仕上げ実績・ブログ
2010.12.22
エンケイRS05 17インチガリ傷、ハイパー塗装(DSK)の修正
17インチ エンケイRS05 ガリ傷、ハイパーシルバー塗装の修正です。
部分修正から部分ハイパー塗装をしています。
ハイパー塗装のガリ傷修正は傷の大小に関わらずメッキホイールと同様、ベースコートから全面塗り直しとなっています。 そのため料金も割高で、しかも他の3本と色合いが微妙に違ってくるなどの問題が起きます。
当店では傷部分周辺のみ、曲がり修正周辺のみ、ハイパー塗装の部分仕上げを可能としています。
修正箇所以外の箇所と部分塗装した箇所との境目や色違いなどの欠点を解消、ほぼ完全に修正しています。
ガリ傷修正から部分ハイパー塗装(DSK)
修正前と修正後の明るさや色合いが写真では違ってみえますが、実際の色合いは問題ありません 。
部分修正、塗装仕上げでも最終のトップコートは全面丸塗りしていますので、艶、光沢の復活でも違ってみえてきます。
溶接による溶接熱でガリ傷周辺の塗装部が広範囲に焦げてしまいますので、ガリ傷部以外の余計な箇所までも研摩作業の仕事が増えます。
パテ埋修正なら溶接焦げも無くて研摩も簡単で楽でしょうが、強度を必要とするリム端しへのパテ埋め修正はホイール修理屋として絶対にやってはいけない修理です。
スポークがリムまで繋がっているデザインのため研摩機が使えませんので全て手作業による研摩形成です。 原型修復が出来てここから塗装へと入ります。
完全なる原型修復からハイパー塗装して完成です。 ほぼ完璧です。!
ハイパー塗装の修理代が一般的なカラー塗装より割高なのは、ハイパー塗料代が高いからだけではありません。
ハイパー塗装はカラー塗装に対して塗装工程が多くなり簡単に出来ない難しい塗装のためです。
■ガリ傷修正からハイパー塗装完成までの流れ■
1・ホイール修正・・・・・・・曲り、ガリ傷、割れ、削れなどまず原型の復元修正工程です。
2・塗装下地作業・・・・・・塗装の工程に入る前の洗浄・脱脂・下地足付け研磨
3・密着用プライマー・・・・密着性向上のための塗装です。 (焼き付け)
4・サーフェーサー・・・・・・肌合わせや密着性向上のための塗装です。 (焼き付け)
※一般的なカラー塗装はここからカラー塗装、トップコートで完成です。
5・ベースコート・・・・・・・・ハイパー塗装は下地の塗装色で仕上がりの色が反映されます。(焼き付け)
6.アンダーコート・・・・・・ハイパー塗装の肌だしやにじみ、ぎらつきを抑える下地塗装(焼き付け)
7・ハイパー塗装・・・・・・・・・厚さは0.01μ~0.03μの超極薄銀幕塗装 (焼き付け)
8・クリアートップコート塗装・・・部分修正塗装でも最終クリアー塗装 は全面丸塗りとなります。(焼き付け)
カラー塗装のようにパテ埋めてして削ってシルバー塗装で仕上げてあるホイールを良くみかけますが、ハイパー塗装(DSK)とシルバーカラー塗装は全く別物ですのでお間違いないよう注意してください。
素人さんのDIYでは絶対無理な塗装です。
基本となるホイール修正が出来て4本リフレッシュ・塗り替え、イメージチェンジへと繋がります。
単品修正品は片道送料当店負担となります。
(有)オートサービス西のHPはこちら
2010.12.21
クロームメッキホイールのカラー塗装&クロームカラーチェンジ
クロームメッキホイールへのカラー塗装とクロームを反映させたクロームカラーチェンジです。
クロームへのカラー塗装など上面へ直塗りは密着が極端に悪いためクロームの剥離かまたは特別なクローム専用の下処理をしてからのカラー塗装となります。
またクロームを反映させて色を着色してカラーメッキにする事をクロームカラーチェンジといいます。
メッキホイールのカラー塗装&クロームカラーチェンジ
リムとディスクのつなぎ目当たりの僅かな隙間からメッキ腐食が進行中です。
クロームのアウターリム部はハイパー塗装(シルバーフェイス)で仕上げとなり
クロームのディスク部はクロームのまま反映させてブラックメッキとなりました。
クロームカラーチェンジに付いてはこちら
クロームのリム部は錆び、腐食、メクレが進行中でリムへの再クロームは高額なため再クロームの3~4割程度のお値段でカラー塗装が可能です。
再クロームとなれば高額な料金となるためイメチェンやコスト面からカラー塗装を希望されるユーザーが多くなっています。
※特別なクローム専用の下処理後からは通常のカラー塗装と同じ下処理塗装となります。
クロームメッキからカラー塗装下処理についてはこちら
リムはハイパー塗装(シルバーフェイス)
ディスクはクロームを反映させてたブラックメッキとなりました。
クロームメッキの腐食によるエアー漏れ修正とクロームブラックメッキ
汚れてはいますが表面のクロームは腐食も無く程度がよいですので、このままブラックメッキへとクロームカラーチェンジします。
クロームカラーチェンジに付いてはこちら
クローム特有のタイヤビート当たり面の腐食やメッキ剥げによるエアー漏れ修正です。
沿岸方面の方や雪の多い地方などの路面凍結剤もクロームの腐食、錆びなど劣化の原因となります。
表デザイン面は濃い目のブラックメッキとなりイメージチェンジです。
エアー漏れしてた箇所は研摩修正して錆びとめ塗装して完成、これでエアー漏れも直りました。
※注)再クロームではありませんので、既存の傷やシミはそのまま反映されたブラックメッキとなります。
ホイール以外のメッキパーツ(エンブレムやグリル)などもブラック・ゴールド・レッド・ブルー・ピンクその他各色にクロームカラーチェンジいたします。
単品修正品やパーツカラーチェンジは片道送料当店負担となります。
(有)オートサービス西HPはこちら
- カテゴリー:
- クロームメッキから別加工
2010.12.17
BBS-LMのハイパー塗装(DBK・DSK)への塗り替え、リフレッシュ
BBS-LMのディスク塗り替えで一番ご依頼が多いハイパー塗装(DBK・DSK)への塗り替えからリムポリッシュ研摩からリム本体塗装のリフレッシュをご紹介いたします。
加工例、ホイールは18インチと19インチのLMです。
「DBK-P」とか「DSK-P」と一般的に呼ばれていますが、DBKはディスク面ハイパーブラックで、DSKはディスク面ハイパーシルバーを指し、Pはリムポリッシュ面を指します。
BBS-LMのハイパー塗装(DBK・DSK)への塗り替え、リム修正研摩のリフレッシュ
LM19インチ DBK-Pへカラーチャンジ/リフレッシュ
3本修復暦ありのため塗装剥離して素地確認!
