仕上げ実績・ブログ
2014.02.08
BBS-LM17・18インチ「DBK-P」と「DSK-P」変更と裏組アンダーディスク仕様
LM-GPを「DBK-P」と「DSK-P」に塗り替え磨きからLMならではの裏技!裏組アンダーディスク仕様2台紹介します。
「DBK-P」と「DSK-P」は「DBK/ダイヤモンドブラッククリアー」・「DSK/ダイヤモンドシルバークリアー」でBBS固有の名称です。各メーカーやモデルで呼び名が違いますがベースを透かした銀膜添付のレイヤー式塗装がハイパーブラックやハイパーシルバーになります。最近は高級志向の純正ホイールにも多く採用されています。
「P」はリムポリッシュを指しますがBBSのリムポリッシュは磨きでは無く量産向きの旋盤切削で切削ヘアーラインの入ったダイヤモンドカットになります。ワンオフのリフレッシュ・リメークの場合はダイヤモンドカットに拘わる事も無ければ他多くのポリッシュ加工が可能です。
BBS-LM17&18インチ「DBK-P」と「DSK-P」の裏組アンダーディスク

滋賀県のお客様・・・旧型LM18インチGPです。鹿児島観光ついでに12月頭にお車でわざわざご来店頂きました。遅くなりましたが本日無事にお納め出来ましたので連絡を兼ねてご報告いたします。

イン、アウト色んなところが曲がっていますので先ずは曲り修理から

2Ps本体はパウダーシルバーにしますので剥離からインナーリムから側面リムまでリム研磨

2Ps本体パウダーシルバーの静電噴射!
塗装が済んでからアウトリムの磨きに入ります。

アウトリムBBFバフポリッシュの完成でリムの作業はここで終了です。

センターディスクの剥離からハンドアクション研磨

パウダーグロスブラックの静電噴射!

パウダーグロスブラックの完成!
パウダーコートフィニッシュならディスクはここで完成ですがこれからハイパー塗装の下処理に入ります。まだまだ先は長いです。

綺麗に仕上がったパウダーグロスブラックを惜しげも無くサイディングしてから「プライマー~アンダーコート~ハイパー塗装~トップコート」と4塗装+4焼きしてハイパー塗装になります。つまりパウダーコートから数えればハイパー塗装は5塗装+5焼きで途中予期せぬ不具合、手直しも多々有り、手間と時間がかかりますのでハイパー塗装の短期間の納期限定のお客様には対応しかねます。

アウトリムはBBFバフポリッシュからノークリアー仕上げで純正クロームボルトと交換装着して裏組合体完成です。
※18x7J+38から裏組すればマイナス側へ17ミリの位置ずれでOFF+21になります。

インナーリムや側面リムは先に塗ったパウダーシルバー肌残しになります。

自社制作の赤ロゴが赤パッチと良くマッチしてハイパーブラックがより引き立ちます。
※交換したクロームボルトはBBS純正ボルトを再クロームしたモノです。社外ボルトでは有りません。

ディスクのハイパーブラック(DBK)は不具合が出て失敗してしまい4枚剥離からまたやり直ししたため納期がかなり遅れてしまい申し訳ございませんでした。

熊本県のお客様・・・こちらLM17インチはDSK-P(BBFバフポリッシュオンクリアー)の裏組完成です。・・・DBKのブラックベースに対してDSKはグレーベースになりベースカラーが違うだけで作業工程は全く同じです。
※裏組すればディスクに遊び隙間が出来てしまうためただ裏から組んで良しでは有りません。それなりの工夫が必要です。
DBKやDSKからリムポリッシュのPには様々なポリッシュ方が有りますが、コスト無視で拘り思考なら新品と同質の「ダイヤモンドカット」がお勧めです。
価格重視、耐久性重視、ワンオフ、カスタム思考の場合は「BBFバフポリッシュ・バレル研摩・ブラッシュド」などオンクリアー&ノークリアーの選択またパウダークリアーの選択など新品設定には無い様々なポリッシュ方に対応出来ます。
どのポリッシュが良い悪いでは無くお好みでご判断ください。
■ポリッシュオンクリアー「可・不可」に付いて■
※低温焼き付け(60℃)の溶剤クリアーは大概のモノに対応出来ますが、高温焼き付け(200℃)のパウダークリアーは素材の「良し悪し」と「腐食の有無」で「可・不可」が決まります。
1・ダイヤモンドカット
虹色ヘアーライン表現保護のためオンクリアーは必須条件です。
溶剤硬質クリアーのみとなりパウダークリアーは不可です。
2・BBFバフポリッシュ
バフ光沢仕上げのためノークリアー&オンクリアーどちらも選択可能です。
溶剤硬質クリアーもパウダークリアーどちらも可能です。
3・バレル研摩
鏡面バレル仕上げのためノークリアー&オンクリアーどちらも選択可能です。
溶剤硬質クリアーもパウダークリアーどちらも可能です。
4・ブラッシュド
荒いブラシライン表現保護のためオンクリアーは必須条件です。
溶剤硬質クリアーもパウダークリアーどちらも可能です。
完成の報告

