仕上げ実績・ブログ
2011.08.22
BMW純正1Psホイールのハイパー塗装&リム鏡面研磨個別仕上げ
1Psホイールと分解可能な2・3Psホイールのリムとディスクの個別仕上げでの塗装&磨きによるリフレッシュ・リメークの紹介です。
リムとディスクの個別仕上げで同じような表現でも1Psと2・3Psではホイールの構造により作業の流れ手順が大きく違ってきます。
その1・・BBS製BMW純正1Psホイールのパウダーコートからハイパー塗装(DBK)とリム鏡面研磨の個別仕上げ。
その2・・WORKマイスター2Psホイールのパウダーコートからハイパー塗装(DBK)とリム鏡面研磨の個別仕上げ。
その1・・BMW純正1Psホイールのハイパー塗装(DBK)とリム修正鏡面研磨
神奈川県のお客様・・元は丸塗りハイパーDBKです。リム修理から変な塗装を上塗りしてありましたが、剥離からやり直せば見事に蘇ります。
まずは丸ごと塗装剥離からリム肉盛り研磨修理です。
ブラスト研磨で腐食削除から脱脂洗浄して100℃前後で空炊きします。
通電確認してパウダーブラック噴射!
リム部は後で鏡面研磨しますのでリムは軽く載せるつもりでやっても結構ベッタリ付いてしまいます。パウダーコートは塗膜が頑丈で硬いためリムに付いた塗装を剥ぐのが大変です。!
専用釜にて180℃で50分ほどパウダーを焼きつけします。
これからハイパー塗装をしますので、しばらく自然冷却します。
※パウダーブッラク仕上げならここで作業終了!ですが、これからハイパー塗装が待ってます。
パウダーの黒を透かしながら銀膜を添付(銀膜の染め料や回数で黒の濃淡が決まります。)ハイパー塗装からクリアーまで塗って塗装部は一旦完成させます。
※ハイパー塗装(DBK)丸塗り仕上げならここで作業終了!ですが、これからリム鏡面研磨がまだあります。
完成した塗装部へ研磨傷が入らぬようにテープガードして、リムポリッシュ面を「BBF鏡面研磨」や「ダイヤモンドカット」へとご予算ご希望に応じてポリッシュ加工となります。
今回のリムポリッシュ面は予算的に「BBF鏡面研磨」となりました。
アウターリムポリッシュ研磨についてはこちら
1Psホイール本体の裏面、側面は下処理のベースとなるパウダーコートのブラック仕上げとなります。
1Psはハイパー塗装に限らず塗装と磨きは一旦塗装を済まして磨き工程へなりますので、丸塗りカラー仕上げより、納期がかかり研磨代の料金も追加されます。
その2・・WORKマイスター2Psホイールのハイパー塗装(DBK)とリム修正鏡面研磨
神奈川県のお客様・・ハイパー特有の塗装剥げメクレです。
新品時はディスク裏までパウダーコートして有りませんが、後塗りパウダーの時は裏までキチント塗っています。
ハイパー塗装は粘り柔軟性がない銀膜表現のため他のモノが干渉する箇所や飛び石などで塗装剥げと言うより塗装割れを起こしやすい特性があります。これは新品も後塗りのハイパーも共通の特性弱点です。
ブラスト研磨からバレル研磨の下処理 !
どっち道分解しての作業ですので、前回リム修理の時にディスクの塗り替えをした方が作業効率が良かったのですが・・・(汗)
またディスクの分解、合体作業を伴い二度手間となりました。
粉(パウダー)が静電気でくっついた常温状態はこんな感じです。
釜で焼きつけして粉(パウダー)が溶け込んで濃厚なブッラクになります。
銀膜ハイパーを染めてディスクへのハイパー塗装(DBK)完成です。
前回ガリ傷修理したリムと再度合体して今度こそ全て完成です。
★ハイパー塗装の弱点★
粘り柔軟性が無い銀膜箔ため塗装割れを起こしやすいです。
ハイパー塗装は溶剤系のウレタンカラー塗装やパウダーコートフィニッシュ仕上げと違い銀膜自体が粘り柔軟性がないためにタイヤ組み換え傷やバランスコーン傷、キャップ取り外し傷、スタットボルト周りの工具干渉の傷などで傷と言うより塗装割れを起こしやすい特性があり、これは新品も後塗りもハイパー塗装の弱点となります。ハイパー塗装の取り扱いはメッキ以上の細心の注意が必要です。
アウターリムのポリッシュ仕上げは「BBFバフ鏡面研摩・スーパーミラーバレル研磨・ダイヤモンドカット」の3種の研摩加工いたします。
3種類のアウターリムポリッシュ研磨についてはこちら
ディスク部へはカラー塗装「溶剤系ウレタンカラー塗装・粉体パウダー塗装・ハイパー塗装・スパッタリングメッキ・クロームメッキ」と当店自慢の「スーパーミラーバレル研磨(ミラーポリッシュ)」いたします。
※粉体(パウダー)塗装は部分塗装や指定カラー調色がで来ません。
粉体(パウダー)塗装についてはこちら
傷、曲がり、色褪せの修正ついでにイメチェンをお考えのお客様はどんな事でもご相談ください。
