仕上げ実績・ブログ
2015.09.01
ターマックとロティーフォームのバレル2次元研磨ノークリアー&パウダークリアー
海外製鋳造(CAST)ホイールのターマックとロティーフォームのスーパーポリッシュバレル2次元研磨です。
ターマック18インチはバレル研磨フィニッシュのノークリアーでロティーフォーム19インチはバレル研磨からパウダークリアーになります。
海外製の鋳造ホイールは不純物が多く素材自体が良く有りませんのでバレル研磨で上手く光ってくれない事が稀に有ります。中国製のターマックは不安でしたが巣穴や流れ星も少なく何とか光ってくれました。
国産鋳造ホイールはほぼ外れなし世界一の高品質ホイールですのでバレル研磨などほとんど問題は有りませんが、海外製の鋳造ホイールは生産国により当たり外れが有りますので磨いてみない事には結果が見えません。
ターマック18インチとロティーフォーム19インチのスーパーポリッシュバレル2次元研磨
徳島県のお客様・・・2本は新品のターマック18インチです。こちらはバレル2次元研磨ノークリアーにします。
大阪府のお客様・・・ロティーフォーム19インチです。こちらはバレル2次元研磨からのパウダークリアーをします。
ターマック&ロティーフォームの塗装剥離からブラスト研磨してハンドアクション研磨をします。
ターマック&ロティーフォームのバレル中研磨からバレル荒研磨
※バレル荒研磨はパウダーコートの肌面出しのための下処理にも利用しています。
ターマック18インチのバレルル2次元研磨(ノークリアー)の完成!
プラ樹脂製のセンターキャップは磨けませんのでハイパーシルバー(DSK)塗装です。
ロティーフォーム19インチのバレル2次元研磨の完成!
ロティーフォームはこれからパウダークリアーでコーティングします。
ロティーフォームのパウダークリアー完成!
ターマックのインナーリムから側面リムは特別狙って磨く訳では有りませんが、バレル研磨によりついでに綺麗になります。
ロティーフォームの方はパウダークリアーの丸塗りですのでインナーリムから側面リムまでパウダークリアーでしっかりガードしています。
中国製のターマックですがバレル研磨の磨きの映り込みはまあまあです。
鋳造でも国産の鋳造(CAST)ホイーならまだ光沢が出ます。
こちらhttp://243ok.co.jp/blog/category/452/
ロティーフォームはパウダークリアーでやや艶引き感は出ますがノーメンテで耐久性は期待出来ます。
ロティーフォームはパウダークリアーによりスポーク窓部のゆず肌光沢がハイパーシルバー(DSK)のような表現になります。
ターマック18インチ/スーパーポリッシュバレル2次元研磨ノークリアー仕上げ!
ロティーフォーム19インチ/スーパーポリッシュバレル2次元研磨パウダークリアー仕上げ!
バレル研磨後のオンクリアー&ノークリアーにも一長一短が有ります。
バレル研摩には2次元研磨と3次元研磨が有りバレル研磨後のオンクリアー(溶剤クリアーOrパウダークリアー)とノークリアーどちらも選択できます。
※ダイヤモンドカットやブラッシュドなどヘアーラインポリッシュはヘアーライン保護のためオンクリアーは必須条件です。
オンクリアーの長所・・クリアーで表面を保護されていますので酸化白ボケはしませんので洗浄のみでメンテが楽になります。
オンクリアーの短所・・磨き込み時よりやや艶引きが出る事と飛び石や干渉傷が入れば傷口から水の浸入で白ミミズ現象が現れます。クリアーが被ってますので白ミミズや小傷修理など一旦クリアーを全部剥がないとDIY作業では無理です。
傷に強く密着性も良い頑丈肌のパウダークリアーでも完全無欠では有りませんので溶剤クリアーよりは長持ち先延ばしは期待出来ます。
ノークリアーの長所・・素材光沢がそのまま表現されます。クリアー層の下へ入る水の侵入など有りませんの白ミミズ腐食などは無縁です。また少々の傷直しや白ボケは手磨きでユーザー自身でリペアーメンテが出来ます。
ノークリアーの短所・・雨泥や塩カリ、降灰が被ったまま放置すると水垢や酸化腐食、白ボケを起こしますので普段のメンテが必要になります。お住まいの環境地域条件にも大きく左右します。
ノークリアーのメンテについて・・
アルミ素地無垢は泥や水気が一番の敵ですので泥汚れは水洗いして乾燥させた後に市販のコンパウンドで手磨きして水弾きの強いワックスを塗ってコーティングしておけば光沢を永く維持出来ます。洗車や磨きを至福の喜びとする方にはお勧めです。
バレル研摩の仕上がりは腐食の有無と素材造りの違い「鋳造(CAST)、鍛造(FORGED)」や「生産国(海外品・国産品)」などで大きく左右されます。
今回の北米トヨタ純正の鋳造(CAST)はエンケイさんの日本製ですのでバッチリ仕上がりましたが海外製の鋳造(CAST)は一部中国産が有るため素材造りの違いで上手く行かない場合も有ります。
生産国による仕上がりの違いはこちらhttp://243ok.co.jp/blog/category/465/
年に1~2回のバレル研磨仕上げメディアのセラミックボールの割れコロコロ選別作業!
