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仕上げ実績・ブログ

2011.12.30

BBS-LM リム曲りツブレ修理+ブッラクミラーポリッシュ(2次元)

本年中は大変お世話になりました。

来年も更なる飛躍の年でありますよう、今後とも、どうぞ宜しくお願い致します!

29日で仕事収め、今年最後のブログはLM曲りツブレ修理からディスク部スーパーミラーバレル研磨 ブッラクポリッシュです。



BBS-LM18インチリム修理からブッラクポリッシュ



愛知県のお客様・・かなり酷かったLMリムつぶれ修理から別モノLMとなって復活蘇りました。

他の写真を並べているかと疑いの目で見る方もいるでしょうが実際、直したモノです。





 

1本は曲りというよいり大きく潰れてクッラクも入っています。





 

割れた箇所を溶接仮止めして下がったリムを上へ持ち上げてプレス修理します。





 

外周円を出して割れ修理からエグレ箇所への溶接準備です。





 

20年前から変わらない基本となる溶接からのハンド研磨形成です。







 

リム形成の原型の修復となる荒研磨です。

割れやエグレ周辺のガリ傷修理はついで作業です。リム割れツブレ修理に比べればガリ傷修理など私から言わせれば屁みたいなモノです。





 

割れクッラク修理箇所から溶接ムラやピンホールが無いかタイヤを組んでエアー漏れチェックします。 エアー漏れ振れが無い事を確認して仕上げ研磨の磨き込みへと入ります。





 

2Ps本体リムフランジから側面、裏面シルバー塗装してアウターリム部ポリッシュしてクリアー本体丸塗りしてリム部は4本完成です。

これからディスクのスーパーミラーバレル研磨へとはいります。





 

ディスク部塗装剥離からブラスト研磨!





 

様々なエアーツール工具でハンド下処理研磨します。





 

バレル仕上げ前のバレル荒研磨で1時間ほど荒研磨します。







 

セラミックによるバレル仕上げ研磨完成です。!

ミラーポリッシュ仕上げならここで完成ですが、もう一工程追加のブッラク染めへと入ります。







 

ディスク部へのブラックオンクリアーで(BMP)ブラックミラーポリッシュ完成です。





 

組み付け合体して完成です。





 

エグレ、割れていたリム部です。

ディスクもリムも完全アルミ素地仕上げのためキチントした修理が出来ないとポリッシュ表現はできません。

カラー塗装のようにパテ埋めなどで誤魔化しが利きません。







スーパーミラーポリッシュは素材自体の磨き工法のため素材の良し悪しに仕上がりが反映されます。

※腐食の激しいものは虫食いの黒の斑点が現われる場合もあります。



程度の良い鍛造加圧式(FORGED)品はミラーポリッシュは特にお勧めです。



今回はオンクリアー仕上げです。

ポリッシュはオンクリアー・ノークリアーご希望に応じて対応いたします。

ポリッシュ「オンクリアー・ノークリアーの特性」についてはこちら



ミラーポリッシュのノークリアーの場合ユーザー自身でも簡単に傷修理が可能です。

ノークリアー・ミラーポリッシュユーザー修理例、メンテについては こちら









完成したLM3台とその他2台と単品修理5本の計25本の年内納品分は昨日29日発送しました。







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■年末年始休業のお知らせ■

12月30日(金)~1月5日(木)

1月6日(金)より通常営業いたします

4本リフレッシュ・リメークは来年も「送料往復無料キャンペーン」を継続いたしますのでよろしくお願いいたします。

2011.12.27

テクノマグネシュームのガリ傷、割れ修理から再塗装

テクマグホイールはコアな根強いファンが多いため修理依頼も多く頂いています。



今回10本一気にオーダー頂きましたが、ガリ傷有りの塗装の剥げ劣化有りのさらにクッラク1本有りで、とどめはアライメント穴埋めなどやや手間のかかったマグホイールの修理から再塗装リフレッシュ!



