仕上げ実績・ブログ
2016.07.28
BBS-RGRとRGのスーパーポリッシュバレル2次元&3次元研磨パウダークリアー
鍛造(FORGED)ホイールは変な修復歴や腐食が無い限り「パウダー塗って良し・バレル研摩して良し・軽くて取扱いに良し」と3拍子揃った安心して施工出来る高品質ホイールです。
BBS-RGR/RGバレル研摩2次元研磨/3次元研磨パウダークリアー
その1・・BBS-RG-R17インチ/再バレル2次元研磨パウダークリアー
神奈川県のお客様・・・以前当社でバレル2次元研磨ノークリアー仕上げしたRGRです。今回再バレル研磨してパウダークリアー仕上げします。
前回施工http://243yxeoj.sw63.secure-cms.net/blog/2014/08/#date-2014-08-09
ガリ傷は有りませが大事に使われた要すが伺える程度良好です。
前回バレル研磨してベースが出来上がっていますので2回目のバレル研磨は「ブラスト~アクション研磨~中研磨~バレル荒研磨」がカットされますので小傷シミ直し程度でバフ磨きからバレル仕上げ研磨と早く安く上がります。
中央部ホール穴付近は回転率が弱いため一番光沢が出ずらくなりますので2000番手まで磨き込んでバレル研磨を掛けます。
パウダークリアー前に密着性向上のためにガスグラスプライマーで化学的処理をします。
ガスグラスプライマーhttp://global-suzuki.com/gas-glass-primer/
パウダークリアーの静電噴射!
バレル2次元研磨パウダークリアーの完成
※バレル研磨ノークリアー時より2割程度の光沢引きは有ります。
裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんのでパウダーコートにより「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い・黒は汚れが目立たない」などの利点からインリムカラーはパウダーグロスブラックがお勧めです。またガラスコーティングなども不要です
塗膜の厚いパウダークリアー独特の肉厚感有るモッチリとしたクリアー肌になります。
ディスクサイド面窓部はバレル研磨パウダークリアーによる鈍い銀の光沢ハイパーシルバー(DSK)の様な感じになります。
リムからディスク天面のバレル2次元研磨パウダークリアー
※ディスクサイド面窓部は砂肌ゆず肌のバレル研磨になります。
その2・・BBS-RG15インチ/ガリ傷修理からのバレル3次元研磨パウダークリアー
東京都のお客様・・・多少のガリ傷は有りますが程度良好なRG15インチです。修復歴や腐食が無い事がクオリティーを大きく左右する重要ポイントになります。
先ずはガリ傷肉盛り溶接修理から
剥離ブラスト研磨からリム研摩とハンドアクション研磨
バレル中研磨からバレル荒研磨
ハンドバフ磨き
バフ磨きの段階ですが、バフムラ、バフ焼け、バフラインが残っていますのでここから追い込んだ3次元研磨まで遠く多くの下処理研磨が有ります。
バレル3次元研磨の完成!
国産鍛造(FORGED)へのバレル研磨フィニッシュではメッキの様な光沢を放ちます。
パウダークリアー前に密着性向上のためにガスグラスプライマーで化学的処理をします。
ガスグラスプライマーhttp://global-suzuki.com/gas-glass-primer/
本体丸塗りのパウダークリアー静電噴射!
プラチナシルバーエンブレムとエアーバルブは新品交換してバレル3次元研磨パウダークリアーの完成!
裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんのでパウダーコートにより「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い・黒は汚れが目立たない」などの利点からインリムカラーはパウダーグロスブラックがお勧めです。またガラスコーティングなども不要です。
塗膜の厚いパウダークリアー独特の肉厚感有るモッチリとしたクリアー肌になります。
バレル研磨フィニッシュ時のクリアー前よりパウダークリアーにより若干の光沢艶引き感は有りますが耐久性は抜群です。
リムからディスク全面のバレル3次元研磨パウダークリアー
※ディスクサイド面窓部も天面同様鏡面バレル研磨になります。
バレル2次元と3次元の違い
写真左/ディスクサイド面窓部ゆず肌銀の光沢バレル2次元研磨と写真右/ディスクサイド面まで鏡面光沢のバレル3次元研磨
※バレル研磨の2次元、3次元がクロームメッキの下処理研磨になりますのでこのれをクロームメッキすれば2Dクロームと3Dクロームになります。そのためクロームは耐久性が悪い割にはコストが掛かる理由です。
※バレル3次元研磨はサイズ別算出では無くデザイン構造で料金が異なります。また研磨の限界値などで3次元研磨不可な場合も有ります。
オンクリアー&ノークリアーには一長一短が有ります。
ノークリアーの長所・・素材光沢がそのまま表現されます。無垢の状態ですので水の侵入による白ミミズ腐食などは無縁です。また少々の傷直しや白ボケは手磨きでユーザー自身でリペアーメンテが出来ます。
ノークリアーの短所・・雨風にさらされるといずれ酸化白ボケします。それらはDIY作業で輝きは復活しますがメンテがやや面倒です。
オンクリアーの長所・・クリアーで表面を保護すれば酸化白ボケはしませんので洗浄のみで磨きメンテは不要です。
※傷に強く密着性も良い頑丈肌のパウダークリアーでも完全無欠では有りませんので溶剤クリアーよりは長持ち先延ばしにするという意味合いと思ってください。
オンクリアーの短所・・磨き込み時よりやや艶引きが出る事と飛び石や干渉傷が入れば傷口から水の浸入で白ミミズ現象が現れます。クリアーが被ってますので白ミミズや小傷修理など一旦クリアーを全部剥がないとDIY作業では無理なため修理代のコストが掛かります。
バレル研摩の仕上がりは腐食の有無と素材造りの違い「鋳造(CAST)、鍛造(FORGED)」や「生産国(海外品・国産品)」などで大きく左右されます。
※クロームを剥離したモノや中国製品は素材造りが悪いため基本バレル研摩は不向きです。
以前当社でバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心ください。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。
お問い合わせやお見積もりはこちら nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
0995-65-7225 担当ニシまで
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2016.07.25
YOKOHAMA-AVS-6パウダーコートベースから溶剤パールホワイト
YOKOHAMA-AVS-6パウダーコートベース溶剤パールホワイト
福島県のお客様・・年代モノですので経年劣化褪色はそれなりに有りますがそれよりも怪しげな修理痕有りです。
リムを何とパテで形成されています。
強度を要すリム形成などに信じられない補修ですが、パテ補修は小傷や巣穴を隠す程度のモノです。
リム欠け部を包み込む様に肉盛り溶接!
欠け肉盛り溶接部の研磨形成原型復元!※欠け、ガリ傷修理など大きな曲り修理に比べれば屁みたいな修理です。
リム欠け以外の曲り、ガリ傷肉盛り修理
4本全部リム研磨形成の完成!
これより普段通りの下処理仕込みして塗装に入ります。
パールホワイトベースにパウダーコートしますのでインナーリムから側面リムもシビアな研磨
※塗装は下処理が命!
鋳造(CAST)ホイール特有の広範囲な巣穴出現!
※素地表現のポリッシュの場合、巣穴はそのまま残りますので対処しようが有りませんが、カラー塗装の場合巣穴程度ならアルミパテで埋めで処置出来ます。
パウダーコート前の重要な下処理仕込みのバレル研磨!
パウダーグロスホワイトの静電噴射!
パウダーコート肌を足付けサイディングしてガスグラスプライマーから溶剤パールホワイトの下準備!
インナーリムから側面リムはパウダーコート肌をあえて残すために溶剤が被らない様に拘りのひと手間かけたマスキングです。
錆びた座金ブッシュのブラスト研磨
※鉄製の座金ブッシュはすぐに錆びますので出来ればパウダーコートするか新品と交換するかいずれかをお勧めします。
溶剤パールホワイトの完成!
