仕上げ実績・ブログ
2016.08.08
SSR14インチ2Psハイパー塗装(DBK)&光輝アルマイトDBK-P
SSR14インチ/2Psハイパー塗装(DBK)&光輝アルマイトDBK-A
岩手県のお客様・・・曲りが至る所に有る合金プレスリムの光輝アルマイトSSR2Psです。
曲り修理からですがアウトリムはメクレでは無くタイヤ側へ押された押仕込み曲りです。
本来3Psですがアウトとインを溶接して有る実質2Ps扱いで溶接結合部シーリングが邪魔になります。
溶接結合部はシーリング保護してあるためこのシーリングがアルマイトに影響して悪さを起こしますのでシーリングは完全削除する必要が有ります。
アルマイト剥離研磨
2Psの場合はインリムもアルマイトが被りますのでアウトリムの様に磨き込み必要は有りませんがインリムも剥離研磨します。
2Ps本体丸ごとのアルマイト加工完成!
アウトリムはバフ磨きからのアルマイトのため光輝アルマイトになりインリムはバフ磨き無しでのアルマイトのため光輝では無く白アルマイトになります。
ディスクのエグレ肉盛り修理
※カラー塗装仕上げの場合パテ埋めでも構いませんがそこは拘りでなるべくパテ埋め補修はいたしません。
センターディスクの剥離から傷修理完成
ハンドアクション研磨からバレル研磨までして塗装の下処理仕込み!塗装は下処理が命
密着性向上のためのガスグラスプライマー
ディスクの溶剤ハイパーブラック(DBK)とリム光輝アルマイトの組み付け合体完成
2Ps本体丸ごとのアルマイト加工ですのでインナーリムから側面リムもついでにオリジナルのアルマイトになります。
BBFバフポリッシュとは違うオリジナルに沿った光輝アルマイト
高級感有る溶剤ハイパー塗装(DBK&DSK)は多層重ね式の塗装のため塗装肌がデリケートですので高圧洗浄機は絶対厳禁です。
※重要:光輝アルマイトは市販されているアルミクリナーや薬品洗浄すれば化学反応を起こし酸化して白シミやアルマイト剥げなどが出ますのでアルミクリーナーや薬品洗浄は絶対厳禁です。中性洗剤でやさしく手洗いしてください。
アウトリム単体になる3Psの場合はアウトリムのみ光輝アルマイトいたしますので、インリムはノータッチ簡易洗浄又はパウダーカラー塗装になります。
・・・アルマイト加工の条件と不可なモノ、留意点について・・・
1・・2/3Psの分解可能なリム単体になる事が最必須条件です。
2・・2Psハメ殺しのアウトリムのほとんどはアルマイトですが溶接結合でリム単体に出来ないためアルマイト加工は全て不可です。
3・・溶接を伴う修理のモノは不可では有りませんが溶接痕が現れます。
4・・鋳造リムは白濁しますのでアルマイトは不可
5・・鍛造リムは鋳造リムほど白濁しませんが合金プレスリムより白濁りが出ます。
6・・腐食の有るモノはアルマイトしても腐食痕は残った状態で現れます。
※重要アルマイト加工前の前処理となるBBFバフポリッシュの時点では肉盛り痕はなじんで消えてしまいますがアルマイトの化学反応で溶接痕がうっすらと現れて来ます。
※肉盛研磨形成を要す修理で溶接痕を気にされない方はアルマイトもお受けしますが、溶接痕が気になる方はBBFバフポリッシュ仕上げになります。
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お問い合わせやお見積もりは会社メール nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
0995-65-7225 担当ニシまで
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2016.08.02
BBS-RS-GT18インチ/バレル2次元研磨パウダークリアー&リムバレル研磨ノークリアー
BBS-RS-GT18インチ/バレル2次元研磨パウダークリアー/リムバレル研磨ノークリアー
東京都のお客様・・・密着性に難が有る溶剤イパー塗装特有の塗装剥がれ浮き有りを修理ついでにプレミアム感有る耐久性アップのバレル研磨フルポリッシュからパウダークリアーに模様替えします。
溶剤ハイパー塗装(DBK&DSK)は密着性に難が有るため塗装剥げ浮きが出て来ます。
先ずは中古品に付き物の「基本中の基本、曲りガリ傷修理」から
2Ps本体の剥離からリム全面研磨
2Ps本体の先塗りパウダーシルバーの静電噴射!
