仕上げ実績・ブログ
2015.01.27
BBS-LMリム交換からリム&ディスク/フルパウダーコート
以前当社でLMの100-4Hをワイド化するためにリム交換からハイパーブラック(DBK)とダイヤモンドカットによるDBK-Pにしましたが車種変更でリムをさらに深くするためにドナーとなるLMを準備して頂き磨き塗り替えついでにハイパーブラック(DBK)とダイヤモンドカットは高級感は有りますが肌が弱いため耐久性重視頑丈肌のパウダーコートでの塗り替えです。
リムはブラッシュドからパウダークリアーでディスクはDBK似のミラークロームからスモークブラックのパウダー2コートによるフルパウダーコートになります。
BBS-LM17インチリム交換からフルパウダーコート
千葉県のお客様・・・以前当店で17x7.5J/100-4Hを17x9Jにリム交換してDBK-PにしたLMですがbBからistへ乗り換えたとの事でさらに深リム2枚交換して耐久性強度重視のパウダーコートに塗り替えします。
前回の加工は100-4Hx4枚と114-5Hx4枚計8枚を準備して頂きリムとディスクを差し替え9Jワイドリムの100-4H/DBK-Pにしましたがさらに2枚追加でリム交換します。
2枚追加のリム取りの深リムLM9Jを準備提供して頂きました。
他所で肉盛したままのリム取りのLMです。
鍛造品は溶接しても基本巣穴は出ませんが巣穴ピンホールが多く出ています。
※よそ様の溶接による巣穴ピンホール消しは出来る場合と出来ない場合が有りますが今回巣穴の領域が広かったため巣穴消しの手直しは出来ません。
インリムも曲がっていますので曲り修理は当然行います。
塗装を剥いで研磨してから2Ps本体アウトリムからインナーリム、側面リム全て今人気のブラッシュドをしてパウダークリアーの静電噴射です。
ディスクは依然下処理をしていますのでいきなり剥離からバレル荒研磨
1コート目のベースとなるパウダーミラークロームの静電噴射
メーカー名称はミラークロームですがどう見てもクロームと言い難くハイパー塗装銀膜のDSKに近い感じです。
ハイパーシルバー(DSK)は全て溶剤塗装ですので耐久性重視のハイパーシルバー(DSK)が希望の方はミラークロームパウダーコート施工方も有りかと思います。※腐食が有る場合はパウダーコートは不可です。
パウダーミラークロームの上に2コート目のパウダースモークブラックを静電噴射
組み付け合体完成です。
LMのスペック17x9J/100-4H/OFF+33の4枚通しになります。
前回施工の繊細な虹色に輝くダイヤモンドカットとは違い荒い鈍い光沢のブラシラインからパウダークリアーです。
パウダーコートで一番溶剤のDBKに近いカラーですが比べて見れば当然違います。肌の弱いデリケートな溶剤DBKに比べればこちらは数倍頑丈ですので耐久性頑丈肌は溶剤ハイパーの比では有りません
2Ps本体はカラー塗装無しの無垢のブラッシュドでインナーリムから側面リムまでパウダークリアー肌になります。
■LM17x9J/100-4H/フルパウダーコートの詳細■
1・アウターリム・・・・・・・ブラッシュド(パウダークリアー)
2・2Ps本体リム・・・・・・・ブラッシュド(パウダークリアー)
3・センターディスク・・・・パウダーミラークロームからパウダースモークブラック
4・ピアスボルト・・・・・・・・クロームボルト洗浄研磨
5・エアーバルブ・・・・・・・洗浄研磨再利用
6・エンブレム・・・・・・・・・交換無し
※交換して残ったリムは今回下取りしていますがLM純正リムは現在30本ほど在庫がありますのでリム交換の祭はお問い合わせください。
LMを中古として販売商品化すれば6台分は有ります。
溶剤でのハイパーブラック(DBK)は「黒ベースに銀を透かす」方法になりますが、パウダーコートでのハイパーブラック(DBK)調近似は「銀ベースに黒を透」かす方法つまり真逆のセッティングのため溶剤のハイパーブラック(DBK)と同じ表現にはなりません。また腐食や巣穴の有るモノはパウダーコートは出来ません。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へ電話番号明記の上お願いいたします。
ホイール4本フルリフレッシュ・リメークに限り往復送料無料キャンペーン中!
メール返信のお願い・・日々膨大なメール問い合わせのため随時回答返信が出来ませんので3~4日たってもこちらからの回答返信メールが無い場合は直接お電話ください。
TEL0995-65-7225(日曜、祭日以外AM9:00時~PM19:00時)にお願いします。
(有)オートサービス西HPはこちら
- カテゴリー:
- BBS-LM/修正リフレッシュ・リメーク
2015.01.24
BMW用アルピナTRXインチ規格リム制作からのリフレッシュ・リメーク
35年前の海外製のホイールで14インチでも15インチでも無い特殊サイズTRXミリ単位規格のホイールのためこれを修理リフレッシュしてもタイヤが無いとただの飾りオブジェになってしまうため現品のディスクに合してインチ規格のリムをワンオフ制作して15インチに造り直し復活したアルピナの紹介です。
BMWアルピナTRXリムからインチ規格リム制作リフレッシュ・リメーク
宮城県のお客様・・・分解された状態で送って来た14インチでも15インチでも無いTRXのミリ単位のリムのアルピナです。
海外サイトからの中古輸入らしくレベルの低い大雑把な修理で薄っぺらいパラペラのリムに変わり果てています。どの道このミリ規格のリムサイズではタイヤが無いため廃棄処分です。
ディスクはまあまあ程度が良かった事が幸いしてこのディスクを基準としてインチ規格リムへの勘合加工からアウト&インリムの3Psをワンオフで造ります。
ディスク部は塗装剥離してから削れ部分は肉盛修理します。
パテ埋め補修からの塗装はいたしません。
このディスクにはリムとの勘合溝など無く単にピアスボルトだけで位置決めしてあるようです。
ワンオフ制作の15インチ規格のリム内径にぴしゃりと合うようにディスクの勘合加工です。これでリムの中心位置ずれは起きません。
ピアスボルトの受け案内穴開け加工してからブラスト研磨してアクション研磨で塗装の前処理をします。
最終仕上げが溶剤カラーですのでベースも溶剤ベースを塗ります。
イン&アウト計8枚15インチx7Jのワンオフ(一品物)リム制作完成!
