仕上げ実績・ブログ
2015.01.24
BMW用アルピナTRXインチ規格リム制作からのリフレッシュ・リメーク
35年前の海外製のホイールで14インチでも15インチでも無い特殊サイズTRXミリ単位規格のホイールのためこれを修理リフレッシュしてもタイヤが無いとただの飾りオブジェになってしまうため現品のディスクに合してインチ規格のリムをワンオフ制作して15インチに造り直し復活したアルピナの紹介です。
BMWアルピナTRXリムからインチ規格リム制作リフレッシュ・リメーク

宮城県のお客様・・・分解された状態で送って来た14インチでも15インチでも無いTRXのミリ単位のリムのアルピナです。

海外サイトからの中古輸入らしくレベルの低い大雑把な修理で薄っぺらいパラペラのリムに変わり果てています。どの道このミリ規格のリムサイズではタイヤが無いため廃棄処分です。

ディスクはまあまあ程度が良かった事が幸いしてこのディスクを基準としてインチ規格リムへの勘合加工からアウト&インリムの3Psをワンオフで造ります。

ディスク部は塗装剥離してから削れ部分は肉盛修理します。
パテ埋め補修からの塗装はいたしません。

このディスクにはリムとの勘合溝など無く単にピアスボルトだけで位置決めしてあるようです。

ワンオフ制作の15インチ規格のリム内径にぴしゃりと合うようにディスクの勘合加工です。これでリムの中心位置ずれは起きません。

ピアスボルトの受け案内穴開け加工してからブラスト研磨してアクション研磨で塗装の前処理をします。

最終仕上げが溶剤カラーですのでベースも溶剤ベースを塗ります。

イン&アウト計8枚15インチx7Jのワンオフ(一品物)リム制作完成!
アウトリムはBBFバフ研磨から光輝アルマイトでインリムはバフ研磨無しの白アルマイトになります。

35年前当時のアルマイトと違い進化した現代の光輝アルマイトの15インチアルピナの完成です。
※古いアルマイトのホイールで腐食の有るリムへ再アルマイトしても腐食痕が残るため腐食の有る再アルマイトは不可です。

アウトリムとインリムのシーリング直接結合のオーバーヘッド3Psになります。

ディスクの荒目の砂肌感は当時のまま再現塗装してあります。

新規15インチのリム内径合わせのディスクの勘合加工からリムワンオフ制作してアルマイト処理まで施し新たなピアスボルトの穴開け加工など多種の専門業者の連携も有り完成まで3ヶ月以上かかり35年前のアルピナのミリ規格がインチ規格のホイールとなり復活しました。
4本フルリフレッシュ・リメークに限り今年も送料往復無料キャンペーン中!
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
TEL0995-65-7225(平日AM9:00時~PM19:00時日・曜、祭祝日はお休み)
(有)オートサービス西HPはこちら

