2次元・3次元研磨について
2次元研磨とは表面のみの仕上げに対して3次元研磨はデザインサイド側面部までの下処理研磨の事を言います。
下処理研磨とは・・・
カラー塗装ホイールは塗装の密着性向上のためツブ肌ユズ肌状の鋳物肌を荒研磨してありサフやパウダーコートの下塗装で平滑面を出しカラー塗装してあります。塗装剥離後、それらの鋳物肌のゆず肌ブツ肌を平滑面ツル肌になるまで様々なエアーツールや手ガケにより削り落としてさらにハンドバフをかけ最終工程のバレル研磨機にかけるまでの完全手作業研磨を下処理研磨といいます。
下処理研磨にはリム面とディスク上面を仕上げる2次元研磨とディスクサイド面やへこんだ箇所など全て仕上げる3次元研磨があります。
2次元研磨はリム、ディスクの表面のみのためサイズ別で料金がおおよそ決まりますが、3次元研磨の場合、デザインや構造で決まりますので随時御見積もりとなります。そのため構造やデザインにより3次元処理加工不可の場合もあります。
2次元下処理研磨(表面仕上げの基本的なミラー研磨加工となります。)
リム・ディスクの表面をハンド研磨平滑にしてスーパーミラーバレル研磨機(特許)へと最終仕上げを行います。そのため構造、デザインに価格は変動いたしません。※ホリ深ホイールは別途お見積もりとなります。
3次元下処理研磨(表面からサイド面まで全てミラー研磨加工となります。)
リム・ディスクの表面からさらにサイド側面までハンド研磨平滑加工となりますので、2次元研磨の数倍手間暇のかかる下処理となり納期と料金が加算されます。また構造、デザインの問題上3次元研磨不可のものは2次元研磨となります。
リムは円で回転しますの通常のリム研摩機で研摩できまずが複雑な構造、デザインとなるディスク面をポリッシュ研摩するためにはスーパーミラーバレル研磨以外他に有りません。