仕上げ実績・ブログ
2012.12.01
BBS-LM100-4Hをリム交換によるカスタムサイズ/リフレッシュ・リメーク
100-4Hや100-5HのLMは基本FF車用のため9Jなどのワイド深リムの設定が有りません。
ワイドリム100-4HのLMがどうしても欲しくて「LM9J/114-5Hを100-4Hにピッチ変更」出来ませんか?とのご相談でしたが、LMはオープンホールタイプのため5Hから4Hなどのピッチ加工は出来ませんのでお客様にリム取り用とディスク取り用の計8本ご用意して頂きリムとディスクの移植によるカスタムサイズのリフレッシュです。
今回のブログはリム/ディスク移植による新品設定にない世界に一台のカスタムサイズLM17x9J/100-4Hoff+35の紹介です。
BBS-LM17インチ100-4Hリム交換による ワイド化、チャンピオンエディション仕様
千葉県のお客様・・色はバラバラですが塗装剥離ブラスト研磨から始まりますのでそんなのは関係有りません。「7.5J/100-4H浅リム4本」と「9J/114-5H深リム4本」計8本をまずは準備します。(金かかってます。)
美味しい所取りして9.0J/100-4Hワイド深リムのLMチャンピオンエディションに仕上げます。
2Psリム9J側の塗装剥離!
使う9Jリムはガリ傷だらけのため肉盛り熔接・・・使わないリムは程度良好で使うリムがガリ傷有り、不思議なモノで楽させてくれません。
アウトリムのガリ傷修理完成後、パウダーコートのためにリム丸ごと研磨
粉体塗装(パウダーシルバー)を電着噴射!
2Ps本体を粉体塗装(パウダーシルバー)の完成!
これよりアウトリムポリッシュ加工に入ります。
アウトリムは拘りのダイヤモンドカット(オンクリアー)して2Ps本体リムは終了!
※注):ダイヤモンドカット特有の虹色ラインを保護するためにオンクリアーは必須条件です。
さて次は100-4Hのセンターディスクの塗装へ入りますが、ワイドリムにしてさらにワイトレ装着希望のためボルト頭が当たらない様に下駄の逃げを大きく深く削ります。
ボルト頭逃げ加工だけならドリルの消り出しでも良かったのですが、お客様の拘りで形状確保との事で、取引先の外注工事にお任せしました。さすが専門職!NC機械でプログラミングして切削して有りますので形状バランス見た目もバッチリです。
逃げ加工が終われば普段通りのハイパーブラック(DBK)のための塗装剥離+ブラスト研磨の前処理です。
粉体塗装(パウダーグロスブラック)の噴射!
ベースとなるパウダーグロスブラック完成!これからまだ先は長~い塗装工程が待ってます。
パウダーコート肌への直のハイパー銀幕添付では密着性が悪いため足付けのためパウダー肌を一旦サイディングしてから「プラーマー~アンダーコート~ハイパー銀幕添付~トップコート」の流れでハイパーブラック(DBK)は出来上がります。
ハイパー塗装はパウダーコートから数えて4焼き、4コートの手間を掛かて初めてハイパー独特の表現になります。
ピアスボルトは2台分の内で黒とクロームが有りましたのでクロームのピアスボルトを装着合体して完成!
インナーリム、リム側面は粉体塗装(パウダーシルバー)となります。
新品には無いサイズ「17x9J/100-4Hoff+35」チャンピオンエディションです。
2PsのLMは3PsのRSのようにアウトやインを好きなように着せ替え交換が来ませんし、またピッチ変更も出来ません。LMのピッチを変えたいまたサイズを変えたい場合は2Ps本体丸ごとの交換とディスク移植交換となります。
LMに限らず2Psのホイールを大きくしたり小さくしたい場合は ドナーとなるホイールを準備して頂き移植してからのリフレッシュ・リメークです。
これらは新品同士を交換する訳では有りませんので、中古品同士からのリム、ディスク移植交換となれば一番肝心なのは基本土台となるガリ傷、曲りなどホイール修理が出来てからの話です。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。
単品修理は送料片道当社負担となります。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
(有)オートサービス西 HPはこちら
- カテゴリー:
- ドナーホイール/リム&ディスク移植交換
2012.11.28
TOYOTAマークX純正ハイパーブラック(DBK)ガリ傷修理
一昔前は純正ホイールの修理依頼はほとんど無かったのですが、最近の国産車純正ホイールは高級思考からハイパー塗装(DBK)・(DSK)が多いためハイパー塗装のガリ傷修理依頼も頻繁に入庫します。
ハイパー塗装はメーカーやモデルにより様々なカラー名称が付けられていますがベースカラーに銀幕を透かしたレイヤー式塗装のハイパー塗装の基本はみな同じです。
今回紹介するマークX純正4本ハイパー塗装丸塗り修理は勿論、部分塗装が難しいとされるハイパー部分修理もお任せください。
TOYOTAマークX純正ハイパーブラック(DBK)ガリ傷修理
マークX純正4本みなガリ傷の修理です。
丸塗りの場合は塗装剥離ブラスト研磨から始まります。
ガリ傷肉盛り熔接
リム原型修復は完璧です。後は色を塗るだけ
ハイパーシルバー(DSK)のベースとなるグロスブラック
ハイパーブラック(DBK)丸塗り完成!
ハイパーブラック(DBK)と言ってもこの純正ホイールは黒の弱い銀を強めにしたDBKです。
BBS18インチ/リムガリ傷修理からリムのみ部分ハイパーブラック(DBK)塗装
深いガリ傷は全て肉盛り熔接をします。
カラー塗装はパテ埋め修理でも誤魔化せますが、そこは修理屋プロとしてそんな塗装修理はしていません。
熔接焼けが入りますのでリム面は後で塗装を剥いで全周研磨します。
リムのみ修理塗装のため今回はディスクへは触りません。
リム面全周ハイパーブラック(DBK)完成後は勿論ディスク面も丸ごとクリアーで抑えて有ります。 ディスクに付いた飛び石傷もついでに部分塗装済み !
ハイパー塗装の単品修理の場合、1本丸塗りしてしまえばお手持ちのホイールの黒や銀の濃淡が変わってきますので極力部分修理をして周りとの濃淡を合わす塗装修理をしています。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。
単品修理は送料片道当社負担となります。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
(有)オートサービス西 HPはこちら
- カテゴリー:
- ハイパー塗装(DBK・DSK)曲り・ガリ傷部分修正
2012.11.23
OZペガソ17インチのリフレッシュ/パウダーコートの不具合について
腐食の酷いOZペガソ17インチのリフレッシュ・リメークです。
ペガソは今回イン、アウト、ディスク3パーツみな粉体塗装(パウダーコート)フィニッシュ仕上げの予定でしたが、アウトリムの腐食虫食いが酷かったためにパウダークリアーでは不具合が出てしまい急遽、溶剤硬質ウレタンクリアーへ変更となりました。
粉体塗装(パウダーコート)は素材の程度により「可・不可」が決まりますので、パウダーコートの不具合などについて詳しくご案内します。
OZペガソ17インチ粉体塗装(パウダーコート)によるリフレッシュ・リメーク
東京都のお客様・・曲りやガリ傷などは全く問題有りませんが、アウトリムのポリッシュの虫くい腐食が酷いためポリッシュの仕上りが心配なOZペガソです。
インナーリムの塗装を剥いだら腐食カビだらけ!
パウダーコートの前処理でインナーを 丸ごと研磨します。
パウダーグロスブラック噴射!
センターディスクは腐食が少ないためパウダーコートは旨く行きます。
パウダーグロスブラック噴射!
■・・・今回のテーマ・・・■
腐食の激しいアウトリムへパウダークリアーコートは旨くできるのか?
手付かずの自然な曲りですのでこの程度の曲り修理は全く問題ないですが、ポリッシュ腐食が酷いためパウダーコートに対応できるかが不安です。
深いエグレは研磨しても取れません。エグレやガリ傷を肉盛りぜず傷が消えるまでひたすら削り落としするのを削り込み研磨修理といいます。そうすればリムの形が変わり肉厚が薄くなりますよね・・・・
曲り、エグレ修理からBBFバフポリッシュ仕上げの完成!(ノークリアー状態)
BBFバフポリッシュの時点では巣穴はさほど目立ちませんのでバレル研磨を掛けて検証します。
他のディスクを仮付けしてバレル研磨機にセッティングしてバレル仕上げ研磨!
バレル研磨すれば虫食い、腐食の痕跡がはっきりと見えて来ます。
素材自体が侵されていますのでいくら磨いても虫食い、腐食は完全には削除はできません。
気泡が出ないのを祈りつつだめ元でパウダークリアーを噴射! これも経験です。
パウダーコートは200℃の高温焼付けため予想通り虫くい、腐食跡から異物、沸きの気泡が出て来ました。 またクリアーを剥いで研磨からやり直しです。
もう一度バレル研磨して溶剤硬質クリアーで塗り直しです。
溶剤クリアーは60℃の低温焼付けため気泡はほとんど発生しません。
クリアーは透明ですので虫くい腐食痕は透けて見えます。
個別の各パーツ完成後にピアスボルトは研磨してから装着合体完成!ロゴシールも当店で複製製作しました。
インナーリムも虫くい腐食が酷かったため多少の異物、気泡は出ていますがインナー裏側ですのでアウトリムのように塗り直しは今回無しです。
虫くい腐食の酷いモノでも溶剤クリアーなら発砲現象はほとんど出ません。
パウダーコート発砲現象について
↓

