仕上げ実績・ブログ
2012.11.03
BBS-LM18インチ/バレル研磨3次元ブラックポリッシュとパウダークリアー
BBS-LM18インチのリムの大きな曲りによる割れ修理からリムをパウダークリアー してセンターディスクはバレル研磨3次元からのブラックポリッシュです。 
ベースを光らさない事には表現出来ない当店独自のカラーポリッシュ工法です。 
大きな曲り修理2本と割れ修理が有りさらに3次元研磨のため納期もそれなりにかかりました。 
BBS-LM18インチの曲り割れ修理からバレル3次元ブラックポリッシュ+リムパウダークリアー(BM-P) 
 
和歌山県のお客様・・・2本大きく曲っています。鍛造リムは硬いため大きく曲れば確実にクラックが入ります。曲り割れを直さない事には先へ進めません。 
 
曲りによる横割れです。 
 
割れたままのプレスでは割れ口がさらに広がりますので割れを仮止めして曲りを直してから本格的な溶接研磨形成して無事割れ修理の完了です。 
 
修理が終わればリム研磨機からバフ研磨してバレル研磨機用に他のディスクを付けて仕上げます。 
 
バレル研磨で磨き込み完成後、粉体塗装(パウダークリアー)を噴射します。 
ここで2Psリム本体は完成です。 
 
センターディスクは剥離から3次元研磨用に前処理研磨します。 
 
バレル荒研磨 
 
デザイン天面はトレース研磨で磨き込みます。 
 
スポークサイド面の研磨となる3次元はエアーツールやハンド研磨でひたすら手で磨きます。 
 
フィニュッシュはバレル研磨の仕上げ研磨を数回繰り返しして3次元研磨の完成です。 
  
3次元研磨の光沢を反映させて黒を透かしたブラックポリッシュです。 
ベースをテカテカに光らさないと飴玉みたいなブラックポリッシュは表現できません。 
  
ゴールドピアスボルトで組み付けして完成です。 
黒と金は良くマッチしています。 
  
2Psリム本体は丸ごと水槽に付けてバレル研磨しますのでついでに綺麗になりますので裏面、側面も丸ごとパウダークリアーを塗って有ります。 
  
あまり黒を濃くすればバレル研磨が死んでしまいますので、ブラックポリッシュは薄からず濃からずの程よい黒の濃淡にしています。 
■BBS-LM18インチリフレッシュ・リメークの詳細■ 
1・インリム・・・曲がり、割れ修理からバレル研磨(パウダーオンクリアー) 
2・インナーリム・・・バレル研磨(パウダーオンクリアー) 
3・センターディスク・・・・・バレル3次元研磨からブラックポリッシュオンクリアー 
4・ピアスボルト・・・・・・社外同規格M7ゴールドクロームと交換 
5・エアーバルブ・・・・・洗浄研磨再生 
6・エンブレム・・・・・・・赤バッチ 
 
写真を頂きましたので紹介します。ド派手なアリストですね・・・
いっその事ピンクポリッシュとグリーンポリッシュの片側2色仕様もいいかも!
他所に無いバレル研磨機や塗装ブース設備もそれらは最終仕上げのための専用設備機器です。 
最初の工程となる肝心要の修理が出来ないとそれら専用設備機器は何の役にも立ちません。 ワンオフ作業のほどんどは職人の手による手作業です。 
4本セットリフレッシュ・リメークに限り今年も送料往復無料キャンペーンを継続中です。 
修理ついでに色換え、磨きなどお考えの方はこの機会に是非ご相談ください。 
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