マグホイールのガリ傷や割れ修理はアルミと違い難し上にさらに塗装となれば特別な下処理を要します。





テクノマグネシオの修理から再塗装

 

ガリ傷と塗装の浮き剥げです。

10本ともみな同じような劣化状態でさらにクッラク有りのおまけ付きです。





 

ガリ傷や塗装剥げは見た目外観性の問題ですが、クラックは使用に影響しますのでまずはクッラクを直さないと10本が先に進みません。

修理箇所の塗装を剥いで開先を取って溶接準備です。





 

マグはアルミのように溶接が簡単ではありません。くっつきが悪くしかも周りがすぐに溶けてしまいますので騙し騙しやや大きめな溶接をします。

溶接が難しい上に溶接棒1本対比で言えばアルミ溶接棒の30倍以上するくそ高い材料代ですので無駄の無いように溶接したいところですが・・・





 

マグ溶接部の研磨形成後、一旦タイヤを組んでエアー漏れチェックします。

マグはピンホールが出やすいため僅かなピンホールでもエアー漏れを起こしてしまいます。 マグでも不細工な溶接団子は残しません。

テクマグは素材がいいですのでピンホールは比較的出にくいお利口なホイールです。





 

リムガリ傷も勿論”マグ溶接肉盛りします。

マグだろうが、スチールだろうが、リム端しへのパテ埋め修理はしません。 





 

肉盛り研磨形成のリムです。肉盛りから形成研磨は完璧です。

マグは全て塗装仕上げですので、溶接の材料コストの高さとそれよりも溶接の難しさからパテ埋め修理一般的です。







 

マグの全面剥離の場合自前では安易に剥離できませんので剥離の専門工場に依頼しますがそれが結構な料金と納期がかかります。

外注剥離代が高いと言う理由だけではなく全面剥離せずマグ本来の下処理を生かす方法もあります。

上写真のようにテクマグは特殊な下処理(緑色の箇所)をしています。

なるべくその緑色の下処理を生かし消さないように手でゴシゴシと上塗装を剥いでパウダーコートした方が安心でお安く上がります。

外注依頼してベロット丸剥離した方が簡単ですがマグ剥離に関して言えば何でも感でも剥げばよってモノでは無く商品の劣化状態やメーカーモデルにより判断しています。





 

ホール穴付近のアライメント穴塞ぎのためにマグ溶接埋めです。

削るのが大変です。

これもパテで対処できますが、180℃以上の温度でパウダーコートをする訳ですのでパテでは塗装完成後にどうしても陥没やパテあとの波が見えてしまいます。





 

リム修理して研磨したリム面やその他マグの地肌が出ている箇所は脱脂、洗浄後してマグ専用の皮膜形成処理の化成処理をしてプロテクターを静電付着させます。

アルミではこの工程やパウダー皮膜の必要がありませんのでマグは塗装にも手間暇かかります。 マグは修理も塗装もホントめんどくさいです。





 

パウダーコート(ベースとなる色がグレー)してマグの素材をがっちりガード皮膜します。 パウダーはあくまでも素材を抑える保護膜の役目です。





 

パウダーコートの上へアクリルウレタンカラー仕上げのために下サフを塗りツル肌平滑面を出します。 これからお化粧の段階です。





 

明るめのウレタン溶剤シルバー塗装で表裏丸ごとお化粧塗装してクリアートップコートして10本完成です。



 

裏、側面も満遍なく塗ってます。





 

アライメント穴塞ぎ溶接箇所付近です。

場所的に形成は全てゴットハンド形成です。





 

オリジナルよりやや明るめのシルバーメタ仕上げとなります。





 

テクマグ軍団!