本日完成したLM3台とSuper-RS1台は来週初めに発送いたします。
※写真に無い他BBS軍団(今日時点16セットRSx5・RS-GTx1・Super-RSx1・LMx3・LM-Rx1・RGx1・RGRx2・REx1・RFx1)のお客様分は現在作業中ですのでしばらくお待ちください。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へ電話番号明記の上お願いいたします。
(有)オートサービス西
2014.02.06
ワーク/グノーシス新品19インチ2Psハメ殺しへのバレル2次元研磨
新品のワーク/グノーシス19インチ2Psハメ殺しのバレル2次元研磨オンクリアーです。
バレル研摩は素材の良し悪しで決まりますので「新品・中古」など関係しません。バレル研摩に限らず他の加工でも2Psハメ殺しは仕上がりや作業内容に大きく制限されます。
WORKさんお得意の2Psハメ殺しはくっ付いたままの出張ったディスクが邪魔になるためリムを磨くのが大きな壁となる難儀で厄介なホイールです。
WORK/GNOSIS新品19インチのバレル2次元研磨オンクリアー

沖縄県のお客様・・・・新品の19インチグノーシスです。リム/ディスクを溶接でくっ付けて有る2Psハメ殺しのため磨き領域の限界や加工内容が限られてしまう難儀なホイールです。

新品のため勿体ない気もしますが、ダミーボルトを外して塗装剥離からブラスト研磨を掛けます。

ハンド研磨による荒研磨

バレル中研磨・・・・これより光沢が出るまでハンド研磨とバレル研磨の繰り返しで仕上げて行きます。
2Psハメ殺しの大きな壁となるリム研磨
↓

リム研磨・1・・グノーシスは荒い目のアルマイトですが、リムを研磨する時赤丸付近のリム付け根の研磨はディスクが邪魔になりどうしたものかとしばらく考えます。・・・・

リム研磨・2・・解決方として僅かな隙間部は届く範囲まで手で磨くしか有りません。

リム研磨・3・・手磨きとバレルの繰り返しでリムここまで光ってきました。

リム&ディスク研磨・4・・難題のリム研磨さえ出来ればディスク磨きは普段通りの作業でバレル2次元研磨の完成です。

インナーリムや側面リムはアルマイト仕上げですのでクリアーが被らないようにマスキングします。

リムとディスクがくっついたままでのオンクリアー仕上げして完成です。
※分解できる2Psは当然リムとディスク別々のオンクリアーです。

インナーリムから側面リムはアルマイト肌残しです。

こんな難し構造のホイールをフルポリッシュできるのは当店のノウハウとバレル研摩ならではの離れ技です。

2Psハメ殺しは実質1Psみたいな扱いになりますが、1Psは同素材のリムとディスの
一体モノに対して2Psハメ殺しはリムとディスクがそれぞれ違う加工方や素材のモノを強引に溶接でくっ付けてあるため1Psのような構造でも作業の煩雑差や加工内容の制限など限られてしまい1Psとは全く違います。
■2Psハメ殺しダミーボルトに付いて■
ダミーボルトには金属ネジ込みタイプとプラ製の接着剤はめ込みタイプが有ります。
今回のグノーシスのダミーボルトは金属ネジ込みタイプのため脱着可能で再利用出来ましたが、プラ製の接着剤はめ込みタイプは外す際に損傷しますので再利用が出来ないためダミーボルトの交換も伴います。
・・・・・完成報告・・・・

当日完成したバレル研摩5台です。
現在作業中のバレル研磨オーダーのお客様8台は今しばらくお待ちください。
以前当社でバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心ください。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
0995-65-7225 担当ニシまで
(有)オートサービス西 HPはこちら
2014.02.03
アルマイト修理から再アルマイト加工
アルマイトリム修理はどこもバフ磨きフィニッシュが一般的な修理対応です。
バフ磨きと光輝アルマイトはパット見は似た感じでも良く見れば別表現です。バフ磨きはアルマイトの前下処理であってそれからさらにアルマイト加工でよりオリジナルに沿った修理再生が出来ます。当店では条件を満たしたホイールに限り全て再アルマイト加工までしています。
今回紹介する単品修理依頼4件は「リム単体に出来る事」と「大きなガリ傷がな無い」など再アルマイトの条件を満たしていますので光輝再アルマイトが可能になります。
アルマイトリム修理からの光輝再アルマイト
※分解可能でリム単体になる事が再アルマイトの必須条件です。
その1・・3Ps19インチ/ファブレス