2本はよくあるガリ傷削り込み修正で1本はパテ埋め修正です。
パテは削除して肉盛り研摩形成となります。
4本全てリムフランジの形状がバラバラでしたので4本同一形状に研摩形成します。
リムフランジ研摩形成後、リムフランジ部のシルバーメタ、クリアー塗装まで一旦完成!
リム根元より全面研摩のため、ディスクを換えリム面、鏡面研摩となります。
元々のディスクでは隙間、境目が無いため交換してリム研摩しています。
工賃コスト面で、ほとんどはリムポリッシュ面は鏡面研摩となります。
工賃が上がるため、こちら側からあまりお勧めはいたしませんが、「コダワリ」でリムポリッシュ面へのダイヤモンドカットもお受けします。
リムダイヤモンドカットの詳細はこちら
ディスク部は別作業となり塗装剥離からのハイパー塗装のための下地よりの塗装工程となります。
リム/ディスク個別作業完成後に合体完了となります。
※ピアスボルト装着時、トルクはもちろんナット緩み防止剤も添付して装着しています。
以前ガリ傷修正で削り込み研摩してありましたので、左側がややリムが低くなっています。
修復暦ありの削り込みによる高さや厚みの復元は不可能なため現状のままでの仕上がりとなります。
リム端しへのパテ埋め修正は行っていません。
削り込み・パテ埋め修正についてはこちら
19インチLM(DBK-P)仕様の完成です。
リムの高さが、「まちまち」なのがやや残念です。
LM18インチ シルバーメタからDSK-Pへカラーチェンジ/リフレッシュ
次のLM18インチは「DSK-P」へチャンジですが、これは修復暦も無く年数劣化によるシミ、腐食とガリ傷程度のものです。
リムフランジへの深いガリ傷は全て、肉盛り研摩形成となります。
やや明るめの「DSK-P」ハイパーシルバー仕上げです。
「DSK-P」と「DBK-P」どちらも似た感じのウレタンカラー(シルバーメタやガンメタ)とは全く別物、別表現となります。
永年使用したホイールのシミ、腐食、傷、色褪せなど自然劣化は避けられません。
中古で購入した商品など傷や曲りがあってもあきらめていませんか?
傷、曲がり、色褪せの修正ついでにイメチェンをお考えのお客様は是非ご相談ください。
旧式のLMをDBK-P(チャンピオンエディッション)にしたい。
新品のように復活させたい
世界に一つのカスタムLMを作りたい。
LMの完全なる修正からリフレッシュ・リメークは是非当店にお任せください。
■リフレッシュメニュー作業■
1・リムフランジ部(曲りガリ傷修正)
2・リムポリッシュ部(シミ・腐食・飛び石による傷の修正研磨からポリッシュ鏡面研磨・ダイヤモンドカット)
3・リム裏面洗浄研磨、再塗装
4・ディスク部(ウレタンカラー塗装・ハイパー塗装・スーパーミラーポリッシュ研磨・カラーポリッシュ・他) 5・ピアスボルトの洗浄研磨
■リフレッシュメニュー以外のオプション作業■
1・インナーリム側面全面への再塗装
2・インナーリムへのクリアーコート
3・ピアスボルトの交換/塗装/再メッキ
4・エンブレム交換
「色塗って磨けばよいってモノじゃないのです。」
基本・土台となるホイール修正がまずしっかり出来ないとリフレシュ・リメークして見た目だけお化粧しても意味がありません。
完全なる修正が出来て4本リフレッシュ・リメークとなります。
LMのように他のホイールもご希望、お好み、ご予算に応じていかようにもリフレッシュ・リメークいたします。
ヤフオフや他ネット販売で直接当店へ送ってくださるお客様も多数いらっしゃいますのでお気軽にお問い合わせください。
単品修正品は片道送料当店負担となります。
(有)オートサービス西HPはこちら