仕上げ実績・ブログ - 2013年05月
2013.05.31
BS-RS16インチ/ジャガー用ピッチ加工リフレッシュ・リメーク
BBS-RS16インチBMW用120-5Hをジャガー用にピッチ加工(120.65-5H)にしたフルリメークです。
今回のピッチ加工は通常のテーパー式でなく純正タイプのストレートワッシャー式を採用していますので別の箇所への追加穴開けでな無く既存のテーパー穴を拡大しての手の込んだピッチ加工からのフルリメークです。
RSのピッチ加工からのリフレッシュは頻繁に入庫していますが、ストレートワッシャー式のピッチ加工はお初です。
販売中止や新品設定のない無いモノでもご相談ください。
BBS-RS16インチ/BMW用からジャガー用ピッチ加工フルリメーク

神奈川県のお客様・・・ポリッシュはそれなりに傷んでいますが修復歴無しの程度良のBMW用のRSです。これからジャガー用にフルリメークします。

まずは曲り修理から・・

テーパー式の120-5Hで裏面逃げ有りの凸凹パット面のディスクです。
パット面が逃げの有る凸凹タイプは他の箇所への追加穴開けが出来ませんので同じ箇所の位置を変換します。

ストレートワッシャー式のピッチ加工が信頼おける外注さんから戻って来ました。
※ハブ径も74.1ミリx深さ17ミリに拡大して有ります。

後は普段通りディスクの色塗りに入ります。

ディスクのピッチ加工を出している間、こちらでは他のディスクを組んでアウトリムのバレル研磨を同時進行中です。

インリムも塗装剥離後、丁寧にリム研磨機で研磨します。

パウダーコート前の120℃空炊き!

インリムは今や当店発生のRS定番となったパウダーグロスブラック噴射!

元ボルトは磨いても無駄な黄色っぽいナシジタイプのため再クロームメッキしたモノと交換!

エアーバルブはごっつい作りの本国仕様からスマートなBBS純正刻印入りのクロームタイプと交換!

センターキャップはバフ磨きからバレル研磨オンクリアーです。

全パーツ完成!

ジャガー用(120.65-5H)BBS-RS16インチの合体完成です。

外車は特にパットカスが付きやすいため汚れが目立ちにくく耐熱性の有るパウダーコートがお勧めです。

アウトリムはBBFバフポリッシュしてさらに当店独自のバレル仕上げです。

 ■BBS-R16ジャガー用ピッチ加工リフレッシュの詳細■ 
1・アウターリム・・・・・・・・・・BBFバフポリッシュからバレル研磨(ノークリアー) 
2・インナーリム・・・・・・・・・・パウダーグロスブラック 
3・ディスク&プレート・・・・・・溶剤ゴールドメタ
4・ピッチ加工・・・・・・・・・・・・120-5Hから120.65-5H
5・ハブ径加工・・・・・・・・・・・68ミリから74.1ミリ
6・6角キャップ・・・・・・・・・・3次元バレル研磨(オンクリアー) 
7・ピアスボルト・・・・・・・・・・再クローム品と交換 
8・エアーバルブ・・・・・・・・・純正新品と交換
9・リフレッシュの完全分解に伴うシーリング打ち直し 
10・エンブレム・・・・・・・・・・・・赤パッチ交換 
※15~17インチまでのレギュラーサイズのリムは多数ストックしていますので、「修復暦有りのリムや曲り、割れ、腐食」のひどいモノは在庫がある限り、リム交換、ピアスボルト交換、キャップ交換して修理、リフレッシュいたしますので安心してご依頼ください。  
国産114-5Hからポルシェ130-5H
       ↓

フラットディスク114-5Hベースから130-5Hピッチ加工(10穴マルチになります。)

凸凹の逃げの有るディスクでは凹の箇所へ穴が開きますのでこれは使えません。
※同じ穴の位置をずらして開ければ穴が重なりヒョウタン型になりテーパーもイビツな形状になりますのでそれも不可です。

