仕上げ実績・ブログ
2014.02.13
OZフッツーラ18インチ全パーツフルリメーク
作業依頼の多い人気モデルOZフッツーラ全パーツのフルリメークです。
OZフッツーラはアンダーディスクタイプの完全分解できる3Psですので「アウトリム・インリム・センターディスク・キャップ・カーボンリング・ピアスボルト・ナット」これら全てのパーツのリフレッシュ・リメークです。
OZフッツーラ18インチパウダーコートによる全パーツフルリメーク
福井県のお客様・・・曲り、ガリ傷や修復歴無しで大きな損傷も無く程度良好なフッツーラです。
アウトリムのBBFバフポリッシュの完成!ポリッシュ仕上げのアウトリムは曲り、ガリ傷の有無より「腐食、虫食い、陥没」の有無が重要ポイントです。
アウトリムのパウダークリアーの噴射!真っ白な粉ですがオーブンチンすれば透明で頑丈肌な樹脂膜クリアーになります。
※パウダークリアーは「巣穴・腐食・虫食い」の無いモノに限ります。
インリムもパウダーコートしますので剥離からリム研磨します。
パウダーグレーの噴射!
※元は溶剤の薄いグレーですがインリムは汚れやすく腐食し易いため熱に強く、耐久性が有るパウダーコートがインリムには一番理想的です。
センターディスクとセンタープレートの剥離からの下処理研磨
センターディスクは溶剤のシルバーメタ仕上げですのでベースも溶剤サフです。
※ご希望有ればベースにパウダーコートして溶剤カラー仕上げも可能です。
古い商品のため当然ナットもサビサビです。
ブラスト用の専用治具!他のお客様分も同時に2台分ブラストします。
ナットへのパウダーシルバー
ピアスボルトとカーボンリングもリフレッシュして全パーツの完成です。
組み付け合体完成!
インリムはグレーのパウダーコートです。
磨き込んだアウトリムへのパウダークリアーでやや艶引き感は有りますが腐食が少なかったため大きな湧きブツも発生しませんでした。
■OZフッツーラ18インチ/フルリメークの詳細■
アウトリム・・・・・・・・・・・・・・BBFバフポリッシュ+パウダークリアー
インリム・・・・・・・・・・・・・・・パウダーグレー
センターディスク・・・・・・・・・溶剤シルバーメタ
センターキャップ・・・・・・・・・溶剤シルバーメタ
カーボンリング・・・・・・・・・・・レンズクリアー
ピアスボルト・・・・・・・・・・・・・洗浄研磨
ナット・・・・・・・・・・・・・・・・・・パウダーシルバー
ロゴシール・・・・・・・・・・・・・復元作成
バルブ・・・・・・・・・・・・・・・・・・洗浄研磨
写真を頂きましたので紹介します。
※OZ系とBBS系は当店では受注が多いため程度の良いパーツは部品取りとして買取り下取りしますのでストックパーツを多数取り揃えています。
※注):少々の曲りやガリ傷など有っても下取りしますが、「割れたモノ・腐食の酷いモノ・修復歴の有るモノ」は下取り出来ません。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。
※こちらからの発送は運送会社の2次的な「紛失、盗難、損傷」などに備えて保険を掛けて発送しています。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へ電話番号明記の上お願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
0995-65-7225 担当ニシまで
(有)オートサービス西HPはこちら
- カテゴリー:
- OZフッツーラ/リフレッシュ・リメーク
2014.02.08
BBS-LM17・18インチ「DBK-P」と「DSK-P」変更と裏組アンダーディスク仕様
LM-GPを「DBK-P」と「DSK-P」に塗り替え磨きからLMならではの裏技!裏組アンダーディスク仕様2台紹介します。
「DBK-P」と「DSK-P」は「DBK/ダイヤモンドブラッククリアー」・「DSK/ダイヤモンドシルバークリアー」でBBS固有の名称です。各メーカーやモデルで呼び名が違いますがベースを透かした銀膜添付のレイヤー式塗装がハイパーブラックやハイパーシルバーになります。最近は高級志向の純正ホイールにも多く採用されています。
「P」はリムポリッシュを指しますがBBSのリムポリッシュは磨きでは無く量産向きの旋盤切削で切削ヘアーラインの入ったダイヤモンドカットになります。ワンオフのリフレッシュ・リメークの場合はダイヤモンドカットに拘わる事も無ければ他多くのポリッシュ加工が可能です。
BBS-LM17&18インチ「DBK-P」と「DSK-P」の裏組アンダーディスク
滋賀県のお客様・・・旧型LM18インチGPです。鹿児島観光ついでに12月頭にお車でわざわざご来店頂きました。遅くなりましたが本日無事にお納め出来ましたので連絡を兼ねてご報告いたします。
イン、アウト色んなところが曲がっていますので先ずは曲り修理から
2Ps本体はパウダーシルバーにしますので剥離からインナーリムから側面リムまでリム研磨
2Ps本体パウダーシルバーの静電噴射!
