仕上げ実績・ブログ
2015.04.10
BBS-LM18インチ/パーツ別フルパウダーマットブラック
BBS-LM全パーツ個別のパウダーコートによるPMB(パウダーマットブラック)です。
パウダーコートで一番の敵となる大きな腐食が有りませんでしたので作業がスムーズに進み綺麗に仕上がりました。
曲り、ガリ傷は問題無く治せても腐食の酷いモノはパウダーコートが出来ませんのでその場合は溶剤での塗装に切り替えます。
BBS-LM18インチ/パーツ別フルパウダーマットブラック
大阪府のお客様・・・ピアスボルトが付いたままリムから上塗り丸塗りシルバーメタ塗装してありますので修復歴や腐食など剥いでみない事には結果が見えません。
目視でわかるレベルの曲りでなくてもダイヤルゲージで検品すればやや振れが有る曲りは結構有ります。0.5ミリほど曲がっていますので先ずはインリム曲り修理から
ピアスボルトごとシルバー塗装して有りましたのでピアスボルトの剥離をします。
ピアスボルトとエアーバルブのブラスト研磨と化成処理
2Ps本体剥離からリム研磨して150℃で空炊き
センターディスクの剥離からブラスト研磨してハンドアクション研磨
各パーツ別のパウダーマットブラックの静電噴射!
パーツ別の塗装ですので隅々まで塗装が載ります。
組み付け合体完成・・修復歴や腐食が有りませんで上手く行きました。
リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い・黒は汚れが目立たない」などの利点からインリムへのパウダーワンコートフィニッシュが理想的です。
虫食い、腐食、陥没さえなければ国産(鋳造・鍛造)なら問題無くパウダーコートフィニッシュが可能です。
ピアスボルトも渋めのマットブラックでホイールカラーとマッチします。
新品時のガン吹き溶剤カラーに比べて耐久性はその比では有りません。
こちらマットブラック全消し
こちらマットブラック5分消し
パウダーコートは「密着性、退色性、耐光性・耐久性」は優れていますが、「調色が出来ない・素材を選ぶ・腐食の有るモノは発砲する」など不得意な点も有ります。
ガン吹きの溶剤塗装は調色で無限大のカラー表現が出来て素材を選ばず腐食の有るモノでも臨機応変に対応出来ますが、パウダーコートは個体(粉)のため調色が出来ませんので既存のカラーでの表現となり素材は金属製に限ります。(プラ樹脂製は不可)また腐食の有るモノはブツ、湧きなど発砲します。
新品でも海外の鋳造(CAST)ホイールは生産国、素材造りにより気泡、湧きが発生する事が有りますのでやってみない事には結果が見えません。中国製の鋳造(CAST)やクロームメッキ剥離からのパウダーコートはブツ発砲が出る可能性が高いくなります。※パウダーコートは下地ベース利用として可能
4本フルリフレッシュ・リメークに限り往復送料無料キャンペーン中!
※リムのみまたはディスクのみ修理加工や単品修理は当社送料片道負担です。
メール返信のお願い・・毎日多くのメール問い合わせのため随時回答返信が出来ない場合や携帯からのメールで一部返信へ出来ない場合も有りますので3~4日たってもこちらからの返信メールが無い場合は直接お電話ください。
TEL0995-65-7225(日平日AM9:00時~PM19:00時)にお願いします。
日曜祝祭日はお休みです。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
(有)オートサービス西HPはこちら
2015.04.07
BBS-RE18インチ/バレル3次元研磨ブラッシュドパウダークリアー
元々バレル3次研磨して有るBBS-RE18インチを再バレル3次元研磨ベースのブラッシュドから耐久性重視のパウダークリアーコーティング!