パット面フラットディスクなら空いた箇所へ新たなピッチが開けられます。
ついでに車種に合したハブ径加工もして有ります。

こちらは国産「17x8J/114-5H」ベースからポルシェ用「17x11.5J/130-5H」にしたマルチピッチのイン&アウトワイドサイズにカスタムしたRSです。
ピアスボルトはクロームで無くあえて本国仕様の艶なしナシジに交換して有ります。
※注重要):凸凹の逃げの有るパット面では追加穴開けの際逃げの凹の箇所へ新たな穴が来ますので裏パット面はフラットなモノに限ります。例外として軽用100-4Hの場合はオフセットを稼ぐために凸をスライスしてフラットにしてからのピッチ加工ですので逃げがあっても問題有りません。
外車特殊ピッチやカスタムサイズ、軽車16&17インチ100-4Hなど適切なベースを選択してから無いモノを造ります。
RS現時点で10台以上リメーク中です。納期がすべてずれ込んでしまいご迷惑おかけします。 
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。 
お問い合わせやお見積もりは会社メール 
nishi@243ok.co.jp  の方へ電話番号明記の上お願いいたします。 
お電話でもお気軽にお問い合わせください。 
0995-65-7225  担当ニシまで 
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2013.05.29
ワーゲン純正18インチダイヤモンドカットによるフルリフレッシュ
純正・社外ホイールのポリッシュは量産向けの切削カット工法のダイヤモンドカットが主流です。
アルミむき出しの加工をポリッシュと呼びますが、ポリッシュには大きく分けて「BBFバフポリッシュ・バレル研磨・ダイヤモンドカット」が有ります。
「BBFバフポリッシュ・バレル研磨」は磨き工法に対して「ダイヤモンドカット」は旋盤で切削するスライス式のためバイト切削ラインが虹色に輝きます。
ダイヤモンドカットのフルリメークは先にカラー塗装を済まして天面のみをカットスライスする方法ですが、これは新品量産も同じ手法です。
ワーゲン純正18インチダイヤモンドカットによるフルリフレッシュ

和歌山県のお客様・・・曲りやガリ傷は有りませんが経年劣化によるポリッシュオンクリアー特有の白ミミズシミ、クリアー剥げの修理依頼です。

天面のみの再ダイヤモンドカット修理の予定でしたがスポーク窓部(縦壁)ガンメタ塗装面にも至るところに傷、剥げが有りますので先にガンメタ部分塗装をします。

ガンメタ塗装部のクリアーも剥げていますが、海外モノに多い何か変なクリアーでエアーを掛けただけでボロボロ剥げて来ます。密着性ゼロで上に乗っかっている状態です。

とりあえずサイディングしてクリアーの段差を無くすために研磨しましたが、なじんでくれずポロポロ剥げるだけでこれでは時間もかかり仕上がりも悪くなるのは目に見えています。

急遽予定変更!潔く丸ごと塗装剥離してゼロからスタートやり直しです。
アルミ無垢の状態からの方が作業もやり易く新品同様になります。
やっぱり上塗り仕上げでは無理が有ります。

プライマー塗装から溶剤サフ下ベース塗装!

ダイヤモンドカットする天面は塗装が被る程度でそこは無視して表裏本体丸ごとガンメタ塗装をします。

メタリックですので一旦クリアーでメタを抑えます。

天面の塗装をスライスしながらダイヤモンドカットしてオンクリアー完成です。

インナーリムや側面リムは最初に塗ったスポーク窓部(縦壁)と当然同色仕上げになります。

切削ラインの入ったポリッシュ方を昔はヘアーラインと呼んでいましたが今はダイヤモンドカットと言います。
最初のガンメタ抑えのクリアーと最後のダイヤモンドカット抑えの丸塗りクリアーとなりますのでクリアーは2回塗りになります。