アウトリムはBBFバフ研磨から光輝アルマイトでインリムはバフ研磨無しの白アルマイトになります。
35年前当時のアルマイトと違い進化した現代の光輝アルマイトの15インチアルピナの完成です。
※古いアルマイトのホイールで腐食の有るリムへ再アルマイトしても腐食痕が残るため腐食の有る再アルマイトは不可です。
アウトリムとインリムのシーリング直接結合のオーバーヘッド3Psになります。
ディスクの荒目の砂肌感は当時のまま再現塗装してあります。
新規15インチのリム内径合わせのディスクの勘合加工からリムワンオフ制作してアルマイト処理まで施し新たなピアスボルトの穴開け加工など多種の専門業者の連携も有り完成まで3ヶ月以上かかり35年前のアルピナのミリ規格がインチ規格のホイールとなり復活しました。
4本フルリフレッシュ・リメークに限り今年も送料往復無料キャンペーン中!
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
TEL0995-65-7225(平日AM9:00時~PM19:00時日・曜、祭祝日はお休み)
(有)オートサービス西HPはこちら
2015.01.23
OZフッツーラ18インチのリフレッシュ
頻繁に入庫するOZフッツーラですが年代モノの人気モデルだけに修復歴有りのモノや割れたモノ腐食の酷いモノなどが特に多いモデルでピンキリが激しいですが今回のフッツーラは極上程度良好です。
OZ旧型3Ps3兄弟(フッツーラ・AMG・シュニッツアー)など「AMGはベンツ専用」で「シュニッツアーはBMW専用」の車種限定になりますが、フッツーラは外車は基より国産車のユーザーにもコアなファンが多い為OZ3Psの中でもフッツーラがダントツに加工依頼が多いです。
OZフッツーラ18インチ/フルリフレッシュ
広島県のお客様・・年代モノですので艶落ち退色は有りますが曲り、ガリ傷さらに腐食も無い程度良好なフッツーラです。いつもこんな感じなら助かります。
ディスクの剥離からブラスト掛けて面合わせアクション研磨
キャップは初期型と2パターン用意して頂き気分によりつけ変えるらしいです。
インリムの剥離研磨
インリムは当社定番のパウダーグロスブラック
初期型のエンブレムは色を塗ってロゴシール貼り付けになりますが浮き文字凸部はフラットに研磨します。
全パーツの完成!
ピアスボルトの1本ずつ丁寧に磨き込み組み付け完成です。
初期型のキャップは取り付けネジが違いますのでメス穴タップが必要です。
インリムのパウダーグロスブラックは見た目だけが目的ではありません。
裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い・黒は汚れが目立たない」などの利点からインリムへは特にパウダーコートが効果的です
パウダーコートブツ発砲と割れ修理溶接団子
※現在3セットフッツーラ作業中ですので参考にしてください。
↓
1・・腐食ブツ・・他のお客様のフッツーラのインリムですが腐食の酷いリムへパウダーコートすればこんな感じに腐食部からブツが発砲します。発砲ブツを消す場合は再度研磨して溶剤ブラックでの処置となりますのでパウダーコート肌では無くなります。
1・・溶接団子・・これも他のお客様のフッツーラのインリムですが大雑把な曲り修理からただ溶接しただけの良く有る手抜き作業で不細工な溶接団子残しです。
これを手直しとなると溶接痕をコの字型に大きく切り込み削除する訳ですので手直し不可と言うよりやりたくありませんので現状のままでの再塗装になります。
※リム在庫が有る場合はリム交換いたします。
腐食の無いアウトリムも磨き込めばテカテカに蘇ります。
リムの曲り、ガリ傷などは問題無く治せてもポリッシュリムは虫食い、腐食がない事が仕上がりを左右する最重要ポイントです。
■OZフッツーラ18インチ/リフレッシュの詳細■
アウトリム・・・・・・・・・・・・・・BBFバフポリッシュ(ノークリアー)
インリム・・・・・・・・・・・・・・・パウダーグロスブラック
センターディスク・・・・・・・・・溶剤シルバーメタ
センターキャップ・・・・・・・・・溶剤シルバーメタx8枚
カーボンリング・・・・・・・・・・・レンズクリアー
初期型キャップ・・・・・・・・・・ロゴ復元制作クリアー抑え
ピアスボルト・・・・・・・・・・・・・洗浄研磨
ロゴシール・・・・・・・・・・・・・復元作成
バルブ・・・・・・・・・・・・・・・・・・洗浄研磨
4本フルリフレッシュ・リメークに限り今年も送料往復無料キャンペーン中!
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
TEL0995-65-7225(日曜、祭日以外平日AM9:00時~PM19:00時)にお願いします。
(有)オートサービス西HPはこちら
- カテゴリー:
- OZフッツーラ/リフレッシュ・リメーク