塗装が済んでからアウトリムの磨きに入ります。
アウトリムBBFバフポリッシュの完成でリムの作業はここで終了です。
センターディスクの剥離からハンドアクション研磨
パウダーグロスブラックの静電噴射!
パウダーグロスブラックの完成!
パウダーコートフィニッシュならディスクはここで完成ですがこれからハイパー塗装の下処理に入ります。まだまだ先は長いです。
綺麗に仕上がったパウダーグロスブラックを惜しげも無くサイディングしてから「プライマー~アンダーコート~ハイパー塗装~トップコート」と4塗装+4焼きしてハイパー塗装になります。つまりパウダーコートから数えればハイパー塗装は5塗装+5焼きで途中予期せぬ不具合、手直しも多々有り、手間と時間がかかりますのでハイパー塗装の短期間の納期限定のお客様には対応しかねます。
アウトリムはBBFバフポリッシュからノークリアー仕上げで純正クロームボルトと交換装着して裏組合体完成です。
※18x7J+38から裏組すればマイナス側へ17ミリの位置ずれでOFF+21になります。
インナーリムや側面リムは先に塗ったパウダーシルバー肌残しになります。
自社制作の赤ロゴが赤パッチと良くマッチしてハイパーブラックがより引き立ちます。
※交換したクロームボルトはBBS純正ボルトを再クロームしたモノです。社外ボルトでは有りません。
ディスクのハイパーブラック(DBK)は不具合が出て失敗してしまい4枚剥離からまたやり直ししたため納期がかなり遅れてしまい申し訳ございませんでした。
熊本県のお客様・・・こちらLM17インチはDSK-P(BBFバフポリッシュオンクリアー)の裏組完成です。・・・DBKのブラックベースに対してDSKはグレーベースになりベースカラーが違うだけで作業工程は全く同じです。
※裏組すればディスクに遊び隙間が出来てしまうためただ裏から組んで良しでは有りません。それなりの工夫が必要です。
DBKやDSKからリムポリッシュのPには様々なポリッシュ方が有りますが、コスト無視で拘り思考なら新品と同質の「ダイヤモンドカット」がお勧めです。
価格重視、耐久性重視、ワンオフ、カスタム思考の場合は「BBFバフポリッシュ・バレル研摩・ブラッシュド」などオンクリアー&ノークリアーの選択またパウダークリアーの選択など新品設定には無い様々なポリッシュ方に対応出来ます。
どのポリッシュが良い悪いでは無くお好みでご判断ください。
■ポリッシュオンクリアー「可・不可」に付いて■
※低温焼き付け(60℃)の溶剤クリアーは大概のモノに対応出来ますが、高温焼き付け(200℃)のパウダークリアーは素材の「良し悪し」と「腐食の有無」で「可・不可」が決まります。
1・ダイヤモンドカット
虹色ヘアーライン表現保護のためオンクリアーは必須条件です。
溶剤硬質クリアーのみとなりパウダークリアーは不可です。
2・BBFバフポリッシュ
バフ光沢仕上げのためノークリアー&オンクリアーどちらも選択可能です。
溶剤硬質クリアーもパウダークリアーどちらも可能です。
3・バレル研摩
鏡面バレル仕上げのためノークリアー&オンクリアーどちらも選択可能です。
溶剤硬質クリアーもパウダークリアーどちらも可能です。
4・ブラッシュド
荒いブラシライン表現保護のためオンクリアーは必須条件です。
溶剤硬質クリアーもパウダークリアーどちらも可能です。
完成の報告
本日完成したLM3台とSuper-RS1台は来週初めに発送いたします。