こちらは切削式ではなく磨き工法のバレル研磨ノークリアー仕上げです。
磨き工法の「BBFバフポリッシュ・バレル研磨」はツル肌仕上げのためオンクリアーは任意となりますが、「ダイヤモンドカット」は虹色ラインを保護するためにオンクリアーは必須条件です。
ポリッシュのオンクリアー・ノークリアー特性についてはこちら
★ダイヤモンドカット不可なモノと注意点★
1・表面削り出しは平滑なディスク構造のみとなり、丸みを帯びたディスクにはダイヤカット不可。
2・共振歪み・横振れ縦振れの有るモノは均等にカット出来ませんのでダイヤカット不可。
3・深リムや旧RSリムや旧式のOZ(AMG・フッツーラ)などの3Ps1枚型の肉薄リムは肉厚確保や強度確保の面からダイヤカット不可。
4・ディスク面へのダイヤモンドカットの場合、ホール穴がフラットタイプのディスクは旋盤取り付けの際、治具ナットが干渉しますのでダイヤカット不可。
5・2Ps溶接ハメ殺しのホイールはリム、ディスクが単体にならないため構造デザインにより加工不可なモノが多くなります。 
6・肉厚の有る1Psはある程度複数回のダイヤカットは可能でも元々肉厚の無い2・3Psのリム(LM・RS-GTなど)に何回もスライスすれば肉厚が薄くなってしまうためダイヤカットは2回までが限度です。
※磨きなら何回でも再研磨可能です。
4本セット塗り替え、磨きリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。 
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2013.05.27
ボルクTE37とロードスター純正スーパーポリッシュバレル3次元研磨
純国産(鍛造・鋳造)1Psホイールへのバレル3次元研磨+オンクリアー
VOLKブロンズアルマイトからバレル3次元研磨+パウダーオンクリアー

和歌山県のお客様・・バレル3次元研磨を前提に新品購入からの依頼です。どうせバレルをする訳ですので、高価なブロンズアルマイトでなくてシルバーかホワイトの塗装仕上げでもよかったのですが・・・

ブロンズアルマイトの剥離・・アルマイトは塗装では有りませんのでアルマイト専用の薬品剥離となります。

3次元研磨ですので隅々までハンド荒研磨をします。

バレル荒研磨!

バレル中研磨!

これよりひたすら手作業研磨です。

様々な研磨機で下研磨をします。

ホール穴付近やスポーク角縦壁など何回もハンド研磨してバレルとハンドの繰り返しです。

バレル仕上げ研磨の完了!
これよりパウダークリアーを塗ります。

真っ白けのパウダークリアーを本体丸ごと噴射!
200℃で約10分ほど焼けば透明な樹脂被膜になります。

バレル3次元研磨からパウダークリアーの完成!

インナーリムや側面リムもパウダークリアーフィニッシュ肌になります。
※新品卸でしたのでシールも再利用貼り付けして有ります。

ネジ締め込みタイプのキャップ(BBS-RS)などは治具にセットしてバレル研磨が可能ですが、はめ込みタイプのキャップはバレルの圧力でキャップが外れたり割れたりしますのでバレルができませんからバフ研磨にての対応となります。
マツダ/ロードスター純正オプションバレル研磨ガリ傷修理から再ポリッシュ

鹿児島のお客様・・・ロードスター純正で当時モノでは珍しいバレル仕上げの純正ホイールです。※白シミはポリッシュ特有の水侵入による腐食です。

まずは溶接肉盛りによるガリ傷修理から

バレル3次元再研摩から溶剤硬質オンクリアー完成!
※新品時のオンクリアーは量産タイプの肌の弱い1液型クリアーに対して後塗りクリアーは2液型(3:1)の硬質クリアーを使っていますので新品より肌の固さは期待できます。

