仕上げ実績・ブログ
2014.07.01
レーシングフォジ13インチバレル研摩からのパウダーキャンディーゴールド
レーシングフォジ13 インチ2Psハメ殺しのバレル研摩ベースからのパウダーキャンディーゴールドとリム修理BBFバフポリッシュ仕上げです。
リム(合金プレス)とディスク(鋳造&鍛造)それぞれ素材が違うモノを溶接結合されたハメ殺しはくっ付いたままでの作業のため手間のかかる構造のホイールです。
レーシングフォジ13 インチバレル研摩パウダーキャンディーゴールド
千葉県のお客様・・年期モノですのでそれなりに傷んでいます。
分解不可のためカラーアルマイトは出来ませんので最初は溶剤ゴールドの予定でしたがより個性を生かして鮮やかで透明感有るパウダーキャンディーゴールドに変更です。
カラーアルマイトはパーツ別に薬剤剥離しますがリムが付いた状態では腐食したリムを薬剤で痛めてしまうためディスクのみハンド剥離です。
リムとディスク全体的にバフ研磨して先にディスクをメインに作業を進めます。
キャンディーカラーはベースを光らさないと効果が出ませんのでディスク部をバレル研摩で仕上げて行きます。
ディスクは鍛造ですのでバレル研摩でテカテカに光ります。
これよりディスクのパウダーキャンディーに入ります。
アウトリムをマスキングしてディスクのパウダーコート静電噴射!
錆びた座金ブッシュは1枚づつ丁寧にブラスト研磨再利用
エアーバルブはアルミ製と交換
ピアスボルトとナットは新品と交換(M8クロームボルトとM8ニクロムナット)
アウトリムは最後に磨き直しして座金ブッシュとピアスボルトを装着して完成です。
分解無しでリムとディスクの境目を違和感なく仕上げるのが今回一番苦労した点でポイントでも有ります。
インナーリムから側面リムは特別磨いた訳では無くバレル研摩でついでに綺麗になります。
リアー側のリムは腐食が酷かったためやや腐食痕が残りましたがフロント側のリムはほぼ問題無く綺麗になってます。
キャンディーは透明系のカラーですので下地がそのまま透けて見えるためバレル研摩してベースを光らさないと透き通った飴玉みたいな光沢の有るキャンディー表現にはなりません。※ベースをブラッシュドする方法も有ります。
装着写真を頂きました。
パウダーコートのキャンディーカラーは鮮やかな発色でカラーアルマイトや溶剤ゴールドより密着性、耐久性、退色性などの点も優れています。
※4本フルリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中!
メール返信のお願い・・日々膨大なメール問い合わせのため随時回答返信が出来ませんので3~4日たってもこちらからの回答返信メールが無い場合は直接お電話ください。
TEL0995-65-7225(日曜、祭日以外平日AM9:00時~PM19:00時)にお願いします。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
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- バレル研摩/パウダーキャンディーカラー
2014.06.28
BBS-RS16インチ/軽用ピッチ加工からバレル研摩ブラッシュド
BBS-RS16インチの114-4Hから100-4Hへピッチ加工からバレル研摩からのブラッシュドですが今回はコストのかかる5.5Jのサイズに拘りさらにピアスボルトからナットまで全パーツ加工したリフレッシュカスタムです。
当店のブラッシュドはベースにバレル研摩してからブラッシュドいたしますので手間暇かけて手の込んだ贅沢なブラッシュド工法です。
BBS-RS16インチ/ピッチ加工からバレル研摩ブラッシュド
滋賀県のお客様・・・程度良好でしかも100-4Hピッチ加工には一番理想的な16x7J/114.3-4H/OFF+50のRS328です。
普通乗用車から軽車用にサイズダウンしてピッチ加工リフレッシュカスタムします。
剥離からブラスト研磨してハンドバフ
バレル2次元研磨の完成!
バレル2次元研摩ベースからのブラッシュド
0.5Jアウトリムのポリッシュバレル研摩完成!
社外リップのインリム16x4.5Jをブラッシュドします。
このインリムは海外輸入品でしかもオーダーメードサイズのため長期納期で結構なお値段がしました。
ディスク・メッシュプレート・インリムのブラッシュドから個別にパウダークリアーの静電噴射!
