仕上げ実績・ブログ
2014.04.14
BBS-RS16-18インチ/バブルリップ&バレル研摩ブラッシュド
SCION(サイオン)-TC用にベースとなる16x114-5Hからピッチ加工(100-5H)してそのディスクを元に「16から18インチへのバブルリップ」と交換!
ディスクは当店独自の「バレル研摩ブラッシュド」でOnly oneカスタムリメーク18インチRSの完成です。RSの「18インチバブルリップとバレル研摩ブラッシュドの組み合わせ」は当店お初ですので日本でもお初です。
バブルリップによる、まさにバブリーなRSの紹介をします。
BBS-RS16-18インチ/バブルリップ&バレル研摩ブラッシュド
富山県のお客様・・・18インチのバブルリップx8枚と16インチのセンターディスクx4枚をBBSの御膝元富山県から分解した状態でのご依頼です。
16-18インチへサイズアップのクローム済みのアウトリム2.5Jx2枚と3.0Jx2枚
16-18インチへサイズアップの無垢のインリム6.0Jx4枚
持ち込みのディスクは下駄逃げが有るタイプのため逃げの箇所へ100-5Hとなるため一旦スライスを要します。下駄をスライスすればオフセットが変わりますのでこちらで同じ高さのフラットディスクを4枚提供します。
こちらで提供する希少な114-5Hのフラットディスク!
フラットディスクならオフセットも変わらず低コストで100-5H加工が可能です。
16インチ以上はキャップ縦柱の径が大きいため縦柱に干渉しないように弾丸ナット専用の100-5Hピッチ加工をします。(外注工事)
弾丸ナットの専用レンチでの内絞め式です。溶接埋めや裏面の下駄スライスが有りませんので114-5Hもそのまま使えて互換性有るマルチピッチになります。
こんなピッチ加工を良く見かけますがこれでは使用中にキャップが緩んで飛んで無くなります。それより問題は車側のパット面とボルトは隙間が空いた状態のままのためナットを強く締めすぎるとディスクが割れる場合も有ります。
ブラッシュドのベースとしてより光沢を出すために、当店独自のバレル研摩でブラッシュドのベース造りの完了!せっかく磨いたモノへ勿体ない気もしますがブラッシュドで荒いブラシラインを混入します。
天面へのブラッシュド!下地が光ってるからブラッシュドも光沢が出ます。
バレル研摩との連携で光沢有る当店独自のブラッシュド工法です。
写真左は一般的な「サンドブラストから天面研磨してブラッシュド」を掛けたモノで、写真右が「バレル研摩して天面ブラッシュド」掛けたモノです。光沢の差が歴然!
※写真左のブラッシュドの場合はダイヤモンドカットの様に先にカラー(溶剤&パウダー)を塗って後で天面を研磨してブラッシュド(カラー&ブラッシュド)工法も可能です。
「メッシュプレート・センターディスク・6角キャップ」各パーツ個別にパウダークリアーを静電噴射します。これでしばらくはクリアー剥げの心配は有りません。
サビサビのナットはブラストして「再錆び防止と見た目」の目的でパウダーシルバーを塗ります。
インリムは強度重視で定番のパウダーグロスブラック!
新品リムですので酷く傷んだ中古インリムの様に湧き、ブツなどは出ません。
全パーツ完成揃組!
フロント側18x9J組み付け完成!
リアー側18x9.5J組み付け完成!
インリムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い」などの利点からインリムにはパウダーコートがお勧めです。
※腐食の酷い中古のインリムへのパウダーコートは高温焼きにより腐食部からブツ、湧きが出てしまいます。でも・・そこは裏面インリムですので溶剤塗装でビジュアル重視するより耐久性の観点から多少のブツは有り、犠牲としてもインリムにはパウダーコートの方が良いかと思います。ガラスコーティングなども必要ないです。
「派手目のクローム」と「渋めのブラッシュド」でメリハリの有る光沢バランスで注目度抜群のRSになりました。
※ディスクもクロームして「クローム&クローム」も可能ですが鍛造品にクロームすれば強度が低下して軽量で強度が売りの鍛造の意味が無くなります。それらリスクも考慮して鍛造ディスクへのクロークは判断ください。社外のアウトリムは板モノ合金プレスで鍛造品では有りませんのでクロームしてもさほど変わりませんが何回も再クロームするのは避けた方がいいです。
世界に一つ、コスト無視のカスタムの為今回のご予算50万円オーバーです。
・・・料金内訳は7割がイン、アウト8枚分のバブルリップ代でそれと外注ピッチ加工代が加わりそれ以外が当店の加工代になります。
秋田県のお客様・・15-16インチ(軽用)と神奈川県のお客様・・17-18インチ(BMW用)のバブルリップRSを後2台加工中です。RSファンはコスト無視で拘ってます。※15-16インチのアウトリム1.5Jのバブルリップ(中古)2台分在庫が有ります。
■RS18インチバブルリップ&バレル研摩ブラッシュドの詳細■
1・アウターリム・・・・・・・2.5Jx2枚+3.0Jx2枚/18インチ/クロームバブルリップ交換
2・インナーリム・・・・・・・6.0Jx4枚/18インチ交換(パウダーグロスブラック)
3・センターディスク・・・・ディスク交換から1005-Hピッチ加工&バレル研摩ブラッシュド(パウダークリアー)
4メッシュプレート・・・・・・バレル研摩ブラッシュド(パウダークリアー)
5・6角キャップ・・・・・・・・3次元バレル研磨(パウダークリアー)
6・ピアスボルト・・・・・・・・洗浄研磨による再利用(無料)
7・エアーバルブ・・・・・・・・純正品と交換(中古エンブレムと無料トレード)
8・エンブレム・・・・・・・・・・新品交換(黒&銀文字)
9・リフレッシュの合体組み付けに伴うシーリング打ち直し
バブルリップのアウト&インリムは様々なサイズと仕上げ(無垢・BBFバフ研磨・クロームメッキ・アルマイトメッキ)などご希望に対応可能です。
※OZ3Ps/3兄弟(フッツーラ、シュニッツアー、AMG)などもRS同様にバブルリップ交換可能です。
今回の様に各専門業者様との連携で様々なニーズに対応可能としています。
※デザイン、構造、メーカーモデルにより対応不可なモノも御座います。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へ電話番号明記の上お願いいたします。
超繁忙期のため今お預かりの商品など納期がずれ込んでしまいご迷惑おかけします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
0995-65-7225 担当ニシまで
(有)オートサービス西HPはこちら
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2014.04.12
BBS-RGR18インチDBK-P仕様
新品でのRG-Rのハイパーブラック(DBK)にはP(ポリッシュ)が有りませんので全て丸塗りのハイパーブラック(DBK)ですが新品には無いカスタムとしてBBS-RG-R18インチDBK-P仕様です。
1Psのリムポリッシュ加工は先に塗装を済ませてから後にアウトリムのポリッシュ(BBFバフポリッシュ・ダイヤモンドカット・ブラッシュド)の手順となります。
BBS-RG-R18インチDBK-P仕様
愛知県のお客様・・・ガリ傷修理では無く、塗装の浮き剥げの部分修理の予定で最初2本頂きましたが部分修理領域が多い事と下地事態が傷んでいますのでこうなると塗装を剥いでベースからやり直す事が必須です。
ハイパー塗装は単品で丸塗りしてしまうとお手持ちの2本と確実に色ずれ濃淡違いが出てしまいますので後2本も追加で4本をベースからやり直しになりどうせならリムを磨きDBK-Pに急遽変更になりました。最初した2本修理は無駄な仕事でした。
4本丸ごと塗装剥離からブラスト研磨
※塗装の劣化は有りますが曲りやガリ傷は有りません。
ベースにパウダーグロスブラックを塗りますのでインナーリムから側面リムまでリム研磨します。
パウダーグロスブラックの静電噴射!
ハイパー塗装のベースとなるパウダーグロスブラック完成
ハイパー塗装の前処理となるアンダーコートの為にパウダー肌をサイディング
アンダーコートからハイパー塗装してトップコートまで一旦完成。
これよりアウトリムの塗装は剥ぎながらリムのポリッシュ加工に入ります。
フロント側、アウトリムポリッシュ(BBFバフ研磨)の完成!