GW夏季休暇中にセラミックボールを4日間天日干しして割れたボールを転がして選別します。少しずつ転がして選別しますので丸3日かかります。
以前当社でバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心してお任せください。
4本フルリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中!
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
メール送受信のお願い・・携帯からのメールでは一部「受信制限、返信不能、文字化け」などが有り電話番号が明記されないと、こちらから連絡の取り様が有りませんので必ず電話番号明記の上お願いします。返信不能な場合はこちらからお電話いたします。
電話受付:平日AM9:00時~PM19:00時 ※日曜祝祭日はお休みです。
電話番号 0995-65-7225
(有)オートサービス西
- カテゴリー:
- バレル研磨/欧米車
2015.08.29
WORKグノーシス19インチ2Psハメ殺しのバレル研磨溶剤ゴールドポリッシュ
WORKさんお得意のダミーボルト付2Ps溶接ハメ殺し全面バレル研磨からのゴールドポリッシュです。
2Psハメ殺しの単品修理の場合は新品と同じ表面処理が全て出来ません。また修理出来る範囲も限られ新品同様を望まれる場合は構造上不可能と思ってください。そんな不親切で難儀な構造のためカスタム加工にしても施工内容が極一部に限られます。
今回のオーナーもピアスボルトが付いているため分解可能な2Psと思い込みリムとディスクのパーツ別加工を希望され、それが出来ない2Psハメ殺しと初めて知った良く有るパターンですが、施工する側もガッカリします。
2.3Psホイールの構造を良く理解して頂くために2.3Psハメ殺しの留意点など詳しくご案内いたしますので最後まで目を通して参考にしてください。
WORKグノーシス19インチ2Psハメ殺しのバレル2次元研磨からの溶剤ゴールドポリッシュ
千葉県のお客様・・・深リムで見た目はかっこのいい黒く後塗りされたグノーシスです。
後塗りなどはどうでもいいですが、2Ps溶接ハメ殺しのためリムの全面磨きすら出来ず難儀で厄介極まりないホイールです。見た目だけで買うと後で後悔しますヨ!。
ホイール裏を確認すれば分解可能な2Psか溶接されている2Psモドキかは溶接ビートで判断出来ます。お化粧のダミーボルトも解るはずです。
こちらは別メーカーモデルでボルトへのナットは付いていませんがホイール側にボルトのメスねじを切って有る分解可能な2Psです。
ハメ殺しの判断方はディスク裏とリム付け根に溶接ビート痕が無ければ2Psハメ殺しでは有りません。
リムからディスクまで本体丸ごと剥離
※ディスクをブラスト研磨すればリムまでブラスト砂が当たり磨けないリムを痛めますのでハメ殺しはブラスト研磨も出来ませんので手でひたすら研磨するしか方が無く徹底的にに厄介なホイールです。
ダミーボルトを外してディスクの塗装を剥離した状態ですが、この状態のままでリム全体を磨ける訳が無い理由がお判りかと思います。
リムのバフ磨きが出来ませんのでディスク研磨の際、リムに研磨傷が入らぬようにリムをマスキングしてからディスクだけアクション研磨をしますがリムの縦柱が邪魔になってこれもまた面倒です。
リムを養生してディスク天面のバフ磨き
バフ磨き出来ないリムは手を付けず本体丸ごとのバレル研磨してフル磨きが完成です。
2Ps本体は合金プレスのアルマイトですのでアルマイトは塗装の密着が悪いため半端に塗装が被らないようにインナーリムから側面リムをマスキングします。
デザイン天面(フェイス)のみバレル研磨光沢を生かした溶剤でのゴールドキャンディーポリッシュになります。
密着性や強度面でパウダーのキャンディーゴールドの方が良かったのですがこの色合いはパウダーコートでは表現できませんのでゴールドの色味や見た目重視で溶剤でのキャンディーゴールドになりました。
