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2011.10.29

ハマーホイールへのパウダーコートから溶剤ブッラク塗装

腐食、虫食いの酷いホールへ再塗装した後の腐食再発防止用としてパウダーコートでがっちりガードします。

虫食い、腐食が進んだホイールはいきなり溶剤カラー塗装ではなく、まずアルミ素地へ直接パウダーコートで土台を固めてからの溶剤カラーでのお化粧塗装がお勧めです。





ハマーホイールへのパウダーコートから溶剤カラー塗装仕上げ

 

千葉県のお客様・・簡単そうに見える普通のグロスブッラクのようですが、パウダーコートをベースとすれば虫食い、腐食の激しいモノがここまでなるには長~い工程があります。 お言葉に甘えて約4ヶ月ほど時間を頂きました。









5本ともガリ傷だらけですのでまずはガリ傷修理から始まります。









ブラスト研磨からハンド研磨してベースとなるパウダーコートへの下準備です。









虫食い、腐食の異物湧きを想定してそれらを抑える役目として念のためパウダー前のプライマーで空気や異物出現を極力抑えます。

 







異物湧きが出ない事を念じてパウダーブッラク噴射です。

焼いてみないと結果はこの時点では全く解りません。









焼き完成後、案の定5本ともみな異物湧きだらけのブツブツ肌になりました。









パウダー肌をサイディングしてもう一度パウダーコートします。

5本の内3本はこれの繰り返しで3コートもパウダーを載せています。

3コートパウダーは想定外のため最初のお見積もりに入っていませんが、いまさら言えないし仕方ありません。







ブツブツ肌の月面クレーターから点々肌になりましたので点肌を埋めるためこれから溶剤カラーの下処理に入ります。







肌揃えに溶剤カラー下処理のサフ塗装でファンデーションを厚めに塗ります。

ツル肌に整った状態で溶剤ブッラク塗装で見た目重視のお化粧です。









パウダーコートから溶剤カラー完成までに多くの塗膜が載ってます。

1・パウダー用プラマー 

2・パウダーブッラクの2コート 

3・溶剤用プライマー 

4・溶剤サフ塗装

5・溶剤ブッラク塗装

6・溶剤クリアーコート  計7~8層の塗膜が載っていますのでボルト穴もたっぷり埋まってしまいこのままではボルトも入りにくいためタップ切も要します。









こちらはアウターリムとなるアルミ製のリングです。

こんな構造のホイールは初めて見ましたがどんな風にタイヤがつくのでしょうか?









アルミ製のリングはバレル研磨機にて磨き込みします。

他のディスクを組んで荒から仕上げのバレル機投入です。









リングも同色カラーのご希望でしたが、リングが元々大きく沿っていましたので、塗装してしまえば装着時の反り返しで塗装が割れ剥がれてしまいますのでブラック塗装ではなく磨き込みをいたしました。









リングをつけるボルトやワッシャー類はブラスト研磨してからパウダーブッラク塗装をします。 パウダーコート肌なら工具で締め付けても簡単に塗装が剥がれません。









磨きこんだリングをつければこんな感じになります。





お客様より装着写真をいただきましたので紹介します。

ごっつい車ですね。



今回の一番の目的は単に見た目を綺麗に仕上げるのではなく素地土台をより強く頑丈にするのが目的です。

低温焼付けの溶剤カラー仕上げなら腐食、虫食いの酷いモノでもパテ埋めて、サフ塗って肌合わせすればパウダーのように手間かけずに仕上げる事ができますが、高温で焼くため湧きなど作業リスクの高いパウダーコートを選んだ理由は傷んだ素地肌をがっちり、保護ガートして素地からの腐食や塗装剥げメクレの再発防止を目的としてその分工程が増えて遠周りにもなりますが、より良い方法を提案、提供していきます。











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