リムフランジのR面よりパウダーシルバーを残してそれ以外のアウトリムをBBFバフ研磨してバレル研磨します。
先塗りパウダーシルバーのリムフランジ部のシルバーを残すパターンとリムフランジまで研磨するパターンが有りますが料金変わらずお好みで対処いたします。
センターディスクの剥離ブラスト研磨
2次元バレル研磨の場合はディスク天面のみのハンド研磨からの磨き込みになります。
バレル2次元研磨はディスク天面のみ磨き込みとなりディスクサイド面は鍛造ゆず肌の表現です。
バレル中研磨からバレル荒研磨
バレル2次元仕上げ研磨が終わればパウダークリアーの静電噴射!
洗浄研磨したピアスボルトとナットを装着組み付けして完成です。
裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんのでパウダーコートにより「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い・黒は汚れが目立たない」などの利点からインリムカラーはパウダーコートがお勧めです。またガラスコーティングなども不要です
アウトリムはアルミ素地の磨き表現のためのノークリアーです。
ディスクサイド面窓部はバレル研磨パウダークリアーによる鈍い銀の光沢ハイパーシルバー(DSK)の様な渋い光沢になります。
写真左/ディスクサイド面窓部ゆず肌銀の光沢バレル2次元研磨と写真右/ディスクサイド面まで鏡面光沢のバレル3次元研磨
※バレル研磨の2次元、3次元がクロームメッキの下処理研磨になりますのでこのれをクロームメッキすれば2Dクロームと3Dクロームになります。そのためクロームは耐久性が悪い割にはコストが掛かる理由です。
※バレル3次元研磨はサイズ別算出では無くデザイン構造で料金が異なります。また研磨の限界値などで3次元研磨不可な場合も有ります。
リムはバレル研磨ノークリアーでディスクはバレル2次元研磨パウダークリアーの個別磨きにフルポリッシュプレミアムホイールです。
リムポリッシュへのオンクリアー&ノークリアーには一長一短が有ります。
ノークリアーの長所・・素材光沢がそのまま表現されます。無垢の状態ですので水の侵入による白ミミズ腐食などは無縁です。また少々の傷直しや白ボケは手磨きでユーザー自身でリペアーメンテが出来ます。
ノークリアーの短所・・雨風にさらされるといずれ酸化白ボケします。それらはDIY作業で輝きは復活しますがメンテがやや面倒です。
オンクリアーの長所・・クリアーで表面を保護すれば酸化白ボケはしませんので洗浄のみで磨きメンテは不要です。
※傷に強く密着性も良い頑丈肌のパウダークリアーでも完全無欠では有りませんので溶剤クリアーよりは長持ち先延ばしにするという意味合いと思ってください。
オンクリアーの短所・・磨き込み時よりやや艶引きが出る事と飛び石や干渉傷が入れば傷口から水の浸入で白ミミズ現象が現れます。クリアーが被ってますので白ミミズや小傷修理など一旦クリアーを全部剥がないとDIY作業では無理なため修理代のコストが掛かります。
バレル研摩の仕上がりは腐食の有無と素材造りの違い「鋳造(CAST)、鍛造(FORGED)」や「生産国(海外品・国産品)」などで大きく左右されます。
※クロームを剥離したモノや中国製品は素材造りが悪いため基本バレル研摩は不向きです。
以前当社でバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心ください。
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メール送受信のお願い・・携帯からのメールでは一部「受信制限、返信不能、文字化け」などが有り電話番号が明記されないと、こちらから連絡の取り様が有りませんので必ず電話番号明記の上お願いします。返信不能な場合はこちらからお電話いたします。
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2016.07.30
日産Y30純正とHONDAプレリュード純正のパウダーコートからのダイヤモンドカットフルリフレッシュ
古い純正ホイールを当時モノのオリジナルに沿った再生が出来ないって諦めていませんか?
