仕上げ実績・ブログ
2012.12.16
BBS-LM18インチ/ハイパーブラック(DBK)とBBFポリッシュ
相変わらずほぼ毎日作業しているLMのリフレッシュ・リメークです。
今回は6本お送り頂きより程度の良い4本を選んで仕上げていきます。
2Psですので分解個別加工となりリム本体はパウダーシルバーからリムポリッシュをしてセンターディスクはパウダーグロスブラックからハイパーブラック(DBK)となります。
今有る様々な新しい塗装に対応するには粉体塗装(パウダーコート)は無くてはならない必須塗装です。
BBS-LM18インチ/パウダーコートからのDBKとBBF
東京都のお客様・・・LM6枚用意して頂きガリ傷の程度よりポリッシュの腐食痛みの少ないモノをチョイスして4本揃えます。
ガリ傷修理後、リム本体のパウダーシルバー用にシビアな前処理研摩します。
パウダーシルバー丸ごと静電噴射!
LMリム丸ごとパウダーシルバー3台同時に完成!
パウダーシルバー完成後にリムフランジシルバーを残しアウトリムのポリッシュとなります。
センターディスクも剥離研摩してパウダーコート前に120℃で空炊きします。
センターディスク丸ごとパウダーグロスブラックの静電噴射!
パウダーグロス完成から溶剤のハイパー銀膜添付のためにここから多くの工程が待ってます。 ハイパー塗装は空炊きから数えると5回の焼付けとなります。
パウダーコート肌を念入りに足付けサイディングして密着剤からアンダーコートへに入ります。
黒を透かした銀膜添付量でハイパーブラック(DBK)濃淡が決まります。
ハイパーブラックは黒濃からず薄からずの中間のイメージです。
ピアスボルトは既存の黒ボルトを付けて完成です。
クロームボルトがご希望の場合は有料となりますがクロームボルトと交換いたします。
2Psリム本体の裏面、側面はパウダーシルバー肌となります。
今回のアウトリムはBBFバフポリッシュのオンクリアー仕上げです。
ポリッシュリムのオンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら
アウトリムポリッシュには当社では(BBFバフポリッシュ・バレル研摩・ダイヤモンドカット)のご予算お好みに応じて対応しています。
3種類のアウターリムポリッシュ研磨についてはこちら
■BBS-LMリフレッシュ作業の詳細■
1・アウトリム・・・・・・・・・・・・ガリ傷肉盛り研摩形成
2・2Psリム本体・・・・・・・・・・パウダーシルバー
3・アウトリムポリッシュ・・・・BBFバフポリッシュオンクリアー
4・センターディスク・・・・・・・ハイパーブラック(DBK)
5・ピアスボルト・・・・・・・・・・洗浄研摩交換無し
6・エアーバルブ・・・・・・・・・洗浄研摩交換無し(パッキン一部交換)
7・BBSエンブレム・・・・・・・交換無し
※リムから付属パーツ(ピアスボルト・エアーバルブ・エンブレム・ステッカー)など中古から新品まで各種取り揃えています。
※付属パーツのみの販売は行なっていません。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
年末年始のお知らせ
12月は29日までは年内納品も多いため交代製で日曜休み無しで朝6時からぶっとうしの仕事です。
12月30日~1月6日まで正月休みとなります。
(有)オートサービス西 HPはこちら
2012.12.11
BBS-RS16インチ100-4Hへのピッチ加工リフレッシュカスタムサイズ
BBS-RS「16インチx7J/114.3-4Hoff+33」から「16インチx6.5J/100-4H/off+45」へピッチ加工とカスタムサイズへのリフレッシュ・リメークします。
軽車用にしたいのならまずベースとなるRSの選択が一番大切です。
オフセット数値の大きな4Hからの4H加工が一番理想的なRSのベースとなります。それが無い場合は114.3-5Hのoff+45のRSをチョイスすればいいです。
何でもかんでもRSを提出して「これをピッチ加工してください。」と言われましても出来ないモノは出来ませんので軽車に限らず愛車に応じたベースとなるRS選びが一番の重要条件です。
BBS-RS16インチ100-4Hへのピッチ加工リフレッシュカスタムサイズ
山形県のお客様・・・「16インチx7J/114.3-4Hoff+33」のベースとなるRSです。100-4H加工には一番理想的な構造とサイズです。※軽用のアウトリム0.5Jをこちらで準備して交換しますの既存の腐ったアウトリムなどで廃棄処分しますので関係有りません。
まずは曲りチェックして曲り修理からです。20年以上前のホイールで曲ってないホイールなんてまずありませんから・・・
メインのセンターディスクをピッチ加工へ出す前に先に塗装剥離して取引先のピッチ加工屋さんへ取り急ぎ発送します。
凸凹の逃げの有るディスクは凹の箇所へ100-4H穴が開きますのでピッチ加工の際に逃げの凸をスライスしてフラット面にする必要があります。
センター穴のキャップオーナメント柱に干渉しないように弾丸ナットサイズ用の100-4Hの加工です。
ディスク裏面もディスク本体に対して直角にスライスして有ります。
このスライスがいい加減だとディスクの直角度が出ないためホイールが横振れを起こします。
スライスしたディスクと元ディスクの下駄の高さがこんなに違います。
このディスクの下駄の高さ誤差がオフセット数値をプラス側へ稼ぐ役割にもなります。
こちらインナーは元々のインナーをパウダーブラックしますので剥離から研磨します。
インナーリムのパウダーグロスブラックの静電噴射!
