仕上げ実績・ブログ
2013.09.14
アルマイトブロンズからパウダーグロスブラック&リムポリッシュ

かわいい14インチTE37のアルマイトブロンズからパウダーグロスブラック+リムポリッシュです。
パウダーコートも溶剤塗装も最終の仕上げカラー塗装に入るまでの前処理に全体の8割を占めます。
カラー再塗装仕上げは下処理が命です。
アルマイトブロンズからパウダーグロスブラック+リムバフポリッシュ

埼玉県のお客様・・・傷も曲りも無い程度良好なアルマイトブロンズの代表的な14インチTE37です。

アルマイトは専用の薬品水槽で剥離します。
漬け置きして漬け過ぎると素材を痛めますので見張りが大切です。

アルマイトは塗装では有りませんので湿式ブラストでさらに完全に剥離します。
湿式と乾式の2台のブラストを適材適所で使い分けます。

湿式ブラスト完了後はハンド研磨からリム研磨に入ります。

ディスクは荒肌のままでのアルマイトのためディスクの荒肌をアクションでハンド研磨します。

インナーリムや側面リムはリム研磨機で研磨します。

ハンド研磨からリム研磨が済んだらさらにバレル荒研磨を掛けます。

バレル研磨機にセッティングして30分ほどホイール丸ごとゴリゴリと最後の下研磨をします。

バレル荒研磨までかければパウダーコート前の下処理はこれ以上の事は有りません。バレル研磨機で下処理をワン工程増やして万全を期します。

パウダーグロスブラックの静電噴射!
素材が良くて下処理がしっかりしていれば静電も上手く行きます。

アウトリム天面はバフ磨きのため一部肌を残した状態でパウダーグロスブラックの完成です。これよりリム天面のみ磨きを掛けます。
※ポリッシュ面がダイヤモンドカットならバイトで切りますので硬いパウダー肌も関係無くリムまで丸ごと塗りますが、バフ磨きの場合は固いパウダー肌を研磨するのに手間難儀なためなるべく磨く箇所はパウダーが載らないようにした方がバフ磨きがやり易くなるため大まかにマスキングします。

アウトリム磨きは通常ディスクとの境目の垂直面からの研磨(縦横2面)ですがお客様のリクエストで天面部の1面のみのバフポリッシュです。

インナーリムや側面リムはパウダーグロスブラックの肌になります。

ポリッシュ加工がダイヤモンドカットの場合はバイトでの切削ですので黒とポリッシュとの境目のエッジが「カチッ」となりますが、バフの場合は磨きのため黒とポリッシュとの境目は黒の裁断面が薄くなり「モヤット」した境目になります。
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- カテゴリー:
- RAYS TE37
- パウダーコートカラー&ポリッシュ

