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仕上げ実績・ブログ

2011.06.12

WORK マイスター18インチリフレッシュ・リメーク

「WORK MEISTER S1」 17インチF10JとR12Jの超ワイドホイールのリフレッシュ・リメークです。

ポリッシュ面の腐食が激しかったのでやや難点も残りましたがここまで綺麗に甦りました。






「WORK MEISTER S1」 完全分解によるリフレッシュ

 

ポリッシュオンクリアーの特有というか宿命となるミミズ白錆び、虫食い、腐食はクリアー層の下つまりアルミ素地へ入った損傷のためクリアー表面をいくら磨いてもクリアーが剥げるだけでミミズ白錆び、虫食い腐食は取れません。

リム単体に根気強く研磨すればここまで光沢は蘇りますが腐食の酷い箇所は一部虫食い損傷がどうしても残ってしまします。

オンクリアーのミミズ白錆び、虫食い腐食の原因や対処方はページ下で詳しく説明してますので最後まで読んでくださいね!





 

まずはリム曲がり、ガリ傷修理から始まります。





 

カラー塗装するディスク部は少々の腐食は問題ありませんが、腐食によるパウダーコートの弾きの現象が出ますので、腐食削除は念入りにしてパウダーコートのための下処理研磨します。





 

ベースはパウダーコートのため180℃の釜で40分ほど焼きつけします。 素地への密着性のベースは完璧です。

※溶剤ウレタンカラー塗装へのベース目的のパウダーコートは別途追加料金となります。





 

ディスク部は指定カラー(プリクラスダークグリーン)を調色して溶剤系ウレタン塗装仕上げして60℃の釜で40ほど焼付けします。

溶剤系ウレタンカラー塗装からトップコートも全て焼く付け塗装をしていますので、仕上がり艶が全然違います。





 

ディスク塗装・インナーリム塗装・アウターリムポリッシュ研磨と個別作業の完成です。

ピアスボルトも洗浄研磨してこれからシーリングを打ち直しし合体作業となります。






 

「WORK MEISTERS1」のロゴシールもグリーンのシートをカッティングマシーンで自社製作しています。







 

フロント10J(OUTリム4.5J+INリム5.5J )とリアー12J(OUTリム6.5J+INリム5.5J )です。





 

OUTリムが6.5Jありますので表と裏を反対にしたようなリム構造です。

どんな車に付けるのでしょうか? ケーニッヒでしょうか?
 







★虫食い腐食のダメージが激しいリムへの再ポリッシュについて★



ポリッシュ部虫食い、腐食が激しかった面の研磨後のアップ写真です。

ミラーポリッシュやBBFバフ研磨またダイヤモンドカットなどシビアな素地表現の場合、アルミ奥まで浸透して刺青状になった虫食い腐食はいくら削って磨いても黒点、斑点が一部残ってしまいます。



カラー塗装仕上げなら下地のサフやカラーで黒点、斑点は隠れて消えてしまいますが、マイスターのような柔軟性のある合金プレスリムはカラー塗装に向かないリムです。




   なぜOUTリムへカラー塗装が不向きなのか

                 

リムへの塗装は1Psや浅目の硬くて頑丈なリムならカラー塗装やメッキも問題はありませんが、マイスターのような柔軟性に富む合金プレス1枚型でしかも6.5Jもある深いアウターリムへカラー塗装やメッキすれば使用中に塗装が剥げてしまいます。 合金プレス1枚型リムは収縮するのです。



合金プレスの1枚型で深いリムほど収縮率が高いためカラー塗装は不向で特にハイパー塗装やスパッタリングメッキは収縮性の無い銀箔やクローム膜箔のため合金プレス1枚型の深いアウターリムには相性は良くありません。

リムの特性を理解出来れば何でもかんでも色を塗れば良いってモノでは無いことがお分かりかと思います。



合金プレス1枚型の深いリムへの他の方法として

                      

その1・・ブラシ傷を入れる荒仕上げのブラシェッドポリッシュ加工ならこの程度の黒点、斑点は目立たなくなりますが、ホリ深リムに艶の無い荒目のポリッシュは似合いませんし、ブラシェッドはオンクリアーが必須となります。

その2・・密着性の高いパウダーカラー仕上げなら柔軟性や耐久性は期待できますが、調色が出来ないため指定カラーに対応できませんので既存のパウダーカラーとなります。


粉体パウダー塗装についてはこちら







なぜオンクリアーポリッシュは虫食い腐食が出やすいのか?