当方で準備した0.5Jのアウターリムも磨いて全パーツの完成です。
「16インチx6.5J/100-4H/off+45」の完成です。
インナーリムはパウダーグロスブラック仕上げですので黒光しています。パウダーブラックは汚れが目立ちにくい事と、汚れ落としが容易な点からパウダーグロスブラックの選択です。
ホイールが綺麗になればピアスボルトと6角キャップも光ってくれないと中途半端な仕上りとなりますので全て研磨、磨きをします。
当方で準備した0.5J のアウトリムは通常のBBFバフポリッシュ仕上げだけでなくそれからさらに当社しか出来ないバレル研磨機をかけてあります。バレル研磨ならではの光沢です。
この日は100-4Hへピッチ加工した16x6.5Jと15x6.5の2台完成しました。
15x6.5も今回16インチと全く同じ作業内容です。
ちなみに15x6.5JのオーナーH様は明日誕生日との事です。この場をお借りしましてH様!・・お誕生日おめでとうございます。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。
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2012.12.08
ATSベンツ純正15インチDBK-P仕様リフレッシュ・リメーク
30年前の古~いレア物ATS15インチのベンツ純正ホイールを当時は無かった粉体塗装(パウダーコート)で進化した現代の塗装技術を生かし復活させます。
1Psホイールへのリム/ディスク個別加工は一旦塗装を済ましてからリムへのポリッシュ加工(BBFバフポリッシュやダイヤモンドカット)となり、作業の流れ工程はみな同じです。
ATSベンツ純正15インチ粉体塗装(パウダーコート)からDSK-P仕様!
大分県のお客様・・・年代モノですので経年劣化腐食やガリ傷は当然ありますが修復暦が有りませんので綺麗に復活できます。
お客様がご自分で剥離をトライしたみたいで途中で断念!
海外のホイールはベースが特殊でしかも厚塗りのため簡単には剥げません。
ガリ傷修理して剥離剤からブラスト掛けてさらにリム研磨機とハンド研磨でパウダーコートの前処理を念入りにします。
インナーや側面も研磨します。
※溶剤カラーなら一部前塗装が残っていても問題有りませんが、パウダーコートは一部の塗装残り研磨不足があればパウダーが載りませんのでシビアな研磨が必要です。
ハイパーシルバー(DSK)のベースとなる明るめのパウダーグレーを静電噴射します。
パウダー焼付け完了!・・リムをダイヤモンドカットする場合はバイトで切り込みためリムをマスキングする必要は有りませんが、BBFバフポリッシュは磨き込みのためパウダー肌が硬すぎて簡単に剥げませんので研磨し易いようにパウダーが被らない程度に大まかなマスキングをします。
パウダーグレーを透かしたハイパーの銀幕を添付してトップコートを塗ってハイパーシルバー(DSK)を一旦完成させます。
リムはBBFバフポリッシュですのでリム研磨機でひたすら磨き込みます。
リムをBBFバフポリッシュしてからはノークリアー希望のため完了です。
オンクリアーの場合はリムの構造によりリム面オンクリアーか、ディスクまで丸ごとオンクリアーかになります。
インナーリムや側面はベースカラーのパウダーグレーです。
愛車が外車ですのでブレーキパットカス付着もパウダーコートなら溶剤より高温度に耐え切れますのでメンテも期待出来ます。
古いホイールへ粉体塗装(パウダーコート)からDSK-Pへ現代風に模様替えしてイメージががらりと変わりました。
今回のリフレッシュはただ単にカラー塗装でお化粧するのでは無く、まだこれから永く現役として愛用するために粉体塗装をベースとしてアルミ素地をがっちりガードする事が最大の要因、目的です。
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