デザイン天面は勿論の事スポーク縦壁、角部のシミ腐食を削除して念入りに磨き込んで有ります。

お客様(お医者様)曰く、新品オプション設定時の仕上がりより後磨きの方が行き届いた細かな磨きで再研摩の方が遥かに綺麗だと大絶賛していただきました。
それも純国産エンケイ製品だからです。・・・
色塗りやクロームメッキのよう荒素地を隠せない素地表現のポリッシュ仕上げは「生産国・素材・造りの良し悪し」と「虫食い腐食」がそのまま正直に現れます。
※食から工業製品まで巷で問題視されてる中国製品!そんなMade in Chinaのホイールが高品質な「国産ホイール」と同レベルの仕上がりになる事は期待出来ません。・・・・・
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2013.05.24
WORK分解不可とVOLK分解可能なホイールのパウダーコート
WORKの2Ps溶接ハメ殺しとVOLKの分解可能な3Psホイールのパウダーコートによるリム/ディスク塗り分けのリフレッシュ・リメークです。
2Ps溶接ハメ殺しは「違う素材と違う表面処理」のモノを溶接でくっ付けてあるため現状のままの加工では新品同質の再現は100%不可能です。さらに他カスタムオリジナル加工も限られます。
それに対して分解可能な2・3Psホイールはパーツ別に下処理から「再塗装、磨き、メッキ」全て可能ですので、新品同質の再現はもちろんの事、完全カスタム加工もすべて対応出来ます。
2Ps溶接ハメ殺しと分解可能な3Psホイールへのパウダーコート塗り分け
その1・・「分解不可」WORK2Ps溶接ハメ殺しのマットブラック&グロスブラック

鹿児島県のお客様・・WORKお得意の2Ps溶接ハメ殺しです。リムは「合金プレスのアルマイトメッキ」でディスクは「鋳造のダイヤモンドカット」ですが、分解できないたためリムへのアルマイトもディスクへのダイヤモンドカットも傷が入ってしまえばオリジナルの再現修理は絶対不可能です。!限られた他の加工での対応となります。

リムとディスクは違う表面処理のため違う剥離方で塗装剥離とアルマイト剥離します。

インナーリムや側面リムも研磨して1Ps同様に丸ごとパウダーマットブラックを噴射します。

パウダーマットブラック完成後にディスクをマスキングしてアウトリム面をグロスブラックにします。

アウトリムのグロスブラック完成です。

インナーリムや側面リムは1コート目のパウダーマットブッラクになります。

黒の艶消しと艶有りマスキングによる2トーン表現です。
その2・・「分解可能」VOLK3Psパーツ別のマットブラック&クローム調パウダーコート

静岡県のお客様・・往年の名品VOLK鍛造Gr-Aです。20数年前のホイールですが程度は文句なし!・・年代モノとは言え、国産鍛造品は「磨いて良し、塗って良し、軽くて取扱いに良し」と良い事ずくめの3拍子揃った商品ですので作業する側も嬉しいホイールです。

剥離ブラストからアクション研磨!

アウトリムをパウダー下処理のため表側面全面研磨します。

ピアスボルトも剥離ブラストします。

ディスクへのパウダーマットブラックの噴射!

ピアスボルトへのパウダーマットブラックの噴射!

アウトリムへのメッキ調パウダーコートの噴射!

メーカー曰くクロームメッキ調との事ですが焼いてみれば鉛色みたいな感じでメッキ調にはほど遠いです。まだバレル研磨の方がメッキに近いかも・・・

クロームメッキ調色(鉛色?)に2コート目のパウダークリアーを噴射!
パウダーコートの2コート目はレベリングが多少劣りますが今回はあくまでも強度重視とのリクエストです。

全パーツ個別の作業の完了!

合体完成です。アウトリムのクロームメッキ調からパウダークリアーを塗ったら鉛色から合いが変わりハイパーシルバー(DSK)のようになりました。

インナーリムは程度良好でしたので今回は塗装なし洗浄研磨のみです。

パウダー2コートのアウトリム単体は塗装領域が小さい事と鍛造品で有る理由で上手くいきました。しかし鋳造1Ps丸塗りのパウダー2コートの場合はここまで上手くいかないかも知れません。