フルポリッシュからのバレル研摩の場合はベースが出来上がったていますのでバレル研摩料金はお安くなります。
ワンオフで時間を掛け丹念に磨き込むバレル3次元研磨は新品卸しのフルポリッシュよりテカテカの光沢になります。
BBS-RE18インチ/バレル3次元研磨からのブラッシュドパウダークリアー
兵庫県のお客様・・・バレル研磨による3次元フルポリッシュのメーカー限定販売のREです。再バレル研摩からブラッシュドにします。
ポリッシュオンクリアー特有の白ミミズシミ腐食の現象です
量産ポリッシュは肌の弱いクリアー保護のため水侵入による白ミミズシミ腐食が早期に出ます。
白ミミズシミ腐食が入る箇所は「ホール穴・バルブ穴」や「スポーク角」など角張った箇所や「アウトリム端」など傷の入り易い箇所です。
角張った部位はクリアー塗膜が伸びて薄いためその周辺や傷口から水の侵入により素地とクリアーの間に水が密封された状態のままになり腐食が進行します。
ポリッシュオンクリアー腐食についてはこちら
メーカー設定のフルポリッシュよりワンオフハンド研磨からのバレル3次元研磨の方が光沢は遥かに勝ります。
ここまで磨き上げて勿体ない気もしますが今回のバレル研摩はあくまでも3次元バレルブラッシュドのベースの為の通過点にすぎません。
天面ブラッシュドしてパウダークリアー丸塗り静電噴射!
3次元バレルブラッシュドパウダークリアーの完成!
モッチリした厚めのパウダークリアーでブラッシュド肌の艶感、質感はパウダークリアー独特の表現になります。
スポーク縦壁から立体的な箇所はバレル3次元によるツル肌光沢です。
裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い・」などの利点からインリムへのパウダーワンコートフィニッシュが理想的です。
高級鍛造(FORGED)ホイールほど良い結果が出ますが一部の海外製の鋳造(CAST)ホイールなど余計に手間掛けた割にはここまでならないモノも有ります。
バレルのテカテカ光沢と荒目銀色で鈍い光沢を放つブラッシュドは気品漂う高級感が有りでさらに「丈夫で長持ちお手入れ楽々」になります。
左バレル3次元研磨と右バレル3次元研磨ブラッシュド&パウダークリアーです。
バレル研摩からのベースは同じでもブラッシュドするとフェイスがガラリと変わります。
BBS軍団「RS-GTゴールド&ダイヤモンドカット・LM裏組バレル2次元ブラッシュド&パウダークリアー・REバレル3次元ブラッシュド&パウダークリアー」3台完成!
パウダーコートフィニッシュはビジュアルも重要ですが耐久性が最大の目的です。
一般的な溶剤塗装は焼き付け温度が80℃前後のため使用中にホイールは熱を持ち50℃前後で溶剤塗膜が柔らかくなりパットカスや異物が熱で柔らかくなった塗膜に刺さり付着していくら洗っても取れなくなります。
パウダーコートは樹脂膜の上焼き付け温度が200℃前後のため120℃前後まで達しないと塗膜が柔らかくななりませんので通常の使用熱位ではパットカスや異物などびくともしません。
ブレーキパットカス付着の多い外車などは特にパウダーコートが一番適した塗装です。
ガラスコーティングなどボディーカラーと同様の溶剤肌をコーティング保護するためのモノですのでパウダーコートしたモノへのガラスコーティングなど無意味なため不要です。
再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです。
メール返信のお願い・・日々膨大なメール問い合わせのため随時回答返信が出来ない場合や携帯からのメールで一部返信へ出来ない場合も有りますので3~4日たってもこちらからの返信メールが無い場合は直接お電話ください。
TEL0995-65-7225(日平日AM9:00時~PM19:00時)にお願いします。
日曜祝祭日はお休みです。
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2015.04.03
アメ鍛CCW18インチ(グロス&マット)フルパウダーコート
アメ鍛CCW18インチのパーツ別フルパウダーコート