今回のマイスターも元はポリシュ仕上げのオンクリアーです。

飛び石に弱いオンクリアーの上にさらにホリ深リムは石ころを拾いやすくなります。

深いリムの中で石ころがクルクル回りながらリムを傷つけてしいます。

石ころ傷や飛び石傷などの傷口からクリアーが一部剥げてクリアーとアルミ素地の間へ水が入り込み
水気がクリアー下層に閉じこまれたままで発、乾燥しないため常に湿った状態のままのため虫食い腐食が起きてきます。

カビや腐食は水気、湿気が原因です。



今回黒く塗ったインナーリムは汚れてブレーキパッドは付いていましたが、虫食い腐食の現象がないのもそのためです。

クリアーをしなければ酸化白ボケはしますが、素地でアルミ裸の状態のため空気に触れ乾燥しやすいため白ミミズシミや虫食い腐食は起きにくくなり ます。

オンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら







完全なる修正が出来て4本リフレッシュ・リメークへと繋がります。



(有)オートサービス西HPは
こちら

2011.06.09

SREED MASTER15インチスーパーミラーバレル研磨

平面のフラットなディスクに対して今回のSREED MASTERのように複雑で凹凸の多いデザインを均等に磨けるのはスーパーミラーバレル研磨ならではの芸の細かな妙技、離れ技です。

 

コンパウンドで磨くBBFバフでは不可能なデザイン、構造です。





 

三重県のお客様・・・肌が粗く凹凸の多い煩雑で面倒なデザインは塗装やメッキした方が簡単なのですが、塗装やメッキでない磨き込みに拘りと価値が生まれます。





 

塗装剥いでからユズ肌、荒肌の削除、荒研磨ですがこれが大変でした。

ちょっと安受け合いしてしまいました。





 

平面部、R局面、股グラ、溝、筋、など複雑な構造に沿って荒研磨に必要なエアーツールや自作メディアを使い分け各部へのペーパー目の番手を変えてひたすら削っていきます。





 

エアーツールの荒研磨が大方出来たら、バレル研磨の荒研磨に数回投入します。

これで大まかなエアーツールの荒が取れ肌が揃います。





 

バレル荒研磨後、肌確認のため次はセラミック磨きによる仕上げ確認研磨をします。





 

写真ではそこそこ綺麗に見えますが、エアーツールだけの仕上げ研磨ですのでまだまだ不完全です。

PS:このホイールの作業中「みんカラ」友達のTさんが山口県から見学にわざわざご来店してくださいました。

バレル研磨の作業風景は、普段見る事が出来ないですので作業現場を見学されて痛く感動して頂きました。また1回目の研磨仕上がりを見て「これで十分完成ですか?」と尋ねられましたの・・・・「まだまだ半分これからです。」と作業の流れを説明お答えしたら、「拘りますね!」っと感心していただきました。



百聞は一見にしかず !
興味のある方は遠慮なく見学がてら遊びに来てください。 毎日忙しくしていますので、あまり相手はできませんが・・・





 

仕上げの時はエアーツールはもう使えません。

なぜなら各エアーツールの形状筋が出てしまい自然な面になりません。

ここからは傷チェックしてペーパー目の削除、光沢が出るまで手力「ハンドペーパー」かけをします。

「ハンドペーパー」して「バフかけ」して「バレル機投入」しての3工程を1本ずつ10回くらい繰り返しの作業です。

当店のスタッフは指紋が無くなっても根気強く良く頑張ってくれます。





 