「色塗って磨けばよいってモノじゃないのです。」
基本・土台となるホイール修正がまずしっかり出来ないとリフレシュ・リメークして見た目だけお化粧しても意味がありません。
(有)オートサービス西HPはこちら
2011.08.18
BBS-LM18インチ 限定ゴールドからDBK-Pへリフレッシュ・リメーク
限定販売のフルゴールドフェイスの傷直しついでにDBK(ダイヤモンドブラッククリアー)-MP(ミラーポリッシュ)へイメージチェンジです。
全く違う表現のため新しい別のホイールを買ったような気分になります。
ゴールドフェイスからDBK-MPへリフレッシュ・リメーク
神奈川県のお客様・・鍛造ホイールで程度の良いLMでしたのでリムへのミラーポリッシュ化もグッドです。
ハイパー塗装の前の下塗装(ベースコート)はパウダーブッラクコートのため塗装剥離から始まります。
パウダー噴射の前に当店独自の下処理用バレル荒研磨します。
ブラストからのパウダー噴射よりさらにバレル研磨した方がよりパウダーの肌のりが良いような気がします。気がするだけかも知れませんが、ただの拘りです。
パウダーコート表裏丸ごと噴射!旨く静電しています。
焼付け釜で180℃50分ほどパウダーコートをチンします。
塗装膜ではなく素材へべったりと張り付いた樹脂膜となり濃厚な艶有りブラックとなります。 濃厚な艶有りブラックの上面へ銀膜のハイパーで透かしながら染めていきます。
ハイパー塗装は「パウダーコート(粉固体)~チタンハイパー(1液型銀膜)~溶剤クリアー(2液型液体)」のそれぞれ違う材料と塗装方で3種掛け合わせた複雑な塗装方法です。
こちらはアウターリム部へバレル研磨機によるスーパーミラーバレル研磨です。
アウターリム部へのポリッシュは「1・BBFバフ鏡面研磨 2・スーパーミラーバレル研磨 3・ダイヤモンドカット」の3種類がありますが今回はスーパーミラーバレル研磨でのオーダーです。
BBFバフ鏡面研磨やダイヤモンドカットとは違いセラミックで押し込みながら研磨しますので表面硬化現象を起こしスーパーミラーバレル研磨独特の表現、光沢、質感となります。
BBSロゴは赤シートで自社製作して貼り付けまでして完成です。
ピアスボルト装着はトルクはもちろんネジ緩め防止剤(ロックタイト)もきちんと添付しています。
■今回のLM修正リフレッシュ作業■
1・アウターリム・・・・・・・(スーパーミラーバレル研磨、ノークリアー)
2・インナーリム・・・・・・・(ブッラク塗装)
3・ディスク部・・・・・・・・・(パウダーコートからハイパー塗装DBK)
4・ピアスボルト・・・・・・・(洗浄研磨)
5・エアーバルブ・・・・・・(洗浄研磨)
6・BBSロゴシール・・・・(自社製作、貼り付け2枚おまけ付き)
アウターリムのポリッシュ仕上げは「BBFバフ鏡面研摩・スーパーミラーバレル研磨・ダイヤモンドカット」の3種の研摩加工いたします。
3種類のアウターリムポリッシュ研磨についてはこちら
ディスク部へはカラー塗装「溶剤系ウレタンカラー塗装・粉体パウダー塗装・ハイパー塗装・スパッタリングメッキ・クロームメッキ」と当店自慢の「スーパーミラーバレル研磨(ミラーポリッシュ)」いたします。
※粉体(パウダー)塗装は部分塗装や指定カラー調色がで来ません。
粉体(パウダー)塗装についてはこちら
傷、曲がり、色褪せの修正ついでにイメチェンをお考えのお客様はどんな事でもご相談ください。
「色塗って磨けばよいってモノじゃないのです。」
基本・土台となるホイール修正がまずしっかり出来ないとリフレシュ・リメークして見た目だけお化粧しても意味がありません。
(有)オートサービス西HPはこちら
- カテゴリー:
- BBS-LM/修正リフレッシュ・リメーク
2011.08.13
BBS-RS希少のピッチ100-4Hのリム交換&リフレッシュ・リメークx2台分
人気で品薄のBBS-RS15インチのピッチ100-4Hのリフレッシュです。
RSの100-4Hは希少で人気商品のためジャック品のような程度の悪いモノでも中古市場では高値がついています。
程度の悪いモノでもRS用のリムや各パーツなど当店に中古の在庫が多数ございます。またヤフオフから直接お送りいただくケースも非常に多いですので安心してお任せください。
またRSは新品リップの購入も可能ですので、5Jから15J位までお好みのサイズにカスタム可能です。
偶然ですけど、2台ともブラック艶有り再塗装からアウターリム交換です。
その1・・6Jから6.5Jと7.0Jへワイド化とブラック艶有り塗り替え
愛知県のお客様・・良くも悪くもない中古にありがちなダメージの15x6J/100-4HRSです。
古いホイールへの再塗装は塗装剥離から始まります。
フロント側6.5J完成!