※曲り、欠け、ガリ傷修理よりロゴシールの方に難儀してシールごときで1本塗り直しを要しました。
パテ補修されていたリム周辺やガリ傷周辺ですがその辺は普段通り修理はほぼ完璧です。
※色被してしまえば解ら無くなる見えない修理こそが肝心要です。ホイールは飾り物オブジェでは有りません。
●インナーリムから側面リムのパウダーカラー残しの理由●
裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんのパウダーコートにより「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い」などの利点でインナーリムから側面リムはパウダーコート肌を残す理由で、さらにガラスコーティングなども必要有りません。
AVSロゴはカッティングシールのクリアー抑え!
切り文字のカッティングシールは印刷式の様に版下不要のためワンオフ小ロット向きですが、小文字が難しく
小文字ほど剥げ易くなりますのでクリアー抑えは必須条件です。
耐久性ではパウダーパールホワイトの方が勝りますが、丸塗りのパールホワイトに関してはレベリング、パールの発色、見た目、ビジュアル面では溶剤パールホワイトの方が勝ります。
再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです。
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2016.07.22
絶版ホイール/エクイップとフォーカスの修理からパウダーコートとバレル研磨の組み合わせ
絶版ホイール/エクイップ&フォーカス/パウダーグロスブラック&バレル研磨2台
その1・・エクイップ15インチ
滋賀県のお客様・・・3Psハメ殺しのエクイップです。腐食は有りませんが曲りガリ傷が4本有りです。
その2・・フォーカス14インチ
鹿児島県のお客様・・・本来3Psハメ殺しのフォーカスですが分解2Ps化して社外深リムに交換して有ります。曲りガリ傷は有りませんがディスクの腐食が酷いようです。
エクイップは曲りガリ傷が4本有りますが写真ような押し込みガリ傷はリムも曲りますので曲りを治してからの肉盛り溶接になります。
エクイップの肉盛り修理は4本ですのでこの写真には納まりきれないため抜粋しています。
フォーカスの方は曲りガリ傷は有りませんがディスクの虫食い、腐食、陥没が酷いようです。
剥離ブラスト研磨
今回インナーリムまでパウダーコートしますのでインナーリムから側面リムまで研磨します。
バレル研磨ポリッシュ前に先塗りパウダーグロスブラックの静電噴射!
3Psハメ殺しのエクイップはディスク天面磨きの時はリムが邪魔になりリムを磨く時はディスクの縦柱が邪魔になるためどちらの研磨にしても厄介な構造です。
アウトリムが分解出来るフォーカス側のディスク天面磨きはやり易いですが腐食が深いため有る程度追い込んで削り落とします。
2000番手までペーパー掛け磨き込みバフ研磨からバレル研磨仕上げで腐食痕は最小値まで抑えられました。
フロント側エクイップの完成
ピアスボルトはお客様提出の新品と交換
リアー側エクイップの完成
ぼっこり深リムなどのリム磨きはインチでは無くJJリムの深さで研磨代が異なります。
※22インチの浅い一面リムより14インチのひな壇3段リムの方がポリッシュ研磨代は高くなります。
フロント側フィーカス完成!
リアー側フィーカス完成!
裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんのパウダーコートにより「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い・黒は汚れが目立たない」などの利点からインリムカラーはパウダーグロスブラックがお勧めです。またガラスコーティングなども不要です。
フォーカスもエクイップと同じ理由でパウダーグロスブラックを塗って有りますが腐食が酷かったためややブツ発泡が出ています。そこはインリムですので塗らないより塗った方が益しでの選択判断です。
エクイップのディスクはバレル研磨、アウトリムはBBFバフポリッシュのノークリアー。
フォーカスのディスクはバレル研磨、アウトリムは新品社外リムのノークリアー。
エクイップ(パウダーグロスブラック+バレル研磨+BBFバフポリッシュ)ノークリアー仕上げ
フォーカス(パウダーグロスブラック+バレル研磨+新品社外リムBBFバフポリッシュ)ノークリアー仕上げ
同時期入庫で同種加工でしたので効率良く8本まとめて完成!
再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです。
お問い合わせやお見積もりはこちら nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
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電話番号 0995-65-7225
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