4台分まとめて6角キャップバレル研摩からのパウダークリアー
他RS同時進行中の6角キャップ6台完成(溶剤クリアー&パウダークリアー)
全27パーツの完成!(ピアスボルトは再クローム)
16x5.5J/100-4H/OFF+38の完成
※1・ディスク下駄をスライスしてフラットにしていますので114-4Hは使えませんのでマルチにはなりません。
※2・フラットディスクの場合はスライスが有りませんのでマルチとして使えます。
大口径のキャップオーナメント縦柱に干渉しない様に弾丸ナット専用のピッチ加工です。
インナーリムから側面リムまでブラッシュドからのパウダークリアーです。
ナットは錆び防止でパウダーシルバーして有ります。
バレル研摩からのブラッシュドですので光沢有る渋いブラシラインでブラシのあたらないメッシュプレートの凹部はバレル光沢が残ります。
ディスクのサイド面はバレル2次元研磨でユズ肌の光沢になります。
アウトリムはBBFバフ研磨からバフラインを消すためにバレル研摩でツル肌光沢です。
■RSピッチ加工からのリフレッシュカスタムの詳細■
1・アウターリム・・・・・・・・バレル研摩(ノークリアー)
2・インナーリム・・・・・・・・4.5J交換/ブラッシュド(パウダークリアー)
3・センターディスク・・・・・2次元バレル研摩ブラッシュド(パウダークリアー)
4メッシュプレート・・・・・・2次元バレル研摩ブラッシュド(パウダークリアー)
5・6角キャップ・・・・・・・・・3次元バレル研磨(パウダークリアー)
6・ピアスボルト・・・・・・・・・再クローム
7・ナット・・・・・・・・・・・・・・パウダーシルバー
8・エアーバルブ・・・・・・・・洗浄研磨再利用
9・エンブレム・・・・・・・・・・交換無し
10・リフレッシュの完全分解に伴うシーリング打ち直し
※15~17インチまでのレギュラーサイズのリムは多数ストックしていますので、「修復暦有りのリムの曲り、割れ、腐食」のひどいモノは在庫がある限り、リム交換、ピアスボルト交換、キャップ交換して修理、リフレッシュいたしますので安心してご依頼ください。
25年前の古いRSなどで曲りガリ傷の無いモノなどまず有りません。「塗装や磨き」のお化粧の前に完全なる修理が出来てからリフレッシュカスタムに繋がります。
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2014.06.27
ポルシェアロイ15インチパウダーブラック&バレル研摩

ポルシェアロイホイールのパウダーカラー&バレル研摩です。
丸磨きフルポリッシュのバレル研摩と違いカラーを入れる場合は先に塗装を済ましてから部位のバレル研摩の順序となります。先に塗るカラー塗装は密着が良く頑丈肌のパウダーコートでないとバレルのセラミックの圧力に負けて塗装が剥げてしまうため溶剤カラーでは無くパウダーカラーになります。
一般的なBBFバフポリッシュ研磨の場合は溶剤カラーでも構いません。
ポルシェアロイ15インチパウダーブラック&バレル研摩
兵庫県のお客様・・・金い方は程度ままですが黒の方はリムの腐食が進行中です。
剥離からブラスト研磨
インナーリムから側面リムは研磨機で研磨します。
カラー残しになるパウダーグロスブラックを静電噴射!
パウダーグロスブラック冷却後に塗装を剥ぎながら研磨に入ります。
リムは研磨機で剥離研磨出来ますがスポーク面は手作業ハンド研磨にて塗装を剥ぎ落とします。パウダー肌は固くて手ごわいです。
ディスク(バナナスポーク)面のバレル研摩完成後次はリム研磨機で磨き込みます。
リムとディスクのバレル研摩完成後はインリムをマスキングして溶剤クリアーに入ります。※腐食痕が無ければパウダークリアーも可能ですが今回腐食痕が有りましたので溶剤硬質クリアーになります。
天面丸塗りのオンクリアーしてブラック&ポリッシュの完成!
※カラー&ポリッシュにはダイヤモンドカットも有りますがダイヤモンドカットは旋盤カットのため平滑な角張ったディスクになってしまいますので丸みを帯びたディスクにはダイヤモンドカットなどは出来ません。形が変わってしまいます。
インナーリムから側面リムはパウダーグロスブラック肌残し
インリムも若干の腐食ブツが出て来てます。
虫食い、腐食痕は一部どうしてもこんな感じで残ってしまいます。
こちら同年代のアロイでも元々腐食の無いモノは当然綺麗に仕上がります。
丸磨きのバレル2次元研磨に対してパウダーカラーが追加されるためりその分納期やコストが掛かりますが、カラー&ポリッシュで似た感じのダイヤモンドカットとはまた違ったフェイスです。
その他アロイホイール素材の良し悪しで変る加工例
↓
左カラー塗装のアロイと右クロームメッキのアロイです。
塗装剥離とクローム剥離でその差歴然
↓
剥離、研磨後の違い!塗装側は腐食無しに対してクローム側は腐食、虫食い、陥没でボロボロ状態でこれでは磨きなど不可能ですのでパテ埋めて溶剤カラー塗装しか方が有りません。※腐食したクロームメッキは何をするにも手間の掛かる厄介なホイールです。
↓
腐食の無いアロイはバレル2次元研磨でのポリッシュとなりクロームのアロイは溶剤ベースのハイパーブラック(DBK)の丸塗りとなりました。
※腐食したクロームメッキはポリッシュも再クロームも出来ませんがカラー塗装ならパテ埋めて色で被せますので何とかなります。
フル磨きのバレル研摩は腐食の有無と素材の良し悪しで「可・不可」や仕上がりクオリティーが左右されます。
■ポリッシュオンクリアー「可・不可」に付いて■
※低温焼き付け(60℃)の溶剤クリアーは大概のモノに対応出来ますが、高温焼き付け(200℃)のパウダークリアーは素材の「良し悪し」と「腐食の有無」で「可・不可」が決まります。
1・ダイヤモンドカット
・虹色ヘアーライン表現保護のためオンクリアーは必須条件です。
・溶剤硬質クリアーのみとなりパウダークリアーは不可です。
2・BBFバフポリッシュ
・バフ光沢仕上げのためノークリアー&オンクリアーどちらも選択可能です。
・溶剤硬質クリアーもパウダークリアーどちらも可能です。
3・バレル研摩
・鏡面バレル仕上げのためノークリアー&オンクリアーどちらも選択可能です。
・溶剤硬質クリアーもパウダークリアーどちらも可能です。
4・ブラッシュド
・荒いブラシライン表現保護のためオンクリアーは必須条件です。
・溶剤硬質クリアーもパウダークリアーどちらも可能です。
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