リアー側の完成!アウトリムBBFバフポリッシュは今回ノークリアーです。
丸塗りDBKに対してPを追加した「DBK-P(ポリッシュ)」仕様です。丸塗りハイパー塗装を一旦完成させてそれからさらにリムのポリッシュ研磨が追加作業となる1Ps個別仕上げです。リムが光るとハイパーがより引き立ち高級感が増します。
1Psの個別リムポリッシュ仕上げは「BBFバフポリッシュとダイヤモンドカット」が有りますが、どちらが良い悪いでは有りません、好みの問題ですのでご予算、ご要望に応じて対応いたします。
インナーリムから側面リムはベースのパウダーグロスブラックになります。
色を調色して塗る溶剤カラーと違いハイパー塗装はベースとなる色へハイパー銀膜を透かし目視しながら濃淡を調整して塗ると言うより降り掛けて染めていくレイヤー塗装方で、ワーク上に4層の塗膜で構成する「4コートx4ベグ」塗装のため専用の機材、ブース、設備が無いと出来ない高級塗装です。
塗装剥離~ブラスト研摩~アクション研摩~場合によりバレル研摩など前処理をしてから「1・パウダーコート(焼付け200℃)~2・アンダーコート(焼付け60℃)~3・ハイパー銀膜コート(焼付け80℃)~4・溶剤クリアートップコート(焼付け60℃)」の4コート(塗装)x4ベグ(焼付け)で前処理と塗装の工程が多く今回はさらにリムポリッシュが有りましたのでコストと納期はそれなりにかかります。
■ハイパー塗装の注意点とメンテについて■
頑丈肌のパウダーコートをベースにしたからと言ってハイパー塗装事態が頑丈な訳では有りません。ハイパー(銀膜)から最終のトップコートまでの中間の塗装は中磨ぎや密着剤添付が出来ませんので中間の塗装はバームクーヘンのように挟まっている乗っかって状態の層となっています。
中研ぎが出来る溶剤2コート塗装と違い、中研ぎが出来ない4層以上の重ね塗りして表現する特殊なメタルカラーのため耐久性や肌の脆さなど弱点が有ります。そのためメンテもデリケートに扱う必要が有ります。
これは新品量産品も純正ハイパーも同じ条件です。
後塗りのハイパー塗装に限らず量産新品や純正ハイパーも同じ構成手法のため高圧洗浄機や洗車機は厳禁ですのでスポンジ等で手洗いシャンプーしてください。
4本リフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中!
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へ写真を添えてお願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
0995-65-7225 担当ニシまで
(有)オートサービス西HPはこちら
2014.04.10
BBS-RG15インチ/シャンパンゴールド&ポリッシュ
同モデル、同サイズしかも同加工が同時期に入庫しましたので効率良く2台同時進行した鍛造1Ps「BBSのメーカーRGとOEM純正RG」のリフレッシュです。
2台ともパウダーコートシャンペンゴールドをベースに溶剤シャンペンゴールド&リムポリッシュオンクリアーです。
2台とも6角キャップはプラ製からアルミ製にバルブはゴムから純正金属バルブに同時8枚交換です。
BBS-RG15インチ/パウダーコートベースからのシャンパンゴールド&リムポリッシュ
茨城県のお客様・・・程度良好なメーカーRG15インチで2回目のオーダーです。
秋田県のお客様・・・ガリ傷は有りますがこちらも程度良好な純正RG15インチです。
メーカーRG15インチは修理が有りませんでしたのでいきなり剥離からブラストリム研磨です。
純正RG15インチ2本は剥離してガリ傷修理から
純正RG15インチの肉盛り修理
純正RG15インチのリム研磨形成リム研磨完成
インナーリムから側面リムまで完全研磨
これより8本同時にベースのパウダーコートに入ります。
シャンパンゴールドのパウダー静電噴射!
パウダーシャンパンゴールドの焼き付け冷却
パウダー肌をサイディングして溶剤カラーのシャンパンゴールドでお化粧塗装に入ります。
インナーリムから側面リムへなるべく溶剤が掛からない様にマスキングしてデザイン天面部位を溶剤カラーのシャンパンゴールド塗装してそれからリム研磨ポリッシュの手順です。
写真左が元のプラ製キャプで写真右がアルミ製キャップです。
2台共6角キャップはプラ製でしたのでこちらでアルミ製のキャップ8個を提供してそれを磨いて交換します。
メーカーRG15インチのアウトリムBBFバフポリッシュ(オンクリアー)して完成!
純正RG15インチのアウトリムBBFバフポリッシュ(オンクリアー)して完成!
純正RG15インチはブッシュ座金が付いていますので座金は外してブラスト研磨して有ります。ブッシュへのパウダーコートも希望有れば可能です。
純正RG15インチもメーカーRG15インチも同じようにインナーリムから側面リムはベースのパウダーコート肌残しです。
※パウダーコートのシャンパンゴールドは黄土色っぽい色でパウダーワンコートフィニュッシュではビジュアル的にに今一かも知れません。デザイン天面の近似にとしてビジュアルより強度重視を目的としての利用です。
左がリムフランジ(縦柱有り)の純正RG15インチで右がリムフランジ(縦柱無し)のメーカーRG15インチです。リムフランジの有無で同じ6Jでも幅外径が違いますがJ(幅)はタイヤビートのあたり面つまり内寸になります。
アウトリムのポリッシュには「BBFバフ研摩・バレル研磨・ブラッシュド・ダイヤモンドカット・その他」ご予算、用途に応じて対応いたします。
4本セット塗り替え、磨きリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へ電話番号明記の上お願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
0995-65-7225 担当ニシまで
(有)オートサービス西HPはこちら
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