※写真に無い他BBS軍団(今日時点16セットRSx5・RS-GTx1・Super-RSx1・LMx3・LM-Rx1・RGx1・RGRx2・REx1・RFx1)のお客様分は現在作業中ですのでしばらくお待ちください。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へ電話番号明記の上お願いいたします。
(有)オートサービス西
2014.02.06
ワーク/グノーシス新品19インチ2Psハメ殺しへのバレル2次元研磨
新品のワーク/グノーシス19インチ2Psハメ殺しのバレル2次元研磨オンクリアーです。
バレル研摩は素材の良し悪しで決まりますので「新品・中古」など関係しません。バレル研摩に限らず他の加工でも2Psハメ殺しは仕上がりや作業内容に大きく制限されます。
WORKさんお得意の2Psハメ殺しはくっ付いたままの出張ったディスクが邪魔になるためリムを磨くのが大きな壁となる難儀で厄介なホイールです。
WORK/GNOSIS新品19インチのバレル2次元研磨オンクリアー
沖縄県のお客様・・・・新品の19インチグノーシスです。リム/ディスクを溶接でくっ付けて有る2Psハメ殺しのため磨き領域の限界や加工内容が限られてしまう難儀なホイールです。
新品のため勿体ない気もしますが、ダミーボルトを外して塗装剥離からブラスト研磨を掛けます。
ハンド研磨による荒研磨
バレル中研磨・・・・これより光沢が出るまでハンド研磨とバレル研磨の繰り返しで仕上げて行きます。
2Psハメ殺しの大きな壁となるリム研磨
↓
リム研磨・1・・グノーシスは荒い目のアルマイトですが、リムを研磨する時赤丸付近のリム付け根の研磨はディスクが邪魔になりどうしたものかとしばらく考えます。・・・・
リム研磨・2・・解決方として僅かな隙間部は届く範囲まで手で磨くしか有りません。
リム研磨・3・・手磨きとバレルの繰り返しでリムここまで光ってきました。
リム&ディスク研磨・4・・難題のリム研磨さえ出来ればディスク磨きは普段通りの作業でバレル2次元研磨の完成です。
インナーリムや側面リムはアルマイト仕上げですのでクリアーが被らないようにマスキングします。
リムとディスクがくっついたままでのオンクリアー仕上げして完成です。
※分解できる2Psは当然リムとディスク別々のオンクリアーです。
インナーリムから側面リムはアルマイト肌残しです。
こんな難し構造のホイールをフルポリッシュできるのは当店のノウハウとバレル研摩ならではの離れ技です。
2Psハメ殺しは実質1Psみたいな扱いになりますが、1Psは同素材のリムとディスの
一体モノに対して2Psハメ殺しはリムとディスクがそれぞれ違う加工方や素材のモノを強引に溶接でくっ付けてあるため1Psのような構造でも作業の煩雑差や加工内容の制限など限られてしまい1Psとは全く違います。
■2Psハメ殺しダミーボルトに付いて■
ダミーボルトには金属ネジ込みタイプとプラ製の接着剤はめ込みタイプが有ります。
今回のグノーシスのダミーボルトは金属ネジ込みタイプのため脱着可能で再利用出来ましたが、プラ製の接着剤はめ込みタイプは外す際に損傷しますので再利用が出来ないためダミーボルトの交換も伴います。
・・・・・完成報告・・・・
当日完成したバレル研摩5台です。
現在作業中のバレル研磨オーダーのお客様8台は今しばらくお待ちください。
以前当社でバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心ください。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
0995-65-7225 担当ニシまで
(有)オートサービス西 HPはこちら