他4本は年明けからスタートします。



一概にマグホイールといってもマグ合金比率がメーカーにより全て違います。

欠けやガリ傷はどんなマグでもほとんど修理可能ですが、割れ、クラックは素材により旨く溶接できる場合とできない場合もあります。



■マグホイールについて■

実用金属中マグの比重はアルミの2/3、鉄の1/4にあたります。

溶接が難しくまた、切削加工などグラインダー等で出た切粉が自然発火することもあります。

研摩粉などきちんと、廃棄しないと水に湿ると水素を発生して水素は可燃性のため空気と混合して自然発火を起こします。




マグホイールはアルミホイールに比べると加工が難しくさらに材料が高いため、高価になるほか、デザイン的な自由度も限られ量産に向いてないため単価も高くあまり一般的ではありません。

今ではBBSやVOLKのTE37に代表される鋳造マグより軽い超軽量鍛造アルミが主流となりマグホイールの影が薄くなっています。



■マグホイールのリフレッシュ、塗装について■

アルミポリッシュのような素地表現が出来ませんので全てカラー塗装ホイールとなります。もちろんクロームメッキやアルマイトメッキも不可となります。



修理、リペアーなどは高価な溶接棒のコスト面や曲り修理なども柔軟性が無い素材のため難しい修理となるためアルミ修理の5~6割増しとなります。



二輪ホイールも高価なマグタンホイールが多数ありますが、二輪、四輪問わずマグホイールの修理、リフレッシュをお受けしています。ただしアルミと違いマグ修理には加工修理限界がありますので、まずはお問い合わせください。



年末年始のお知らせ

12月30日~1月5日までお休みとなります。

29日は午前中まで仕事して昼から大掃除です。





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2011.12.24

BBS-RS16インチx5J 軽用ピッチ100-4H カスタマイズ

いつものRSのリフレッシュですが、今回は軽車ダイハツムーブ用へ ピッチ変更とサイズ変更(7Jから5J)へカスタマイズしたリフレッシュRS16インチの紹介です。

旧RS15インチ以下はピッチ100-4H(普通乗用車※軽用では有りません。)は希少に存在してますが、旧RS16.17インチのピッチ100-4Hは発売当時設定そのものが有りませんので存在しませんから普通乗用車のRSをピッチ加工するしか手が有りませんので現行の軽車用には車側の足回り改造も要します。





RS16インチのピッチ加工から軽用サイズへカスタマイズ!

 

東京都のお客様・・まずは素材となる16インチのRSをお客様から準備していただくか、それが出来ない場合は在庫がある限りこちらから素材の提供もいたします。(RSの部品取り用は30セット以上あります。)

今回は当社在庫から厳選してより軽に使えそうなRS16x7Jを素材として提供提案いたしました。

軽用として利用したいので第一条件としてローディスクを選ぶ事とハブ径が大きめなモノを素材として利用する事が最低条件です。

注)16インチ最幅小のローディスク、ローリムとは言え元は普通車用のホイールのため本来軽用のホイールでは有りませんから、軽車ノーマル足回りでは車種によりホイールがややはみ出ますので足回りの改造も必須となります。※ピッチ100-4Hの普通乗用車はノーマルのままでも使えます。





 

100-4Hに穴開けしてもらったディスクです。

当方で塗装を剥いでからピッチ加工は実績のある専門業者へ依頼します。

穴開け加工は強度確保や正確なセンター出しが要求されますので専用機械とノウハウが無いと分野が違う私等には出来ません。







他の方法としてテーパーブッシュによるピッチ100-4H加工です。

テーパーブッシュは114から112や110位までは僅か2~4ミリ程度ですの対応も可能ですが、100は14ミリも狭くなる訳ですのでテーパーブッシュによるPCD加工では座金の領域がキャップのオーナメントと重なってしまいオーナメントを縦にカットする必要があり大掛かりな工事になります。

 