写真を頂きましたので紹介します。
古いホイールとは言え現行車でも良く似合っていますね。
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2013.05.21
ハルトゲ22インチとカップホイール16インチ3次元バレル研磨
BMW用ハルトゲ22インチとゴルフ用ワーゲンカップホイール15インチを当店自慢のバレル研磨による3次元研磨します。
ポリッシュ仕上げは素材の良し悪し(生産国)により左右されますので2台伴に海外製のCAST鋳造ホイールのため本国生産(ドイツ製)なら良いですが・・・中国製だったら仕上がりは期待できません。
それらは入庫した時点では判断つきませんので磨いてから結果が見えてきます。・・でも今回は無事に2台共バッチリ光ってくれました。
同時入庫でしたので海外製鋳造ホイール2台まとめてバレル3次元研磨の紹介をいたします。
ハルトゲ22インチとワーゲンカップホイール15インチのスーパーポリッシュバレル3次元研磨
その1・・ハルトゲ1Ps22インチバレル3次元研磨(オンクリアー)

大阪府のお客様・・・2Psに見えますがダミーボルト付の2Psみたいな1Ps鋳造ホイールです。これを隅々まで3次元研磨で磨き込みます。

塗装剥離してから手作業にて数種類の特殊エアーツールを使い隅々まで研磨していきます。

肌が揃い平滑面が出たところでバレルのメディアを荒研磨用にしてバレル荒研磨!

一旦ハンド研磨してバレルのメディアを中研磨用に変えてバレル中研磨!

バレルのメディアを仕上げ用に変えて、「ハンド研磨~バフ研磨~バレル仕上げ研磨」を数回繰り返しバレル3次元研磨の完成です。これから溶剤硬質クリアーを塗ります。

キャップとダミーボルトも磨いてオンクリアーして完成です。

1Psは本体丸ごとバレル水槽混入磨きのためインナーリムや側面リムもついでに綺麗になります。

スポーク縦壁からピアスボルト回りの周辺奥部まで芸の細かな研磨です。

メッキと違いアルミ独特の光沢風合い落ち着いた大人の輝きになります。
※このサイズのクラスなら3次元フルポリッシュ仕様の新品ホイールは4本で90万円以上しますが、低価格で全く同じ加工が可能となります。
バレル研磨は22インチまでが限界サイズです。
その2・・ワーゲンカップホイール1Ps15インチバレル3次元研磨(ノークリアー)

神奈川県のお客様・・・4本共ガリ傷だらけですが切削ポリッシュのシミ、腐食が少ないですのでこれならバレル研磨の効果大です。
※バレル研磨はガリ傷の有無よりシミ、腐食の程度で仕上がりが決まります。

素地むき出し表現ですので肉盛り研磨形成は誤魔化しが効きません。ここが腕の見せ所です。

肉盛り修理してリム研磨!ここからひたすら磨き込みに入ります。
中工程は上記ハルトゲとほぼ同じですのでカットします。

キャップは4枚欠品でしたのでこちらで4枚用意(ワーゲン純正品では有りません。)ワーゲンマークのシールを造って貼り付けしてバレル3次元研磨の完成です。

人相の悪い顔が映り込んでいます。・・・すみません。
色塗りと違い素地表現のポリッシュ仕上げは「素材・造りの良し悪し」と「虫食い腐食」の無い事が一番重要な点です。「虫食い腐食」が奥深く浸透したモノを無くなるまで削ってしまえばホイールが無くなります。
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2013.05.15
OZフッツーラ/ハイパー塗装&ポリッシュによるフルリメーク
ヤフオフ購入で出品者側から直接送って来たフッツーラです。
ご依頼者は現品を確認されていませんが、曲り有りとガリ傷有りでさらにピアスボルトは再生不能の錆びだらけでした。・・・
幸いフッツーラの純正ピアスボルトは1台分在庫が有りましたのでそれを提供します。
修理からのリフレッシュは普段通りに進みましたが、キャップロゴのハイパー塗装文字に今回苦労しました。
OZフッツーラハイパー塗装リフレッシュ・リメーク

新潟県のお客様・・・曲りやガリ傷は有りますが肝心なポリッシュが傷んでいませんのでこれなら綺麗に復活出来ます。
※ポリッシュリムは曲りやガリ傷より腐食の有無が仕上がりを左右します。