静岡県のお客様・・・リム端のエグレが深いため削って良し、ではまずいですのでこれは肉盛りを要す傷です。

アルマイトを前提としてなるべく狭範囲で肉盛溶接をします。

リム研磨機で研磨して次はディスクを外してトレース研磨機でバフ仕上げします。

アウトリムの傷修理からバフ研磨の完成!
どこもアルマイト修理はバフ研磨で終了!となりますが、インとアウトを分解してここからさらにアウトリムのみアルマイト加工に出します。

アウトリムへの光輝アルマイトの完成

アルマイトは溶接修理した箇所の溶接痕が薄っすらと見えて来ます。修理痕は出てもアルマイトのために削り込んでリムが薄くなるよりこっちの方がまだましです。
その2・・3Ps17インチ/ワークVS

熊本県のお客様・・・やや腐食が進行したリムのため一部残る可能性が有るアルマイトリムです。

デザイン天面磨き直しからアウトリムのみ全体を磨きます。

アルマイト加工完成!

一部虫食い、腐食は残ってしまいます。
※虫食い箇所をほじくってしまえば穴が開きますし溶接補修も出来ません。

アルマイトアウトリム合体完成!
その3・・3Ps19インチ/ロデオドライブダンテ

埼玉県のお客様・・・再アルマイトには支障のない程度のガリ傷!この程度なら研磨して治る浅い傷です。

アウトリムのみ磨いてアルマイトをします。

アウトリム光輝アルマイト完成

3Ps合体完成!
その4・・2Ps19インチ/モデル名不明

埼玉県のお客様・・・市販のアルミクリーナーで洗浄したらしく化学反応を起こして白シミが入っています。

金属被膜のクロームやカラー塗装膜では有りませんので酸化被膜のアルマイトへ洗浄クリーナー使えばこんな感じになります。こうなれば再アルマイトしか方は有りません。

本来3Psですがインとアウトを溶接結合して有りますので実質2Psになるため2Ps本体丸ごとのアルマイト加工となるためインリムの研磨も伴います。

アウトリムは光輝アルマイトになりインリムは特別バフ研磨しませんので白アルマイトになります。
※下処理のバフで磨き込めば「光輝アルマイト」になり研磨のみは「白アルマイト」になる訳です。

元肌の光輝アルマイトになりました。
光輝アルマイトとBBFバフとの違い
↓

「左・光輝アルマイト」・「右・BBFバフポリッシュ(オンクリアー)」両者光沢感は似ていますが肌質は別表現です。
※コストの高いアルマイト加工代を当店ではお安く提供していますので違う表現のバフ仕上げよりオリジナルに沿った元アルマイト加工の方がいいに決まってます。
今回紹介しました4件ともディスクがクロームメッキのためリムもクロームメッキと思っているユーザーが多い様ですがリムはメッキでは有りません。
2・3Ps合わせホイールの合金プレス板モノリムは柔らかく収縮性があるためメッキすればぼろぼろ剥げ落ちてしまいますので収縮に影響しないメッキのような光沢になり腐食しにくいのが光輝アルマイトリムです。
欠点として酸化被膜のため肌が弱く傷付き易いですのでデリケートなメンテが必要です。
・・・アルマイト加工の条件と不可なモノ、留意点について・・・
1・・2/3Psの分解可能なリム単体になる事が最必須条件です。
2・・2Psハメ殺しのアウトリムのほとんどはアルマイトですが溶接結合でリム単体に出来ないためアルマイト加工は全て不可です。
3・・溶接を伴う修理のモノは不可では有りませんが溶接痕が現れます。
4・・鋳造リムは白濁しますのでアルマイトは不可
5・・鍛造リムは鋳造リムほど白濁しませんが合金プレスリムより白濁りが出ます。
6・・腐食の有るモノはアルマイトしても腐食痕は残った状態で現れます。
※重要アルマイト加工前の前処理となるBBFバフポリッシュの時点では肉盛り痕はなじんで消えてしまいますがアルマイトの化学反応で溶接痕がうっすらと現れて来ます。
※肉盛研磨形成を要す修理で溶接痕を気にされない方はアルマイトもお受けしますが、溶接痕が気になる方はBBFバフポリッシュ仕上げになります。
単品修理は片道当社負担となり4本リフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中!
お問い合わせやお見積もりなどは会社メール nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
0995-65-7225 担当ニシまで
(有)オートサービス西HPはこちら
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