リム一部に腐食が有りますが、その周辺はブツ発砲が確実に出ます。
ブツを研磨して溶剤カラーで手直しです。

インリムの腐食痕からのブツ発砲現象
※インリムですので多少のブツ発砲は手直し無しになりますが、これは酷すぎますので剥離して溶剤ブラックに塗り替えです。

アウトリムポリッシュの腐食痕からのパウダークリアーによるブツ発砲現象!
※クリアーを剥離して磨き直しからの溶剤クリアーの一からやり直しです。
こちらは腐食より巣穴ピンホール現象です。中国産ホイールで素材が悪く元々巣穴だらけの鋳造ホイールのためパウダーコートすれば巣穴から空気、気泡が全体的に多く出てきますのでこれもパウダークリアーは不可です。
静電式(固体)「パウダーコートクリアー」はポリッシュへのオンクリアーとして現時点では最強のクリアーですがパウダークリアーにも一長一短が有ります。
■パウダークリアーの長所■
1・地金素地への密着性が高い
2・退色性、耐光性が有り色褪せしにくい
3・頑丈な樹脂膜で塗装肌が固く干渉傷や飛び石に強い
パウダーコート肌実証動画 https://www.youtube.com/watch?v=EwgV3IQNJiU
■パウダークリアーの短所■
1・素材を選ぶ(一部海外製など質の悪い鋳造ホイールは不純物が多いためブツなど発砲を起こします。)
2・腐食の有るモノも腐食痕周辺からブツなど発砲を起こします。
3・ポリッシュ光沢がやや引きます。
4・1Psなどディスクや窓部など溶剤カラーを塗って有るモノは温度差の関係上パウダークリアーと混合が出来ない
5・2Psハメ殺しはリムとディスクの僅かな隙間から異物や気泡が出ます。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
(有)オートサービス西 HPはこちら
- カテゴリー:
- パウダーコート不適正な素材について