手間と時間をかけてやっとここまでなります。

凹凸の筋も溝も股グラも全て基本は手作業なのです。

初めの修理と仕上げの塗装(カラーやトップコート)は私がやっていますが、剥離、荒研磨から仕上げ研磨のミラーポリッシュは専属の根性あるスタッフが朝から夜までひたすら1本ずつゴシゴシと磨いています。

これは見学に来た「みんカラ」友達のTさんも「僕には出来ない」と感心されていました。

こんな感じで時間がかかる分、いくらやっても受注に追いつきません・・野口君!毎日ご苦労様です。まだまだ山積みです、 明日もよろしく!





 

裏面や側面は下処理、ハンド研磨した訳ではありませんが何十回もバレル研磨機へ投入しますのででついでに光ってくれます。

これもBBFバフではついでに磨ける工程ではありませんので、便利な機械です。

素材自体の磨き工法のため素材の良し悪しに仕上がりが反映されます。

鍛造加圧式(FORGED)品は特にお勧めです。



今回はノークリアー仕上げです。 オンクリアー・ノークリアーはご希望に応じて対応いたします。

オンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら



クロームメッキのように錆び、腐食、剥げ、などの損傷劣化の心配もありません。

※普段のメンテナンスの有無で光沢の維持は左右されます。



ポリッシュ仕上げはBBFバフ鏡面研摩、バレル研摩、ダイヤモンドカットの3種の研摩加工にて対応しています。 

ポリッシュ研磨についてはこちら 



新たなポリッシュ荒仕上げのブラシェッド加工もちろん当店でも可能です!

ブラシェッドとはツルピカツル肌のポリッシュ鏡面加工仕上げや虹色に輝く特殊加工のダイヤモンドカットポリッシュ仕上げのように繊細な鏡面加工とは違いやや雑な仕上がり感を出すためポリッシュ面をわざとワイヤーブラシや粗いペーパーで傷をつけたような肌にした最近出始めてきた荒め肌のブラシ傷表現のポリッシュ方です。



ブラシェッド加工は今回ブログ紹介のSREED MASTERのスーパーミラーポリッシュ研磨のようにユズ肌やペーパー目を完全に落とし消してシビアにツル肌ピカピカにする必要が有りませんので鏡面仕上げ用の下処理研磨を省いた分、比較的簡単な表面処理です。

 

表面が荒目のギザギザ状の山切カットのためミラーポリッシュのようなツル肌仕上げと違い、山切カットのままでは汚れやゴミが付着して洗浄研磨が出来ませんのでブラシェッド加工はクリアー塗装が必須となります。



肌目の粗いブラシェッドはスーパーミラーポリッシュ研磨やダイヤモンドカット加工に 比べて粗目で艶のないやや地味な仕上がり感のため、ビジュアル的に好き嫌いがありスーパーミラーポリッシュをメインとする当店ではほとんどオーダーがありませんが、拘りを持つ一部のコアなファンにもお答え出来るよう対応いたします。



均等にピカピカにするのミラーポリッシュは難しいですが、大まかに荒く仕上げるブラシェッドはそう難しい加工ではありません。

ミラーポリッシュが出来ればブラシェッドは出来ますが、ブラシェッドが出来てもミラーポリッシュは出来ません。大は小を兼ねます。





カラーも磨きも10人十色で好みは様々ですので、光沢のあるツルピカ肌が好みの人もいれば、粗い肌の艶落ちしたポリッシュ表現をお好みの人もいます。

またカラーポリッシュなど磨いてからのフィニッシュ方はアイデア次第で色んな事が可能です。

オーナー様からの新たなアイデアを提示してくださればそれにお答えできるよう試行錯誤、研究して経験させていただければ加工のバリエーションも増えてきます。

経験こそが最大修行です。!



