仕上げ実績・ブログ
2011.08.26
BBS-RSガリ傷修正からダイヤモンドカット+他割れ修理
BBS-スーパーRSのディスクガリ傷修正とリムのガリ傷修理からダイヤモンドカット加工との個別修理のご紹介です。 
4本リフレッシュ・リメークの場合は「オリジナルのカスタム化」のためリムポリッシュ仕上げはBBFバフ鏡面研磨・スーパーミラーバレル研磨・ダイヤモンドカットなど好みのポリッシュ選択となりますが、単品修理の場合はお手持ちのホイールと肌表現を合わすために同種の加工が必要です。今回のスーパーRSのポリッシュは本来ダイヤモンドカットのため単品修理の場合は、リムポリッシュ面は同じダイヤモンドカットをして新品と同質、同肌の仕上げを追求、提案しています。 
 
  
ホイール正面部からヒットしてディスクからリムまで大きな傷が入りエアーバルブも折れてしまっています。 
 
  
ディスク部は塗装仕上げのためパテ埋めでも構いませんが、キャップと干渉する角部はパテ埋めではまずいため肉盛り溶接をします。 
 
  
肉盛り溶接などは簡単な事ですが、研磨形成が時間を要します。 
複雑な箇所のため グラインダー、ヤスリ、ペーパーを使って、手で削って形を造るのです。 
今時アナログ的な修理ですが、この作業は20年前から変わっていません。 
パテ形成なら簡単ですが・・・・ 
 
  
形が整ったら塗装の下処理です。 
ここまでくれば後は普段通りの塗装工程です。 
 
  
2Psリム部のリムフランジはオリジナル同様にシルバーメタにしてポリッシュ面はダイヤモンドカットです! 
 
  
リムとディスクの個別の修理が完了後、ピアスボルトで締め付けて完成です。 
BBS専用エアーバルブは当店在庫のモノを取り付けて、リムが新品同様になったため ピアスボルトも外したついでに洗浄研磨してあります。 
 
  
ダイヤモンドカットのリム肌の質感は新品同様になります。 
メッシュ部の形もバッチリです。 
単品修理はオリジナルのポリッシュ肌に合わす事が第一条件ですが、 
4本リフレッシュ・リメークの場合はお好みのポリッシュ仕上げでいたします。 
アウターリムポリッシュ仕上げは「BBFバフ鏡面研摩、スーパーミラーバレル研磨、ダイヤモンドカット」の中からご予算、用途に応じて、お好みの研磨方をご指定ください。 
1・コスト面重視ならBBFバフ鏡面研摩!(オンクリアー&ノークリアー) 
2・他所に無いカスタム重視ならスーパーミラーバレル研磨!(オンクリアー&ノークリアー) 
3・オリジナルの新品と同質重視ならダイヤモンドカット!(オンクリアー) 
※ダイヤモンドカットへのノークリアーは切削ラインの虹色が消えてしまいますのでオンクリアーは必須条件です。 
オンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら 
3種類のアウターリムポリッシュ研磨についてはこちら  
★こちらは「RACING PIAA」の曲りによるリム割れ修理です。 ★ 
 
  
表裏大きく曲ってクラックが入っています。 
良くある修理ですので、何て事の無い修理です。 
 
  
まずは曲りを戻してから開先を大きく取り溶接準備に入ります。 
 
  
溶接ムラや巣穴ピンホールがない様に表裏を包み様に溶接します。 
 
  
これも先ほどのBBS同様に完全ハンド研磨形成です。 
色を塗るだけなら誰でも出来ますが、基本となる修理研磨形成が出来てこそホイール修理屋さんの職人技です。 
 
 
予算的にお客様がご自分で塗装するとの事ですので この状態で納品しました。 
パテ埋めやコーキング隠しなどやっていませんので、塗装前の状態でも自信を持って出せます。 
色を塗ってしまえばどんな修理したか判らなくなりますよね! 
基本・土台となるホイール修正がまずしっかり出来でこそリフレシュ・リメーク・カスタムへと繋がります。 
単品修理は片道当社負担、4本リフレッシュ・リメークは往復送料無料キャンペーン中です。 
(有)オートサービス西HPはこちら 
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