インナーリムから側面リムはあえて塗装を塗らずアルマイト肌残しです。
バレル研磨に必須の下処理となるBBFバフ磨きは出来ませんでしたがリムに大きな損傷が無かったため難しい2Psハメ殺しでもリムの研磨が可能となりました。
2Psハメ殺しの限られた施工制限の中でバレル研磨によるゴールドポリッシュで何とか上手くいったと思います。
・・2Psハメ殺しについて・・
リムは光輝アルマイトのWORKグノーシス2Psハメ殺しです。当然リムの光輝アルマイトは当然不可ですがバフ全面磨きすら出来ず、ディスクのダイヤモンドカットも出来ません。
WORKの人気モデル「シュヴァーツ、マイスター(一部)、ヴァリアンツァ、復刻版エクイップ・seeker・その他」ダミーボルト付きとボルト無しの2Ps溶接ハメ殺しです。
これらリムは皆合金プレスの光輝アルマイトでディスクが「クロームメッキ・ダイヤモンドカット」など新品と同じ表面処理は分解出来ないためリムもディスクもオリジナル同様の修理など全て不可能です。
分解可能な2.3Ps合金プレスリムの化研光輝アルマイト
http://243ok.co.jp/blog/category/492/
※2Psハメ殺しの曲り、ガリ傷修理は治せても新品オリジナル同等の「表面処理が出来ない、リム磨きが完全に出来ない、カスタムが出来ない」・・わざと溶接して修理出来ない様に造っているとしか思えませんが・・それも販売促進戦略でしょうけどショップ店員さんもあまり知らないようです。
安物の使い捨てホイールでは有りませんのデザインだけで判断せずメーカーのモデル構造もしっかり理解するのも大切かと思います。
【2Psハメ殺しの施工不可な物】
1・リム光輝アルマイト(ディスクが付いた状態でのリム加工は不可)
2・ディスククロームメッキ(リムが付い状態でのディスク加工は不可)
3・リムかディスクどちらかがクロームの場合クロームでない方がクローム剥離により損傷するため一方だけのクローム剥離不可
4・スパッタリングメッキ(1Psホイールや1パーツ個別加工のみの為不可)
5・ディスクダイヤモンドカット(リムにバイト刃が干渉してリムを傷つけるため不可)
6・リム全面バフ磨き(ディスクに干渉しない箇所までの磨きなら可能ですが磨き筋境目が出ます。)
7・リム全面ブラッシュド(ディスクに干渉しない箇所までのブラッシュドは可能ですがブラッシュドが当たらない箇所が出ます。)
8・その他特殊な加工は全て不可
※分解可能な2.3Psはリムとディスク個別加工が可能なため上記8項目全て可能です。
一体型1Psは1個のパーツですのでリムとディスクの個別加工が出来ます。
【2Psハメ殺しの施工可能な場合と留意点】
1・リムからディスクまで溶剤又はパウダーコートのカラー丸塗り
※注):リムとディスクの境目重なり部の隙間から発砲する場合が有ります。
2・リムからディスクまでバレル研摩による丸塗り磨き
※注):ディスクがクロームの場合クローム剥離が出来ませんのでクロームからのバレル研摩は出来ません。
3・リムまたはディスクのマスキングによるパーツ別カラー塗装
※注):リムとディスクの?ぎ目重なり面の奥へは塗装が完全に載りません。
4・リムをガード出来る構造の場合ディスクへの天面2次元BBFバフ研磨や2次元ブラッシュドは一部可能
※注):3次元BBFバフ研磨や3次元ブラッシュドはリムに干渉するため不可
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2015.08.27
シボレーカマロ20インチ/アメ鍛スーパーポリッシュバレル3次元研磨+パウダークリアー
当社自慢のバレル3次元研磨によるフルポリッシュからのパウダークリアーコーティングです。
バレル研磨の前後の工程となる最初の修理や最後のパウダーコートは他のスタッフで行っていますが、バレル研磨は手間暇かかる手作業のため専属の磨き職人が朝から晩までひたすらホイールやパーツなど根気強く心込めて磨き込んでいます。