年代モノですので曲りやガリ傷はつきものです。

ガリ傷への溶接肉盛り修理

他のディスクを仮付けしてアウトリム研磨

他のインリムを仮付けしてBBFバフポリッシュ仕上げ



各パーツの塗装剥離からブラスト研磨して塗装の前処理

こちらで用意したOZ純正ピアスボルトはクロームを生かしたブラックポリッシュに加工します。

ナットもブラストかけてパウダーコートします。

インリムはまとめてパウダーコート前の120℃空炊き

ナットへのパウダーグロスブラックの噴射!
パウダーコートは頑丈肌ですので締め付け工具を使っても簡単には剥げません。

当店定番となったインリムへのパウダーグロスブラック噴射!
エンブレムのハイパー塗装ロゴ文字加工
       ↓

エンブレムはアルミ缶のような薄いアルミ板モノですので外すのもコツが有ります。
まずは溶剤サフを塗ります。

背景の赤塗装(一旦クリアーまで完成させます。)

カッティングプロッターで抜き文字のマスキングシールを余分に作ります。

エンブレムに抜き文字シールを貼って抜き文字部分をハイパー塗装します。
※シール式ロゴならここで完成ですがここからが大変です。

たかがロゴ文字とは言えハイパー塗装は「プライマー+ベースカラー+アンダーコート+ハイパー塗装+クリアー塗装」と多層塗りになります。

文字塗装完成してマスキングシールを剥いでもう一度全体をクリアーで被しますが、マスキングシールの糊残りがありそれを削除するのに手間がかかりました。文字の塗膜が厚いためそれを自然な感じにするためにこれからクリアーをこってりとブ厚く塗ります。そうする事で文字の凹凸が無い自然な感じになります。

各パーツ磨き&塗装の完成です。

黒染めしたピアスボルトを装着して無事合体完成です。

当店定番のインリムへのパウダーグロスブラックは肌強度と耐熱性、汚れが目立たない利点だけで無く黒と無垢のコンストラストで締まりが有り見た目もグッドです。

テカテカに光ったリムポリッシュの事より完全なる曲り、ガリ傷修理を評価してください。

■OZフッツーラ/フルリメークの詳細■ 
1・アウターリム・・・・・・・・・・BBFバフポリッシュ(ノークリアー) 
2・インナーリム・・・・・・・・・・パウダーグロスブラック 
3・ディスク&プレート・・・・・・ハイパーブラック(DBK)
4・ピアスボルト・・・・・・・・・・OZ純正品交換、黒染め
6・エアーバルブ・・・・・・・・・洗浄研摩 
7・完全分解に伴うシーリング打ち直し 
8・エンブレム・・・・・・・・・・・・ハイパー塗装ロゴ文字 
9・リムシール・・・・・・・・・・・ロゴシール作成(小文字のため透明シート抑え)
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2013.05.09
BBS-LM/ホンダNSX用リム交換によるリフレッシュ・リメーク
2PsのLMは3PsのRSようにパーツ別にアウトやインだけの交換が出来ませんし、またリムだけは売ってませんのでLMなど2Psのリム交換やディスク交換したい場合は本体丸ごとドナーとなるホイールの提出が必要になります。
※LMに限らず2Psはすべてドナーホイールが必要です。
フロント、リアー異サイズのホンダNSX用のLM8本からリムとディスクを差し替えて美味しい処取りによるリフレッシュ・リメークです。
BBS-LM17&18インチ/ホンダNSX用リム/ディスク交換によるリフレッシュ・リメーク

香川県のお客様・・・・LM8本用意いして頂きリムとディスクをそれぞれ差し替えしてオリジナルサイズに1台作り変えます。

クロームのピアスボルトと2Ps本体のリム取りとなる側のLMです。

ディスク取りとなる側のLMです。分解ついでにゴールドディスクを高級感あるDBKに塗り替えます。

リム取りとなるリアー側のアウトリムは修復歴有りで至るところ削り込みとパテ埋め痕が有りましたのでそれを削除して手直し肉盛り研磨形成します。

ゴールド側のディスクは15ミリ厚いタイプですのでもうワイトレなど付ける必要もなくさらに深リムと交換すればオフセットが今までより1インチ(約25ミリ)マイナス側となり、リアーフェンダーはツライチ君になります。