パット見は丸塗りの黒塗装に見えますが、分解可能な3Psですのでパーツ別のパウダーコートの塗り分け(グロスブラック・マットブラック・クリアー)によるリフレッシュ・リメークの紹介です。
鍛造(FORGED)ホイールですのでパウダーコートにより適した素材ですがアウトリムの修復歴有りと腐食が今回の課題です。
アメ鍛CCW18インチ3Psパーツ別(グロス&マット)フルパウダーコート
静岡県のお客様・・・メーカー限定のフルポリッシュバレル3次元研磨の鍛造(FORGED)超高級ホイールです。
3本修復歴有りで1本は削り込み修理でリムが薄くなり高級ホイールも代無しのです。こんな悪質な修理は良く有る事ですが恐らくオーナーさんは気づいていませんので後で気づかれた時に最後に手を加えた私らの仕業と思われますのでオーナーには現状を逐一報告します。
※薄く仕上がったリムの復元は出来ません。
ガリ傷は基本中の基本肉盛り修理から。肉盛り修理すら出来ないお店が多い様で傷が消えて無くなるまで研磨する悪質な修理を削り込み研磨修理と言います。
曲りガリ傷は完璧に治しましたが腐食痕がパウダーコートにどれほど影響するかが心配です。
センターディスクの剥離からブラスト研磨
パウダーコートフィニッシュですのでハンドアクション研磨で肌を整えます。
※塗装は下処理が命です。
アルミ製のキャップはロゴシールを貼りますので凹文字が消えるまでハンド研磨してポリッシュ仕上げします。
アウトリムとインリムはパウダーグロスブラックの静電噴射!
センターディスクはパウダーマットブラックの静電噴射!
ポリッシュしたセンターキャップはパウダークリアーの静電噴射!
個別の全パーツパウダーコートの完成です。
ピアスボルトは1本ずつ丁寧に磨き込みして組み付け合体完成です。
裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い・黒は汚れが目立たない」などの利点からインリムへのパウダーワンコートフィニッシュが理想的です。
心配したアウトリムの腐食痕は目立つレベルでは無く許容範囲で収まりました。
※中古品に付き物の曲りやガリ傷など問題有りませんが腐食と変な修復歴有りが一番の難敵です。
艶有り無しの黒の2トーン表現によりで重厚でどっしりした刺激的でインパクトが強くなります。
キャップポリッシュとシルバーロゴは同色系でさりげない演出です。
3Ps全パーツフルパウダーコートにより「丈夫で長持ちお手入れ楽々」になります。
装着写真を頂きました。黒のボディーカラーに重厚な黒が硬派なイメージです。
パウダーコートフィニッシュはビジュアルも重要ですが耐久性が最大の目的です。
一般的な溶剤塗装は焼き付け温度が80℃前後のため使用中にホイールは熱を持ち50℃前後で溶剤塗膜が柔らかくなりパットカスや異物が熱で柔らかくなった塗膜に刺さり付着していくら洗っても取れなくなります。
パウダーコートは樹脂膜の上焼き付け温度が200℃前後のため120℃前後まで達しないと塗膜が柔らかくななりませんので通常の使用熱位ではパットカスや異物などびくともしません。
ブレーキパットカス付着の多い外車などは特にパウダーコートが一番適した塗装です。
ガラスコーティングにしてもガラスコーティングの本来の目的はボディーカラー同様に弱い溶剤肌をコーティング保護するためのモノですのでパウダーコートしたモノへのガラスコーティングなど無意味なため不要です。
再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです。
メール返信のお願い・・日々膨大なメール問い合わせのため随時回答返信が出来ない場合や携帯からのメールで一部返信へ出来ない場合も有りますので3~4日たってもこちらからの返信メールが無い場合は直接お電話ください。
TEL0995-65-7225(日平日AM9:00時~PM19:00時)にお願いします。
日曜祝祭日はお休みです。
お問い合わせやお見積もりメールは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。