シボレーカマロ20インチ/アメ鍛スーパーポリッシュバレル3次元研磨+パウダークリアー
東京都のお客様・・・アメ鍛のカマロの20インチです。オーナーさんが2本磨きにトライしたようですが途中で断念・・あとは職人にお任せください。
剥離から始まり3次元研磨ですので立体的なスポーク縦壁からリム奥まで隅々までハンド研磨
手の届かないスポーク下の帯状研磨に一苦労しました。
バレル荒研磨
バレル荒研磨からバレル中研磨してハンドバフ研磨です。
一般的なコンパウンドによるバフ研磨フィニッシュならここで終了ですがバフ研磨はバレル研摩にとっての前処理研磨ですので通過点にすぎません。
※バフ磨きとバレル研摩でペーパー目や磨きムラをチェックしてペーパー目残りが無く均等な光沢が出るまで何回も同じ事の繰り返しをします。
満を期してバレル3次元研磨の完成です。
鍛造(FORGED)ホイールですので巣穴も出ず落ち着いた品の有るアルミ独特の光沢になります。
インナーリムから側面リムまで本体丸ごとパウダークリアー静電噴射!
バレル研磨フィニッシュ時よりパウダークリアーにより若干の艶引き感が出ますが渋い光沢になります。
1Psは本体丸ごと水槽漬けのバレル研摩ですのでインナーリムから側面リムはついでに綺麗になります。
隅々まで磨き込む立体的な研磨が3次元研磨になります。
スポーク下の帯状研磨も上手く行きました。
YouTubeバレル3次元研磨の動画も是非ご覧ください。
こちらhttps://www.youtube.com/watch?v=QoyUuLxsuCg
バレル研磨後のオンクリアー&ノークリアーにも一長一短が有ります。
バレル研摩には2次元研磨と3次元研磨が有りバレル研磨後のオンクリアー(溶剤クリアーOrパウダークリアー)とノークリアーどちらも選択できます。
※ダイヤモンドカットやブラッシュドなどヘアーラインポリッシュはヘアーライン保護のためオンクリアーは必須条件です。
オンクリアーの長所・・クリアーで表面を保護されていますので酸化白ボケはしませんので洗浄のみでメンテが楽になります。
オンクリアーの短所・・磨き込み時よりやや艶引きが出る事と飛び石や干渉傷が入れば傷口から水の浸入で白ミミズ現象が現れます。クリアーが被ってますので白ミミズや小傷修理など一旦クリアーを全部剥がないとDIY作業では無理です。
傷に強く密着性も良い頑丈肌のパウダークリアーでも完全無欠では有りませんので溶剤クリアーよりは長持ち先延ばしは期待出来ます。
ノークリアーの長所・・素材光沢がそのまま表現されます。クリアー層の下へ入る水の侵入など有りませんの白ミミズ腐食などは無縁です。また少々の傷直しや白ボケは手磨きでユーザー自身でリペアーメンテが出来ます。
ノークリアーの短所・・雨泥や塩カリ、降灰が被ったまま放置すると水垢や酸化腐食、白ボケを起こしますので普段のメンテが必要になります。お住まいの環境地域条件にも大きく左右します。
ノークリアーのメンテについて・・
アルミ素地無垢は泥や水気が一番の敵ですので泥汚れは水洗いして乾燥させた後に市販のコンパウンドで手磨きして水弾きの強いワックスを塗ってコーティングしておけば光沢を永く維持出来ます。洗車や磨きを至福の喜びとする方にはお勧めです。
バレル研摩の仕上がりは腐食の有無と素材造りの違い「鋳造(CAST)、鍛造(FORGED)」や「生産国(海外品・国産品)」などで大きく左右されます。
今回の北米トヨタ純正の鋳造(CAST)はエンケイさんの日本製ですのでバッチリ仕上がりましたが海外製の鋳造(CAST)は一部中国産が有るため素材造りの違いで上手く行かない場合も有ります。
生産国による仕上がりの違いはこちらhttp://243ok.com/blog/category/465/
以前当社でバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心してお任せください。
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