リアー側7.0J完成!
インナーリムもディスクカラー同色のブラック艶有りへ再塗装
■BBSーRS15インチ リフレッシュカスタム加工の詳細■
1・アウターリム・・・・・・・・・・F当店スットクリムと交換/R新品リムと交換(ノークリアー)
2・インナーリム・・・・・・・・・・曲り修理、ブラック艶有り再塗装
3・ディスク&プレート・・・・・ブラック艶有り再塗装(オンクリアー)
4・6画キャップ・・・・・・・・・・・3次元ミラー研磨(オンクリアー)
5・ピアスボルト・・・・・・・・・・当店ストック品と交換
6・エアーバルブ・・・・・・・・・当店ストック品と交換
7・リフレッシュのリム交換に伴うシーリング打ち直し
8・レッドエンブレム交換
※15~17インチまでのレギュラーサイズのリムは多数ストックしていますので、「修復暦有りのリムや曲り、割れ」のひどいモノは在庫がある限り、リム交換、ピアスボルト交換、キャップ交換して修理、リフレッシュいたします。
その2・・7Jから9.0Jと9.5Jへワイド化とゴールドピアス
埼玉県のお客様・・本国(旧西ドイツ製)15x7J/100-4H ゴルフ用
アウターリムとピアスボルトの表情が国産RSと微妙に違いますが、お判りでしょうかか?
ディスク部は塗装の程度が良かったので今回は再塗装はしていませんが、深リムとゴールドピアスボルト交換でこんなに表情が変わります。
※ディスクは特殊な洗浄剤で洗っただけですが、結構綺麗になります。塗装剥げや浮き、メクレのダメージの有るモノは剥離からの再塗装をお勧めします。
こちもインナーリムはディスクカラー同色のブラック艶有りへ再塗装
ホイール全体が締まって見えます。
フロント側9.0J完成!
リアー側9.5J完成!
■BBSーRS15インチ/ゴルフ用カスタムの詳細■
1・アウターリム・・・・・・・・・・F2.5JとR3.0Jの新品リップ交換(ノークリアー)
2・インナーリム・・・・・・・・・・ブラック艶有り再塗装
3・ディスク&プレート・・・・・・再塗装無し
4・6画キャップ・・・・・・・・・・・3次元ミラー研磨(オンクリアー)
5・ピアスボルト・・・・・・・・・・当店ストック品と交換ゴールド化
6・エアーバルブ・・・・・・・・・当店ストック品と交換
7・リフレッシュ、リム交換に伴うシーリング打ち直し
■盆明けから作業開始のRS用15.16インチの特注サイズリップ郡です。■
BBS-RSのリメークカスタム待ちの新品アウターリップ4台分です。
ディスクへのカラー塗装やスーパーミラーバレル研磨などしてこれらのリップと交換していきます。まだまだ山積状態です。
ちなみに、OZフッツーラの新品リップ交換も他に2セット待機中です。
完成後、それぞれブログにて紹介いたします。
BBS-RSアウターリムのサイズや交換についてはこちら
※新品リムの注文から販売までは当店では手が回りませんので新品リムの販売はしていません。
交換用の新品リムはお客様からの提出かまたはこちらから代理店を紹介しますので、直接そちらで購入後当店へお送りください。
当店ではあくまでも修理から塗装&磨きによるリフレッシュと組み換えのみをお受けしています。
アウターリムのポリッシュ仕上げは「BBFバフ鏡面研摩・スーパーミラーバレル研磨・ダイヤモンドカット」の3種の研摩加工いたします。
3種類のアウターリムポリッシュ研磨についてはこちら
ディスク部へはカラー塗装「溶剤系ウレタンカラー・粉体パウダー塗装」と当店自慢の「スーパーミラーバレル研磨(ミラーポリッシュ)」いたします。
※粉体(パウダー)塗装は部分塗装や指定カラー調色がで来ません。
粉体(パウダー)塗装についてはこちら
ポリッシュ加工、カラー塗装などご予算、用途に応じていかようにも対応いたしますのでお気軽にお問い合わせください。
(有)オートサービス西HPはこちら
お盆休みのお知らせ
8月13日(土曜日)~16日(火曜日)
17日から平常通りの営業となります。
- カテゴリー:
- BBS-RS/修正リフレッシュ・リメーク