元ゴールドを剥離研磨してハイパーブラック(DBK)を塗ります。

黒ベースから銀膜(ハイパー)添付状態です。これから120℃で焼き付けします。
この段階ではまだクリアートップコートは塗って有りません。

17インチフロント側の完成です。
フロント側はリムもディスクも同条件のためオフセットは変わりません。

18インチリアー側の完成です。
リアー側はハイディスクと深リム合体のため1インチ(約25ミリ)フェンダー側へ出てきます。

リムフランジのガリ傷修理した周辺です。パテ埋め補修は一切行っていません。

アウトリムのフランジ部はシルバーメタを残してBBSバフポリッシュ(ノークリアー)仕上げです。
ハイパーブラック(DBK)には赤パッチとクロームボルトは高級感が増しよく似合いますが、これも好みの問題ですので黒パッチ、黒ボルトのままのリクエストも少なく有りません。
アウトポリッシュリムのオンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら 
  
アウトリムポリッシュ方は(BBFバフポリッシュ・バレル研摩・ダイヤモンドカット)などご予算お好みに応じて対応しています。 
3種類のアウターリムポリッシュ研磨についてはこちら 
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2013.05.05
BMW用/BBS-RS16インチ修理からのリフレッシュ・リメーク
120-5HのBMW用BBS-RS16インチの修理からのリフレッシュを2台(7本)オーダー頂きましたのでまとめて紹介します。
1台は1本欠品のためこちらで同品を準備しましたがセンターディスクの高さが4ミリほど違いましたのでリアー側のディスクの高さを合すために同じ高さのセンターディスクを2枚交換しました。
BMW用/BBS-RS16インチ修理&リフレッシュ・リメーク
東京都のお客様・・・いつもお世話になっていますBMW専門のお得意様です。
曲りガリ傷は有りますがポリッシュのシミ腐食が有りませんので問題無くシルバーメタでリフレッシュ・リメークします。

こちらは1本欠品で3本しか有りませんが、当店に在庫が有りますのでそれを提供してゴールドにリフレッシュ・リメークします。

曲りをハンマーの叩痕が有りますが、ハンマーやペンチなどではリム曲りは治りませんし、かえって凸凹になり修理しずらく要らぬ傷も入ります。

こちらは手つかずの自然な曲りです。

センターディスクとメッシュプレートの塗装剥離からブラスト研磨をします。

溶剤カラー仕上げ(シルバー&ゴールド)ですので下処理も溶剤のプライマーからサフ塗装をます。

インナーリムはパウダーグロスブラックを塗りますのでインリム研磨をします。

インリムへパウダーグロスブラックの噴射!

アウトリムは曲り、ガリ傷修理完了後、他のディスクを組んで鏡面研磨します。

本国仕様のRSのピアスボルトはナシジ(黄色っぽい光沢が無いタイプ)のため磨いても光沢は出ませんので純正品の再クローム済みと社外ゴールドのピアスボルトに2台それぞれ交換します。

ナットもブラストかけてパウダーコートで防錆効果大

2台分(40パーツ)の別々の磨きや塗装完了です。

再クロームしたピアスボルトを装着してシルバーメッシュの完成です。


全体が綺麗になればRSの場合ピアスボルトもやはりクロームで光っていないと見た目仕上がり感が半減します。

社外M7新品ゴールドピアスボルトを装着してゴールドメッシュの完成です。


RSのピアスボルトにはゴールが有りませんのRS純正のクロームを金に染めるか社外品のゴールドに変えるかいずれかの方法となります。

GW前にRS軍団4台完成しました。GW開けもRS軍団7台作業準備中です。
※15~17インチまでのレギュラーサイズのリムやディスクは多数ストックしていますので、「修復暦有りのリムや曲り、割れ、腐食」のひどいモノは在庫がある限り、リム交換、ピアスボルト交換、キャップ交換して修理、リフレッシュいたしますのでどんな事でもご相談ください。  
GWも挟み納期がすべてずれ込んでしまいご迷惑おかけします。 
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