昭和の日産Y30純正とHONDAプレリュード純正をパウダーコートとダイヤモンドカットによる現代の技術でオリジナルに沿った復元再生をしました。
ダイヤモンドカットに限らず1Psホイールのカラー塗装&ポリッシュ「BBFバフポリッシュ・バレル研磨・ブラッシュド」など先にカラー塗装を済ませて先塗りカラーを剥ぎながら各種のポリッシュ加工して最後にトップコートの丸塗りのオンクリアーとなりますので後のポリッシュ方が違うだけで作業の手順は同じです。
「BBFバフポリッシュ・バレル研磨・ブラッシュド」などカスタムポリッシュはパウダークリアーが可能ですが、ダイヤモンドカットはパウダークリアーが出来ませんので溶剤クリアーのみとなり総合的な耐久性はパウダークリアーが出来る他のポリッシュ方より劣りますが純正オリジナル重視ならダイヤモンドカットになります。
日産Y30純正とHONDAプレリュード純正のパウダーカラーコートからのダイヤモンドカットフルリフレッシュ
福岡県のお客様・・・昭和の時代の年代モノの割には珍しく曲り、ガリ傷、腐食の無い程度良好な日産Y30純正15インチ鋳造(CAST)ホイールです。
埼玉県のお客様・・・こちらも25年前の年代モノですが曲り、ガリ傷、腐食など年相応に劣化したHONDAプレリュード純正鋳造(CAST)ホイールです。
HONDAプレリュードの方はダイヤモンドカット溶剤ポリッシュ特有の白ミミズが多く出ています。
純正ダイヤモンドカット白ミミズ腐食の原因はこちら
http://243yxeoj.sw63.secure-cms.net/menu/simifusyoku/
剥離からブラスト研磨
Y30純正の方は曲りガリ傷修理は有りませんが、プレリュード純正の曲り、ガリ傷修理!
プレリュード純正の溶接肉盛り修理!
インナーリムから側面リムまでパウダーコート下処理の本体丸ごとリム研磨
オリジナル溶剤カラー似のパウダーガンメタとパウダーシルバーの静電噴射!
先塗りカラーは溶剤カラーでは無く耐久性重でY30純正はパウダーガンメタでプレリュード純正はパウダーシルバーから天面をスライスカットしてダイヤモンドカットポリッシュになります。
純正ホイールは鉄の座金ブッシュが付いていますのでパウダーコートする際は座金ブッシュは外します。外したついでにサービスで錆をブラスト研磨しますが鉄の座金ブッシュはすぐに錆びますので出来ればパウダーコートするか新品と交換するかいずれかをお勧めします。
日産Y30純正パウダーガンメタ&ダイヤモンドカット溶剤クリアーの完成!
当時物オリジナルとほぼ同じような感じに復元再生出来ました。
HONDAプレリュード純正パウダーシルバー&ダイヤモンドカット溶剤クリアーの完成!
曲り、ガリ傷、腐食有りでしたが、当時物オリジナルとほぼ同じ質感風合いに復元再生出来ました。
デザイン表面パウダーコートしたついでにインリムまでパウダーコートして有ります。
●インナーリムまでパウダーコートしたの理由●
裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんのパウダーコートにより「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い」などの利点でインナーリムまでパウダーコートします。
Y30純正のキャップはプラ樹脂製のためダイヤモンドカット不可のためレンズクリアーで光沢復元
プレリュード純正のキャップはプラ樹脂製の溶剤シルバー塗装仕上げになります。
★ダイヤモンドカット不可なモノと注意点★
1・鉋でスライスするような天面カットポリッシュ方のためリムやディスクは角張ってエッジが鋭角になり角張ったエッジ部はクリアーが伸びて塗膜が薄くなるためディスク角部やバルブ穴の鋭角な箇所へ水が侵入で白ミミズ腐食が入る原因です。
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2・繊細な虹色ライン保護のためオンクリアーは絶対条件ですがパウダークリアーは出来ません。
3・表面削り出しで平滑なディスク構造のみとなるため丸みを帯びたディスクにはダイヤカット不可。
4・歪み、横振れ縦振れの有るモノは均等にカット出来ませんのでダイヤカット不可。
5・合金プレス深リムや旧RSリム、旧式のOZ(AMG・フッツーラ)などの3Ps1枚型の肉薄リムは肉厚確保や強度確保の面からダイヤカット不可。
6・ディスク面へのダイヤモンドカットの場合、ホール穴がフラットタイプのディスクは旋盤取り付けの際、治具ナットが干渉しますのでダイヤカット不可。
7・2Ps溶接ハメ殺しのホイールはリム、ディスクが単体にならないため構造デザインにより不可。
6・肉厚の有る1Psはある程度複数回のダイヤカットは可能ですが、元々肉厚の薄い2・3Psのリムは何回もスライスすれば肉厚が薄くなってしまうためダイヤカットは2回までが限度です。
※「BBFバフポリッシュ・バレル研磨・ブラッシュド」など磨き修理は何回でも再研磨可能です。
再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです。
お問い合わせやお見積もりはこちら nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
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電話番号 0995-65-7225
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