましたがここまで綺麗に甦りました。
「WORK MEISTER S1」 完全分解によるリフレッシュ
ポリッシュオンクリアーの特有というか宿命となるミミズ白錆び、虫食い、腐食はクリアー層の下つまりアルミ素地へ入った損傷のためクリアー表面をいくら磨いてもクリアーが剥げるだけでミミズ白錆び、虫食い腐食は取れません。
リム単体に根気強く研磨すればここまで光沢は蘇りますが腐食の酷い箇所は一部虫食い損傷がどうしても残ってしまします。
オンクリアーのミミズ白錆び、虫食い腐食の原因や対処方はページ下で詳しく説明してますので最後まで読んでくださいね!
まずはリム曲がり、ガリ傷修理から始まります。
カラー塗装するディスク部は少々の腐食は問題ありませんが、腐食によるパウダーコートの弾きの現象が出ますので、腐食削除は念入りにしてパウダーコートのための下処理研磨します。
ベースはパウダーコートのため180℃の釜で40分ほど焼きつけします。 素地への密着性のベースは完璧です。
※溶剤ウレタンカラー塗装へのベース目的のパウダーコートは別途追加料金となります。
ディスク部は指定カラー(プリクラスダークグリーン)を調色して溶剤系ウレタン塗装仕上げして60℃の釜で40ほど焼付けします。
溶剤系ウレタンカラー塗装からトップコートも全て焼く付け塗装をしていますので、仕上がり艶が全然違います。
ディスク塗装・インナーリム塗装・アウターリムポリッシュ研磨と個別作業の完成です。
ピアスボルトも洗浄研磨してこれからシーリングを打ち直しし合体作業となります。
「WORK MEISTERS1」のロゴシールもグリーンのシートをカッティングマシーンで自社製作しています。
フロント10J(OUTリム4.5J+INリム5.5J )とリアー12J(OUTリム6.5J+INリム5.5J )です。
OUTリムが6.5Jありますので表と裏を反対にしたようなリム構造です。
どんな車に付けるのでしょうか? ケーニッヒでしょうか?
★虫食い腐食のダメージが激しいリムへの再ポリッシュについて★
ポリッシュ部虫食い、腐食が激しかった面の研磨後のアップ写真です。
ミラーポリッシュやBBFバフ研磨またダイヤモンドカットなどシビアな素地表現の場合、アルミ奥まで浸透して刺青状になった虫食い腐食はいくら削って磨いても黒点、斑点が一部残ってしまいます。
カラー塗装仕上げなら下地のサフやカラーで黒点、斑点は隠れて消えてしまいますが、マイスターのような柔軟性のある合金プレスリムはカラー塗装に向かないリムです。
なぜOUTリムへカラー塗装が不向きなのか
↓
リムへの塗装は1Psや浅目の硬くて頑丈なリムならカラー塗装やメッキも問題はありませんが、マイスターのような柔軟性に富む合金プレス1枚型でしかも6.5Jもある深いアウターリムへカラー塗装やメッキすれば使用中に塗装が剥げてしまいます。 合金プレス1枚型リムは収縮するのです。
合金プレスの1枚型で深いリムほど収縮率が高いためカラー塗装は不向で特にハイパー塗装やスパッタリングメッキは収縮性の無い銀箔やクローム膜箔のため合金プレス1枚型の深いアウターリムには相性は良くありません。
リムの特性を理解出来れば何でもかんでも色を塗れば良いってモノでは無いことがお分かりかと思います。
合金プレス1枚型の深いリムへの他の方法として
↓
その1・・ブラシ傷を入れる荒仕上げのブラシェッドポリッシュ加工ならこの程度の黒点、斑点は目立たなくなりますが、ホリ深リムに艶の無い荒目のポリッシュは似合いませんし、ブラシェッドはオンクリアーが必須となります。
その2・・密着性の高いパウダーカラー仕上げなら柔軟性や耐久性は期待できますが、調色が出来ないため指定カラーに対応できませんので既存のパウダーカラーとなります。
粉体パウダー塗装についてはこちら
なぜオンクリアーポリッシュは虫食い腐食が出やすいのか?
今回のマイスターも元はポリシュ仕上げのオンクリアーです。
飛び石に弱いオンクリアーの上にさらにホリ深リムは石ころを拾いやすくなります。
深いリムの中で石ころがクルクル回りながらリムを傷つけてしいます。
石ころ傷や飛び石傷などの傷口からクリアーが一部剥げてクリアーとアルミ素地の間へ水が入り込み水気がクリアー下層に閉じこまれたままで蒸発、乾燥しないため常に湿った状態のままのため虫食い腐食が起きてきます。
カビや腐食は水気、湿気が原因です。
今回黒く塗ったインナーリムは汚れてブレーキパッドは付いていましたが、虫食い腐食の現象がないのもそのためです。
クリアーをしなければ酸化白ボケはしますが、素地でアルミ裸の状態のため空気に触れ乾燥しやすいため白ミミズシミや虫食い腐食は起きにくくなり ます。
オンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら
完全なる修正が出来て4本リフレッシュ・リメークへと繋がります。
(有)オートサービス西HPはこちら