穴開け加工完成後は普段通りの下処理から塗装&磨きによるリフレッシュとなりますのでここらが私の出番です。







専用貫通弾丸ナットを使う方法ならテーパーブッシュを使いませんのでオーナメント切断など大掛かりな工事の必要がなく、こんな感じで収まります。

弾丸ナット中閉めの19ミリナットは現在入手困難らしいのでその場合17ミリのテーパーナット式を20ミリの専用ソケットで取り付け可能です。





4インチのインナーリムも入荷後、塗装して軽用のRS各パーツの完成です。







アウト0.5J+ディスク厚0.5J+インナー4.0Jでトータル16x5Jのカスタムサイズ完成です。

※アウトリムは0.5J~5.0J以上 インリムは3.0J~9.0J以上社外品を含めて存在します。 これ以下のサイズのモノはありません。





 

アウターリムとキャップ、ピアスボルトは元のモノをピカピカに磨いてオンクリアーしてあります。

※ピアスボルトの再クロームメッキ化もお受けします。1本250円~





 

ディスクは逃げの無いフラットなモノを提供して加工してあります。





 

16インチ最幅小のローディスク、ローアウトリムですが元は普通車用で軽用のホイールでは有りませんので、軽車ノーマル足回りではアウト側がややはみ出ますが、インナーリムが細く短くしてあれば今後アウトーリムを大きくして鬼キャンして足回りの改造をしてもインナー側への干渉の心配は無くなります。

 



旧RSのサイズ・オフセットについて

※重要ですのでしっかり目を通して読んでくださいヨ!



人気で希少な国産の旧BBS-RSは14インチ~17インチまであります。

RSの14・15インチは6J幅からの設定でピッチ100-4Hも多く存在しています。

そのRS14・15インチのピッチ100-4Hは当時の「カローラ・スターレット・シビック・インテグラ・CRX・その他」FF普通乗用のホイールですので15インチのピッチ100-4Hとわ言え現行の軽車にはそのまま収まる訳がありません。全てフェンダーからホイールがはみ出します。

「ヤフオフ等で15インチピッチ100-4H軽車にどうぞ」と安易に書いて有りますが軽車に限りノーマルな足回りでは無理があります。フェンダーから10ミリ以上は「はみ出します」ので、全て足回りの改造を伴います。

現行の軽車の平均的なサイズのオフセットは15x5.5Jで+45~+50前後必要となります。それに対して旧RS15インチは普通乗用車用のため15x6JでOFF+38か+40ですので旧RSを5.5Jに換算すれば+32前後となります。計算上では45-32=13ミリ以上フェンダーからはみ出す事になります。

ユーザー側もサイズ、オフセットの意味や計算式を理解する事が必要ですよ。



さらに一回り大きくなる国産RSの16・17インチは当時の新品設定のピッチは114.3しかありませんのでRS16・17インチの100-4Hなど元々有りません。

それはRSは20年前の商品で、100-4Hは普通車FFか軽用ピッチのため当時それに合う超扁平タイヤが無かったためです。ハードは作れてもソフトが追いつかない理由です。



無いモノはカスタムとして新たなピッチ加工するしか方法がありませんが 、16・17インチは7Jからの設定のため普通車ならそのまま使えても 軽車には幅が大きすぎてそのままのサイズではインナー側が干渉します。

元々普通乗用車用を利用しますのでオフセットうんぬんよりインナーリムが大きすぎればサス側へインナーリムが干渉してしまうため穴さえ開ければよいモノではなく軽用には幅の狭いインナーリムの交換が最低条件です。

アウター側は足回りの改造やオーバーフェンダーでもつければどうにかなりますが、インナー側はそれが難しいので軽用にはインナーを変える事から始まります。

2PsのLMなどはインナー交換やアウター交換が当然出来ません。







RSリフレッシュ軍団のアウターリム研磨の4台分の完成です。

アウターリムは他のBBSのディスクを組んで研磨していますので、元のディスクの塗装や磨きなど同時に効率よく作業が進みます。 





 

LMリフレッシュ・リメーク待ち軍団です。他にRG軍団も待機しています。

他に後LM2台は現在仕上げの段階で年内に収められるように追われています。

写真5台は年内中に下準備だけ終わらせて、年明けから本格的に作業にはります。



年末年始のお知らせ

12月30日~1月5日までお休みとなります。

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