ポリッシュ加工&カラー塗装はご予算、用途に応じて対応していますのでお気軽にお問い合わせください。







(有)オートサービス西HPはこちら

2011.06.07

BBSスーパーRS18インチパープルエディション

BBS-SuperRS Purpel Edition

今回はディスク塗り替えとリム修理研磨だけではなく、リム交換とディスク部114.3から112へのピッチ変更してのリフレッシュ・リメークです。





PDC112へピッチ変更してリム交換&PurpelEdition

 

福岡県のお客様・・4枚同サイズ9Jへ統一して個性豊かな紫色に塗り替え新型ゴルフ用のPCD112-5Hへ変更しました。

新型ゴルフ用のこのサイズのBBS-SuperRSは販売されていませんので世界に一つOnlyOneWheelです。







6枚準備していただき、リムとディスクを差し替えてオリジナルホイールを造っています。







 

使用するリムへ大きなガリ傷がありましたので、まずはガリ傷修理から始まります。





 

使用するディスク4枚のみ塗装剥離してPCD114.3-5穴から112-5穴へピッチ加工の工場へ外注加工依頼いたします。

他の箇所へ新に穴を追加する方法ではなく、同じ穴へ1ミリ狭く(直径2ミリ)112を開けて強度確保のため金属座金で補強してあります。

※ピッチ穴開け加工は特殊加工のため自社では加工できません。





 

ディスクのピッチ加工を出している間にリム部の加工に入ります。

9Jに統一したリムのみ4枚の下処理研磨です。





 

アウターリムは今回BBFバフ鏡面研磨仕上げのため研磨用にディスクを変えて鏡面研磨します。

※BBFバフ鏡面研摩、バレル研摩、ダイヤモンドカット3種全てディスクが無いとリム単体でのポリッシュ加工はできません。





 

ピッチ加工に20日ほど待ってやっと届き、早速ディスク塗装への下処理研磨に入ります。





 

溶剤系サフ下塗装からメインの指定カラー「パープル塗装」とキャップ研磨などディスクからパーツ、リムなど全て別々の作業です。





 

リムとディスクの合体前にピアスボルトを洗浄、研磨してピアスボルトもピカピカに磨きます。

※4本リフレッシュ・リメークのオーダーに限り無料で行なっています。







 

ロックタイトを付けて、指定トルクで締め付けして完成となります。





 

リムフランジ部や側面はシルバーメタ塗装してインナー裏面は汚れ目立ち防止のためブラッククリアーを塗りました。 

インナーリムも研磨からブラック塗装さらにクリアー塗装をしてあります。 





■BBSーSuperRS18インチ リフレッシュ・リメーク加工の詳細■


1・アウターリムフランジ・・・・・・ガリ傷修正、シルバーメタ(オンクリアー)

2・アウターリムポリッシュ・・・・・BBFバフ鏡面研磨(ノークリアー)

3・インナーリム・・・・・・・・・・・・・ブラック再塗装(オンクリアー)

4・ディスク&プレート・・・・・・・・ピッチ変更・パープル(指定カラー調色)

 

5・6画キャップ・・・・・・・・・・・・・3次元ミラー研磨(オンクリアー)

6・ピアスボルト・・・・・・・・・・・・・洗浄、研磨

7・プラ製エンブレム・・・・・・・・・ミラータイプと交換 (お客様提出)



リムポリッシュ仕上げはBBFバフ鏡面研摩、バレル研摩、ダイヤモンドカットの3種の研摩加工にて対応しています。 

アウターリムポリッシュ研磨についてはこちら



 

カラー塗装は溶剤系ウレタンカラー塗装と粉体パウダー塗装も行なっています。

※粉体パウダー塗装は指定カラー調色がで来ません。

パウダーコートについてはこちら

ポリッシュ加工&カラー塗装はご予算、用途に応じて対応していますのでお気軽にお問い合わせください。



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